上司「君ね、ちゃんと思いを持って仕事しなさい。適当すぎるんだよ」
俺「はい・・・」
上司「合ってる間違ってるは新人にはそれほど重要じゃないんだよ。間違ってて当たり前なんだから」
俺「はい・・・」
上司「問題は『なぜこうなったか』『なぜこうしなければいけないのか』だからbね。それがないから適当だと言っているんだ」
俺「はい・・・(くそ、うるせーな・・・シネ)」
上司「全然書類ができていない。ちゃんと考えて作ったのこれ?」
2年目俺「あ、はい、一応・・・」
上司「じゃあここはどういう意味で書いたの?」
2年目俺「あ・・・えっと・・・えー」
上司「自分が書いたものを説明できないっておかしくない?じゃあ誰がこの書類説明できるの?これを元に仕事する人は何を信じれはいいの?」
2年目俺「えっと・・・えっと・・・」
上司「書き直し。全部」
2年目俺「はい・・・(なんでいちいち怒るんだ。細かく教えてくれよ、くそ・・)」
てめーの仕事も大概いい加減だよな、って言ってやれいい
んで、ちょっと優しくされると「やっぱいい人だ..」て思っちゃうんだよな
上司「なぜ報告が遅いの?いま君は何をやってるの?」
3年目俺「す、すいません、他の案件もやってて・・・」
上司「ならまずそれを先に報告すること。何か作業を着手するまえにまず状況報告」
3年目俺「は、はいすいません・・・(グチグチうるせーな、くそ)」
上司「僕はもしかして実家に戻るかもしれない」
4年目俺「え、そうなんですか!(ラッキー)」
上司「君も新しい部署か。ちゃんと自分がやるべきことを理解してから行動するんだぞ。まずは確認、すぐに報告、それから作業だ」
4年目俺「わかりました(こいつの顔見なくていいとかせいせいするぜww)」
4年目俺「新上司さん、この書類、なんでこういう書き方なんですか?」
新上司「あー?さあ、昔からそうだし」
4年目俺「でも今や現場に即していませんよ。それに新上司の腰巾着さんもあの案件、なんで報告いただけなかったんです?」
腰巾着「え?別に来週明けで良いじゃん」
4年目俺「良くないですよ。それだとこちらの作業が回りませんし、報告はしっかりお願いします」
腰巾着「はいはい。あー今日は書類適当に仕上げて飲みいくか」
4年目俺「・・・(なんでこいつら真面目に仕事しないんだイライラ)」
部長「ゴラァ!あの案件どうなってんだぁ!」
新上司「いや、それは、私はまずちゃんとメールしましたし、相手も勘違いして」
部長「要領得ない回答すんなや!」
腰巾着「でも相手のメールも誤解を招きやすくてですね・・・」
部長「そういう話がしてーんじゃねーんだよ!」
5年目俺「認識の齟齬がでた問題点は○○ですよ」
部長「ん?」
5年目俺「以前から報告はあった問題です。○○と××が原因です。報告書はまとめておきました。以前からのあった話なので、その記録と解析データです」
部長「うっし、これで話できるわ。じゃあ次は・・・」
5年目俺「今週中に問題点の洗い出し、改善策の策定、対応スケジュール作成ですね。すでに草案はありますのでこれを」
部長「よし、この案件、お前が回せ」
5年目俺「はい(・・・別に大した案件でもないのに、なんで俺より年上の奴らが回せねーんだよ・・・イライラ)」
6年目俺「この案件の書類、随分綺麗だな。要点がわかりやすいし、丁寧な仕事だ。作成者は・・・」
作成者:元上司
6年目俺「・・・」
2年目新人「うぇーいww書類仕上げときました」
6年目俺「・・・これ、なんでここ、こういう書き方なの?」」
2年目新人「え?いや・・・なんでって」
6年目俺「なんで自分の書いた書類なのに説明できないの?自分が書いたものを説明できないっておかしくない?じゃあ誰がこの書類説明できるの?これを元に仕事する人は何を信じれはいいの?」
2年目新人「す、すいません・・・」
6年目俺「書き直し。全部」
2年目新人「はい・・・」
6年目俺「・・・人を叱るのって、気分悪いんだな・・・」
部長「あの課あんだろ、あれ、お前が回せ」
8年目俺「私が、ですか」
部長「俺が推しといた」
8年目俺「ありがとうございます。でも私の年齢で課長というのはあまり聞かないので不安もありますが・・・」
部長「大丈夫だろ。他にもお前くらいの歳でなった奴いるよ。新卒で最速で課長までなったやつ」
8年目「・・・その方って」
部長「あれ、ああ、お前元々あいつの下だったのか。どうりで仕事の仕方が似てるって思ってたわ」
8年目俺「・・・」
先日、1通のハガキが送られてきた
『地元九州で結婚しました』
『随分遅い結婚だけど(笑)』
『俺君は元気ですか?仕事の調子はどうですか?』
8年目俺「元気ですよ、元上司さん・・・」
完
それにくっつけて無能とかダメなやつとか仕事辞めろとか発案がカスばっかりとか言うのはダメ。死ね。
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