1: 名無しさん@おーぷん 201/08/28(木)21:13:45 ID:QwNtRChGj
最初に言っておくが俺が全部悪かった。
て言うかタチの悪い浮気をしたのが悪かった。
まずスペック(浮気騒動当時)
俺34歳会社員
嫁34歳会社員
浮気相手20歳アルバイト
田舎で普通に育ちふn
30の時に嫁が妊娠した。
この時に俺は過ちを犯してしまう。
そう、浮気である。
嫁がもう腹膨らんでるって言うのに、我慢できなくて、出会い系でアルバイトの若い女と知り合った
この若いアルバイト女は発覚当時の女とは違うくて、完全に割り切りの関係だった。
俺も一回限りのつもりの相手だった。
だが俺はアホだったんだな、これで味をしめてしまった。
こんなに簡単に割り切った関係が探せるなら、まだまだいける(バレずに色々な女とできる)んじゃないかと思った。
結果的にはその時の事は出産後すぐバレてしまった。
だが出会い系で一回限りの事だったし、風呂屋に行ったとでも思って、一回のみなら許すと言ってくれた。
俺は「はいはい」と思って、表面上は謝って心の中では「次はどうしよう」としか考えてなかった。
初めての過ちでネジが吹っ飛んでしまって制御不能と言うか頭がおかしくなったんだと思う。
それに加えて嫁は子育てに忙しくて俺の相手をしてくれなかったから上に仕事も忙しい時期だったもんで余計にストレス発散とスリルを楽しむので出会い系にのめり込んでいった。
コイツがメチャクチャ可愛かった。
沢尻エリカをもう少し細身にした感じ。
出会い系にもこんな可愛い子がいるのかと舞い上がった上に向こうが「アナタと結婚したい!」と本気で好きになってくれたんだからたまったもんじゃない。
向こうがこっちを本命になるようにとにかく貢いだ。
そのうち貯金を切り崩し湯水のように金が消えていく。
彼女にそれを伝えると「そんなに無理しなくても良いのに。もうブランド物とかいいから、落ち着いて一緒にいようよ」
とか言ってくれてなんて良い女だと思った。
ある時、嫁が俺に「親戚の葬式の為に2日ほど家を空けるから、子供の面倒よろしくね」と言ってきた。
4歳になったばかりの子供だから俺も大丈夫だと思い快諾した。
と、同時に「今日浮気相手家に呼べるじゃん」と考えついた。
子供なんか如何様にもお菓子で買収なり、変な証言しても誤魔化せると思った。
夜になり、早速浮気相手を家に召還。
沢尻エリカ似の彼女に子供もメロメロである。
オモチャ今度買ってあげるからお姉さんと遊んだの内緒ねーなんて言ったりしてた。
んで浮気相手にご飯作って貰って3人でご飯食べて幸せいっぱいだった。
この時までは。
その後すぐに子供は寝ついた。
そんでそれを見計らってすぐに俺と浮気相手は家を出てホテルへ直行。
家でしようと思ったけどさすがに子供に見られたらヤバいと考えて場所を移したんだ。
それが間違いだったんだけど。
早朝になり、浮気相手を家まで送り、自宅に帰ると家が無かった。
何を言ってるかわからないだろうがマジで、燃えつきてた。
よくよく携帯を見たら夜中に近所や嫁や実家の親から着信の嵐。
手が震えだした。
だって、家の中に子供置いてきたんだから。
一体何がどうなってるんだと。
そしたら嫁が泣きながら良かった生きてたんだってわんわん泣いてくれた。
もう罪悪感が半端無かった。
俺は震えた声で「こ、子供は」って言ったと思う。
子供は無事だった。でも大火傷で顔半分と足がヤバい状態らしかった。
もうその場で崩れ落ちて俺も泣いてしまった。
そんで病院の場所を聞き出して直行した。
浮気相手と食べたご飯はシチューだったんだ。
浮気相手はシチューだけ一旦テーブルに持って行って消すのを忘れたらしい。
そのまま火が運悪く近くに置いてあったふきんに着火してしまって、木造の家はあっという間に燃えてしまったようだった。
これはあかんやつや
釣りだとしても胸糞悪すぎる
子供がこんな目に合うとは思ってなかったし、子供は可愛いと思っていたから、事の重大さにもうすがりつくように泣きながら吐いて土下座して謝った。
妻は思いっきり俺にビンタして、しばらくは子供の為に付きっきりで看病する、良いと言うまで家に待機してろと言った。
家なんてもう無いのにな。
実家にも土下座義実家にも土下座した。
両親はもう泣いて俺を殴る蹴るだった。
義両親は「一応命に別状は無いですからそのへんで」ってそれを止めてくれた。
もうその優しさでまた罪悪感が増した。
浮気相手にも事の顛末をメールした。
だが浮気相手はここで途切れるかと思ったらそうじゃなかった。
「罪を償うなら一緒に償うよ!捨てられたらおいで!」と返信が来たのだ。
俺はその言葉に甘えそうになったが事も事なのでそうもいかない。
お前とは別れると返信したが結局うまいこと行かなくて「私が奥さん説得してあげる!」と来たもんだ。
後日話し合いの場を設けることにしたがこれが彼女の人生を潰す修羅場になると彼女自身考えて無かったと思う。
こう、俺の頭の中ではさ、浮気で話し合いってのは勿論別れる事や慰謝料、離婚の是非を決める物だと思っていた。
当日話し合いの場に登場した浮気相手は脳内お花畑で火傷もそのうち治る!どうせ二人は離婚するんだし慰謝料だって払う!そこから二人は0から出発する!子供いらないって言うなら私が引き取ります!
って意気揚々と宣言。
両親、義両親共に能面状態。
嫁はずと「そう。そう。へえ」とニコニコと相槌を打つ。
浮気相手は「以上です!文句があるならそちらからもどうぞ」と言った。
同時にやかんの湯が湧いてピューっと音がなった。
俺としてはこの音が張りつめた空気抜きみたいに思えてホッとした。
嫁は「ちょっと待っててくださいね。話が長くなるのでお茶入れるので」と席を立った。
俺の母親が「嫁子ちゃん。いいわよ」と言い嫁が「はい」と会話をした。
これは「こんな阿呆にお茶を入れる必要は無い」という意味かとその時俺は思っていたんだが、後々考えるとまったく違う意味だったと今ならわかる。
浮気相手はどうもありがとうございますとまだまだ呑気な雰囲気だった。
すると嫁が台所に戻っていった。
台所から戻ってきたと思ったら肉たたき持ってた。
両親達能面。
浮気相手「へ?」
瞬間、嫁が浮気相手の顔面に肉たたき叩きつけた。
盛り過ぎ、つまんね