697: 名無しさん＠お腹いっぱい。 2016/03/19(土) 23:36:11.50 .net
嫁が俺のクラスに転校してきたんだが、ハーフだったことですごく美人
系統で言うならローラタイプ、一瞬でモテた
転校して一月で5人の男子から告白された
俺はというとクラスに一人はいる教室の隅でジメジメしてるキノコみたいな男
嫁は登校初日からスカート短いしなんか髪が茶髪でチャラい(地毛だった)し
あ、これ関わっちゃいけない人種
と俺と別世界の人間認定した
嫁は滅茶苦茶性格が悪かった
どこに行っても目を引く容姿で常に誰かに監視されてるということがストレスで相当荒れた
そのストレスのはけ口に俺がロックオンされた
さんざん嫌味言われた
でもキノコ同士の連帯感みたいなのも生まれて、高校は同じ学校を受験
かなりレベルの高い高校だったから中学のやつらは数人しかいなくて、嫁が静かな高校生活を手に入れたことで俺も平和な生活が戻ってきた
嫁が「私反抗期だったのかな、中学のときはごめんね。自分でもわからないくらいイライラしてた」と謝罪してきたことで和解
お付き合いしてお互い27で入籍した
反抗期のｴﾋﾟｿｰﾄﾞをkwsk
胸糞悪い話だと思うよ
中学がご近所でも有名な底辺校で平気でイジメとか蔓延ってたんだが俺はオタクだったことで下駄箱にイタズラされたり、趣味の荷物を女子トイレに投げ込まれてたりした
嫁も程なくその仲間入りをしたわけだが、俺は男からのイジメがメイン、嫁は女からのイジメがメインだったからイジメの内容がかなり違う
嫁のイジメはかなり陰湿だった
俺は慣れたもんで「またか」と思いながら女性にヒソヒソされつつ女子トイレに投げ込まれた荷物を取りに入ったりしてたんだが
嫁はそれを見て「最低、変態」と俺を罵りまくった
「ならお前がとってくれよ」
「変態の荷物なんか触りたくない」
「はいはい」
「 geek！」
「はいはいキモオタですよ」
「なんで通じんのよ！」
こちとらネトゲでも英語で罵倒され慣れてんだ、そんな一言でいちいち傷つくかってーの
と心の中で言い返して無視してた
それが気に入らなかったみたいで、寝癖がついたままだとか、傘が花柄(折りたたみが捨てられ親のを借りた)だとか、そんなことで突っかかっては馬鹿にしてきた
俺の上履きはマジックで落書きされてて、ならいっそ染めてしまおうと墨汁で外側塗って何か凄いことになっちゃったんだが
それ見るたび嫁だけは卒業までバカにして笑い続けてたし
嫁の荷物はホント洒落にならないようなところに捨てられてて、4階の窓から隣の2階建ての建物の屋根に放り投げられたりしてた
嫁が俺に「男なんだからとれるだろ！」と無茶ぶりして、外壁よじ登って屋根の上に乗って荷物をおろしたりしてた
でも嫁は高飛車な態度でお礼とかなし
今思えば弱気にならないように常に気を張ってたんだと思うが
心をころす術を身に着けていた冷めきった俺は
「なんてワガママなお嬢様なんだ、絶対嫁には行けないタイプだな」と思っていた
教室でも「頭の悪いバカは嫌がらせの内容も脳タリンでも思いつくようなことしかしないから楽だわー」と言ってた
普通の容姿で言うならまだしも、嫁は顔だけはめちゃくちゃ綺麗なわけで
ただの強がりで言ったとわかるようなセリフも効果が悪い方へ悪い方へ力を発揮してた
そこから付き合うようになって結婚に至った流れもｋｗｓｋ
嫁は高校になってからもモテまくった
ただ賢い学生の集まる学校にきたことで中学の頃みたいにがっつく奴はいなかったし、女子も容姿でいじめてくる人はいなかった
それが一つ目の要因
二つ目は俺達の通学手段だったJRさんが霧だ崖崩れだ水没だで頻繁にとまってて、止まるたびに家に連絡すると母が迎えにきてくれて電車が動いてるとこまで運んでくれた
そのときに嫁も一緒に乗せていくようになり、自然登下校が一緒になった
決定的だったのは小学生の頃俺をいじめてた女子に電車で再会して罵倒されたときに、嫁がその外見フルに活用して
「なんなのこの人、鏡見たこと無いの？自分の見た目も酷いのに人のことキモいって言ってるの？こわーい」とぶりっ子キャラ炸裂させて庇ってくれたこと
「私は顔しか取り柄がありませんので」というから「俺は頭の良さしか取り柄がないな」と言うと
「見た目と中身、私達一緒にいたら何かと都合がいいね」
というのでお付き合いが始まった
好きとか言った記憶が無い
ちなみに結婚も当たり前に決まっててプロポーズしてない
嫁はあんまり言葉にするのを好まない
「口でいうことなんて信用できない。口で言うくらいなら態度で示して」という
見た目目当てで美味しいことばかり言っていい顔して近づいてくる人が多かったから、口先の言葉が嫌いみたいだ
嫁の母も綺麗で、日本に来た時に右も左もわからず口先だけの男に相当苦労したようだ
愛してるというより、櫛で髪をといてやる方が100倍喜ぶ
突き合うようになったのはいつから？
少なくとも高校時代は健全なお付き合いしてたよ
俺も嫁もキノコ族でまともなコミュ力を持ってなかったから普通の恋人の距離感がわからず
一応19歳で脱初こう為したけど苦難の道だった
キノコ族って何だ？
タケノコ族なら知っているが
日陰者っぽい感じ
教室の隅、日の当たらない場所でジメジメしてるからキノコ族
俺はキノコ派かタケノコ派かと言ったらタケノコ派
嫁はキノコ派だからこの話題を振ると戦争が起きる
そしてタケノコは負ける
・家に帰ると真っ暗だった。私(昼間なのに何も見えないっておかしくない？)→目覚めたら病院だった。
・「自分でお弁当を持ってくるなんて偉い！明日から僕の分も持ってきてくれていいよ」と言われた女性社員の返しに爆笑w
・上司「外回り行くときAと同行して」B「わかりました」→困惑顔のBだけが先に戻ってきた。B「Aさん、病気なのではと思うんですが」みんな「！？」
・新居に引っ越すと、双子の姉と私はそれぞれの部屋を与えてもらった。→母「火事よ！早く起きなさい！」そこからの記憶は曖昧で気づいたときには…
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・友達の家でご飯を食べさせてもらった時、ハヤシライスが出てきて端に赤いグミが乗っていた。「ん？グミ？」とつい声に出してしまったら友達のお母さんが…
引用元: http://hayabusa6.2ch.sc/test/read.cgi/tomorrow/1452950510/
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