一人で抱えているのがつらくなって、吐き出したいのですが良いでしょうか。
何があったし?
私の妻のことについてです。
私の妻は一回り下(30代半ば)で、夫の私から見ても、可愛らしく、人にも動物にもとても優しく、いつも笑っていて和ませてくれる、とても気立ての良い女性です。
私は、妻のことが大好きです。
彼女が起こっている姿など、ほとんど見たことがありませんでした。
怒っているときは私との喧嘩などではなく、義憤に駆られてのことが多く、誰か個人に対して怒るということは殆どないという人です。
恥ずかしながら、一回りも上の私よりも、人間がよっぽどできています。
続きます。
その彼女の実家に行ったときに、二人で街中を歩いていた時のことです。
彼女は福岡の出身で、今は私と東京に住んでいるため、今まで3度しか
そちらに行ったことがありません。
彼女の若いころの地元での交友関係などは全く知らず
(彼女も大学入学で上京してきたため、もう20年近く東京に住んでいます)
また今は地元の友人とは付き合いがないようでしたので、実家に帰っても
遊びに行く友人などは2~3人程度のようでした。
彼女と買い物をしていたとき、数歩離れたところに私はいたのですが、
突然彼女の腕をつかみ「Mじゃねえか」と声をかけてきた男がいました。
突然のことに彼女も私も驚き、止まっていましたが
男が勝手にべらべらと喋り始めました。
内容は、彼女に対してきれいな格好しやがってとか、どこに住んでるんだとか
仕事は何やってるんだとか、そういったどうでもいいような事を言っていましたが
その男の目つきが、なんというか異常者のような眼で
姿もどちらかというと汚らしい格好で、裾が擦り切れたようなチノパンと
よれよれのチェックのシャツで、妻に以上に顔を近づけていたので
慌てて私が妻との間に入り、その男と引き離しました。
続きます。
男は私を値踏みするように見てきましたが、私の方が背が20センチほども高く、
仕事柄体力もいるため、普段からトレーニングをして鍛えていたため
肩幅も相手の男よりもあったからか、幸いにも力づくでどうこうしようとはしてきませんでした。
妻も怯えて、私の背に隠れて男うかがっていましたが、彼女が気が付いたように
「Oさんですか?」
と声を掛けました。
そうすると、男が突然馴れ馴れしく
「そうだよー、俺のこと覚えてるだろ?よく遊んだじゃねーか。
車で送ってやったりしただろ?お前高校卒業したらいきなりいなくなるし。
てか、何こいつ?旦那なの?Tと結婚しなかったの?」
このようなことを言い始めました。
あとは勝手に男がべらべらと自慢話のような事や、自分がいかに苦労しているかを
10分ほど話していました。
勝手に話し終えると、Oという男が腹が飯食わせろ、お前の旦那金持ってんだろ?といい始めたので、
私もこのような人間は初めてだったので、呆気にとられて思わず睨みつけました。
しかしそれ以上に、妻が静かになっていたので気にかかり、彼女の方を見ました。
そうすると、今まで見たこともないような表情をして彼女が立っていました。
何と言いますか、
表情がないというよりも、目が見たことがないほど恐ろしいのです。
目の奥が黒く、私は今まで何度も怒りに身を任せた人間を見たことがありましたが、
それとは全く異質な、瞳孔が開いているというような感じで顔もやや青白く、
正直、人形のような状態の、「妻」というよりも、こんな人を見たことがなかったのです。
続きます。
彼女は、その顔で無表情のまま私の横に進んで
「お前が何をしてきたか知っているんだよ。
お前は付き合っていた彼女の家に押しかけて、家の中を壊してきたんだろう。
しかもその後警察に捕まったら逆恨みして変な奴らに嘘を吹き込んで
彼女を襲わせようとした。」
「それがばれて、お前はその筋の奴らにまで目をつけられたんだろう?
