取りあえず
俺氏34歳IT企業
嫁氏34歳専業
嫁とは付き合って2年で結婚して今7年目で嫁は典型的な
ギャクギレーゼ・アレンジャー・カンチガーイで自分の飯は食わないという役満クラスの嫁。
付き合ってる頃に作ってくれたケーキは嫁母作成というよく聞く話だった。
馬鹿な俺はいつか嫁が目覚めて美味しいご飯を作ってくれるんじゃないかとか妄想に励んで現実を見てなかった。
現実は付き合いの飲み会だと伝えてもヒステリーの電話。
帰ってくればマズ飯。残せば怒る。
体重は結婚直後から15キロくらい落ちてやる気とかそういうモンが日に日に無くなってた。
>>3
料理教室とか一緒に誘ったんだけど
「そんなもの行かなくても私には料理の才能が…」云々
味盲というよりも、旦那とは嫁にどんなマズ飯を出されても美味しいって言って食べるものだと思っているみたい。
でも、料理作っても途中で味見しないから美味しく出来なくて自分は研究と称して惣菜とか出前とか取るって言う。
一年位前に付き合いの長い上司(40)が結婚したと報告を受けた。
今流行の年の差婚って奴で嫁さんは16離れた24歳の女の子と聞いた時上司は若い子好きなんだなと優しい目で見てしまった。
上司自体は大沢たかお似のクールな性格。
おまけに仕事もてきぱきこなす人で結構モテるけど本人は結婚するつもりは無いなんて言ってた。
見
でもその上司が親子くらい歳の離れた女の子と結婚した時はやっぱり驚
きだったし、そりゃあ凄い絶世の美女か美少女かなんて勝手に思ってたんだよね。
たまに聞く嫁との新婚生 活も勝手に美少女で脳内補完してた。
それから半年くらい経った頃に上司から食事に誘われた。
嫁がメシマズなのは前から話してて何かと上司命令と言ってご飯に連れてってくれたり嫁を上手く交わしてくれた。
(嫁からのヒステリー電話にベロベロ酔っ払った振りして出て対応
だから上司との食事って嫁に言えばいつもよりヒステリーは控えめだったりする。(結局鬼電は来るけど)
その日は行きつけの和食屋に行く約束になり嫁にもメールし、一応了解は貰った。
上司はうーんと悩んだあと「俺の家で飯食うか」と突飛押しもない事を良い俺の返答も聞かずに上司嫁に電話を掛け
引きずられるようにして上司宅へと向かう事になった。
扉を開けて入るまでは凄く緊張した。
大沢たかお似の上司の嫁はどれ程の絶世の美女又は美少女なのかと。
此処
まで書けばお察し頂けると思うが現れたのは普通の女の子だった。24歳かと聞 かれればもう少し幼く見える。たべみかこ?って女優の目を少しぱっちりさせてちょっと肉付きよくさせた感じの女の子が上司を迎えた。
おっとりというかふんわりした空気の子が上司を迎え俺に一礼して「妻のみかこです」と挨拶してくれた。
それと玄関先までなんていうのかな、料理の匂いっていうのかな…そういう暖かい匂いが満ちてたのね。
相乗効果なのか上司嫁さんから異常な安心感を感じたのを今でもハッキリ覚えてる。
上司嫁さんは上司に
「急に帰ってくるなんて言うんですから…そういう時は早めに言ってください」
なんて文句を漏 らすから居た堪れなさで胃がキリキリした。
けどリビングに通されたら胃の痛みは空腹から来る痛みに変わっていた。
机には俺と上司の為におかずが用意されてた。
「酒 にします?ご飯?」
と上司嫁さんに聞かれて上司が
「コイツ腹減ってるからご飯かな」なんて笑えば
熱々のお味噌汁とご飯が出された。
変哲も無い海苔と豆腐の味噌汁に、ホウレン草の白和え?、コンニャクの鳥そぼろ
煮、鯖を焼いた奴。テレビとかで出てくる普通の一般的な食事だった。
ただ一口味噌汁啜ったら意味が判らない位涙が出た。
これが普通の家庭の味だなって、それじゃあ俺の嫁の飯ってなんだ?って
上司嫁さんはギョッとした顔した後にタオルをくれて、上司はゆっくり食えよって肩
俺の両親はもう居ないし兄弟も居ないから10年ぶり位に家庭の味ってモノを食べてるって感じがした。
隠し味が隠れてない甘酸っぱいカレーに真っ黒に焦げた煮物見た目は良いけど形容し難い味の 何か。
多分この飯を食えた事が一番最初の離婚への切欠だったと思う。
何か進展あったんだろうか
ご飯って大事だよね
自分も支援するわ
無事だといいのだが
バランスのとれた美味しい食事ってこんなにも健康を支えるなんてな。。
俺も若い時にそれに気づいていればメシウマ嫁捨ててメシマズ嫁つかむ事もなかったのに。
1には頑張って欲しい。
食事って大事だよ。
嫁に食事で責められて離婚したものだけれど、
ありゃ本当に辛かった。
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