認知症の義母が古びたせんべい缶を持って「これを捨てる、息子に言わないで」と繰り返していた。「旦那に内緒でちゃんと捨てとくんで」とその缶を受け取ると…

同居してた認知症の義母がある日、古びたせんべい缶を持ってウロウロしながらこれを捨てるんだ、息子に言わないでと繰り返し落ち着かない
だからわかりました、旦那に内緒でちゃんと捨てとくんでと受け取ると義母は安堵したようでニコニコしながら部屋に戻った
それからまもなく義母は亡くなり、約束通り缶の中身を捨てようと開けたら何通か義母宛の手紙が入っていた
好奇心に負けてつい読んでしまったんだけどその手紙から義母がソー○で働いてた事を知った
手紙はソー○の客らしき人からのラブレターでソー○嬢とか関係ない結婚してくれ、
息子さんともども幸せにしたい…みたいな内容だった

結局その人とは一緒にならなかったけど手紙をとっておくくらい大事な人だったのかもなと思いながら燃やした

ソー○だろうがちゃんと子供を養い育てた義母は立派だけど、旦那がそれを知るのはいい事と思えなかったし
何より義母が知られたくなかっただろうから一生墓場にもってく

118です
色々割愛してしまいわかりづらいとこがあったようでごめんなさい
義父は旦那が小さい頃に他界し義母は女手ひとつで育てたシンママで
旦那は義母がたくさん仕事掛け持ちして不自由なく育ててくれたと言ってたんでソー○で働いてたと夢にも思ってないと思う
そういう背景から旦那は義母を尊敬し大事にしてたけど悪い意味でのマザコンとかではなく
母さんに比べてうんちゃらみたいなことは言われた事も比べられたこともないし家事育児も積極的にやる人

義母はシンママなのにラブレターの主の男性となぜ結婚しなかったかわからないけど（手紙の内容からその男性も独身だと思う）
手紙を取っておいたってことはずっと大事に思ってた人だったんだろうなと思う

墓場持ってこうと思うのは旦那のためというより義母のためにのほうが大きい
最後、認知が進んでしまってた中でもその大事な手紙を捨てないといけない
息子に言わないでという意思表示をするくらい旦那には知られたくなかったんだろうなと思ったんで

長文すみません