しかも今度は別の奴の美人局にまであって、その女恨んで暴行しにいったら、
今度はお前の実家が放火されて、家にいられなくなったんだろう?」
「会社も仕事も生活も、みんなお前が招いた結果だろ。お前のお兄さんたちから全部聞いてるんだよ。
借金?お前が勝手に作ったんだろ?ギャンブル狂いのパチカス野郎が。
クズに施してやるものなんてねぇんだよ。」
「たとえお前がどこかで野垂れ死のうが、今この場で首切って死のうが、何しようがお前に興味なんかないんだよ。」
「知ってる?愛の反対って、無関心っていうんだよ?」
「私はあんたに対して一切の興味もないの。どうなろうともどうでもいいの」
「今あんたに会ったことも、明日になれば記憶から消えるの。私のメモリーを
欠片であっても使いたくないし、使う必要もないの」
「消えろなんて言うつもりすらないの。あんたは本当にどうでもいいから。」
こんな言葉を、妻が一気にまくし立てたんです。
普段、彼女の口から聞いたこともないどころか、彼女の口から出ることすら想像
できなかった言葉がどんどん出てきて、彼女の無表情さから私は怖くなって
妻の肩を抱きかかえてその場から走り去りました。
続きます。
私も運転席に座りましたが、正直彼女の顔を見るのが怖く、私自身が恐怖で手が震えていました。
10分ほどたったくらいで、彼女からごめんなさいと突然謝られました。
いつもの妻の声でしたが、明らかにトーンは落ち込んでいました。
私も聞きたいことがあったので、いくつか質問をしましたがやましいことがあるわけではないようで、
全てはっきりと答えていました。
なぜあんな言葉を言ったのか、というところに対しては
・相手の男がやっていたことがあまりに酷く、許せなかった。
(当時、被害にあった男の元カノの女性と妻は面識があり、何度か一緒に遊びに行ったことがそうで、余計に辛かったようです)
・男の兄とも妻は面識があったそうで、その人物から、つながりがある人は連絡を絶った方が
身のためだと10年以上前に言われたことから、関わり合いを今後も絶つためだった。
・何より夫である私に、万が一のことがあったら嫌だということで、徹底的に
男を切り捨てて二度と徘徊できないようにさせた方がいいと思った。
大まかにこのようなことを言っていました。
続きます。
彼女の気持ちはよくわかりました。
普段から、私を大切にしてくれており、行動も言葉もそれに伴っております。
彼女は非常に愛情深く、誰に対しても比較的平等に優しく、若くして人間も出来上がっている、そんな彼女を心底愛していました。
しかし先日のこの一件で、彼女の裏の顔といいますか、見てはいけない顔を見てしまったようで
彼女の本性がわからなくなりました。
あの日以来、あの時の妻の能面のような顔が夢に出てきてしまい、恐ろしさにうなされて
目が覚めてしまうのです。
妻は私が目を覚ますと、気づいて声をかけてくれますが、彼女を抱くどころか
抱きしめることも、今は怖くてできなくなっています。
彼女のことは間違いなく大切ですし、愛しています。
しかしあの顔を見てしまってから、またあの表情を見ることがあったら、私は発狂して
しまうのではないかと思うほど、怖くてたまりません。
夢の中で何度もうなされて、苦しさが募り、食事もろくに入らなくなっています。
風呂上がりにマッサージをしてくれたり、
恥ずかしいことですが、夜もいつもより積極的に頑張ってくれていますが、どうしても途中でダメになってしまいます。
毎日していた帰宅時のキスもぎこちなくなってしまい、どうしたらいいのか
自分でもわからなくなっています。
こんなことを妻本人に言ってしまったら、間違いなく彼女を深く傷つけてしまいますし
最悪、彼女の性格から考えると離婚ということも言い出しかねません。
私は彼女を手放す事だけは絶対に嫌なのです。
心療内科などに行くほどのことでもないとは思うのですが
どうしたらいいのか、どのように考えたらいいのかわからずに…
ただ、どなたかに聞いてほしかっただけなんです。
男と実はできてたんだな
週何回か抱いていて今レスは不味いんじゃないの?
レスありがとうございます。
その点は妻に確認しましたが、それは断じてないと言っていました。
Oという男は、当時妻が付き合っていたTという元カレの友人だったそうで、
それで何度か一緒に出掛けたことがあったと言っています。
時期とTという元カレのことは以前彼女の友人(私も知っている人です)から
聞いた話と一致しているので、嘘は言っていないと思います。
妻とは週に3~4回営みがあったので、彼女自身の身体を十分に愛して
ある程度は満足させているのですが、肝心の時に私が途中でダメになってしまうので、
逆に妻が私に気を使っている状態です。
今まで仕事が忙しいときにそういった事が2~3回はありましたが、こんなことが続いたことがないため、
心配しているようです。
妻は以前看護師をしておりましたので、私の急激な変化でかなり心配をしています。
だからこそ申し訳なくて、自分自身が不甲斐なく思えてしまうのです。
俺なら興奮して、その男たちとつるんでた時はどんな行為してたのかとか聞いて抱いてやって燃えまくるぜ
お前のこと愛してるならそれで良いじゃねえか
なんだ?飯が食えないってw
もっと器の大きい男になれよ
今が幸せならそれで良いだろう、誰だってほじくり返されたくない過去なんてあるんだよ
スゴく傷つくよそれ
妻は隠すことはないから、聞きたいことがるなら何でも話すから聞いてくれと言ってくれます。実際、嘘を上手につける性格ではありませんので、多分隠していることはないと思います。
私自身のがなぜ彼女のそういった部分を見て受け入れられないでいるのか、
自分でもわからずに苦しくなっているのです。
>361さん
そうだと思います。
彼女を傷つけているのは間違いなく、実は昨夜も途中でダメになっててしまい、妻に泣きながら謝られてしまいました。
悪いのは私自身で私の問題なので、妻は悪くないと宥めましたが、どうしても立たせることが出来ずに、そのまま腕枕で寝かせました。
今までできていたのに急にできなくなったので、神経系の問題がないかなど、マッサージをして体中を調べてくれていますが、問題は私の心なので、言うこともできずに私も妻も苦しんでいます。
上っ面だけ見て隠された根っこの部分が露呈したら「守ろう」と思うことなくビビる
そんな情けない女々しい姿を見た奥さんは、これから困難が降りかかっても
旦那に相談せず、なんとか自分だけの力で解決しようと心を砕くんだろうな
見栄えがいいだけの持ち物を「手放したくない」というのは、
相手にも失礼な、実に幼稚で自分本位な理由だということに気づいた方がいいぞ
過去も深層も全て自分好みじゃないと認められず受け入れられないなら
そもそもの話、結婚という制度に向いていない
そうですね。
もしかしたら私は妻に勝手な理想を作りあげ、そうだと思い込んでいたのかもしれません。
妻は一回りも年上の私に告白してくれました。
実は、彼女も私と同じく某会社の跡取りで、看護士を3年間経験した後は、
その会社の次期社長として働くことになっていたのです。
彼女が会社に入った直後に、仕事の展示会で私と出会ったために、妻は相当悩み、
悩んだうえですべてを捨てる覚悟で私に想いを伝えてきてくれました。
妻はいつだって、私に対して真剣に覚悟を決めて向き合ってくれていました。
現在妻のいた会社は後継者不在で、私は父の跡を継いで代表をしておりますが、
彼女のサポートもあり仕事がこれまで以上にうまくいくようになっております。
彼女は非常に優秀で、人間性も素晴らしい人です。
書かれている言葉を読み、改めて気づきました。
私は妻に甘えていたのでしょう。
思い返してみると、妻は「私を守る」ためにそのような発言と表情になったのですよね。
迷惑をかけないために、彼女は彼女なりに戦ったのだと、今ようやく気付きました。
例え途中で駄目になっても奥さんを満足させる努力をする
道具でも何でもいいから
奥さんが悪くない事を伝えないと
自分の不甲斐なさに気づきました。
特に >362さん 重要なことに気づかせていただきました。
私自身が妻に守られていたのだと、わかりました。
私の不甲斐なさから、彼女にあのような表情をさせてしまった事、そして言葉を言わせてしまった事に
ようやく気付きました。
受け入れられないのは、自分自身が守っているような気になっていて、守っているはずの
彼女が戦っている姿が恐ろしかったのです。
この2か月、妻をずいぶん苦しめてしまいました。
明日、妻と話をしてみます。
自分がどうしてそうなってしまったのか、全部を話そうと思います。
妻が、こんな不甲斐なくて傷つけていた私をどう思うかわかりませんが、私なりに彼女を守る覚悟をもう一度決めて、話をします。
初めてこちらに書き込みをしましたが、読みづらく申し訳ありませんでした。
そんな中でもレスをいただけて、私は救われました。
皆さんありがとうございます。
これで、妻の横でゆっくり休めそうです。
今夜久しぶりに妻を抱きしめて寝ようと思います。
本当に妻のことが大好きで、愛していると心から言えることが、今とても嬉しいです。
遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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