詳しくお願いせざるをえない
それでは書いてみます
突然そんなことを言われたら驚くし混乱した
俺にどこか悪いところがあったのか考えてしまった
特に大きな心当たりはなかったから理由を聞いてみたが要領を得ない
何か抽象的なことばかりで何も具体的なことを言ってこない
浮気かなと思った
嫁にそんな様子を感じなかったが収入の面で判断するとそうなる
嫁は働いているものの1人でずっとやっていくには不安がある収入だから
離婚するとなると他のだれかと結婚する予定があると考えた方が自然だ
他の人と結婚したいのかと聞いたところ
そんなことはないとか
存在が嫌になったとしか言わない
あやふやな理由で離婚はできないと言ったら
嫁は好きな人がいる
でも浮気はしてないと初めて本音を話し始めた
そんなことだろうな
浮気してないというのはどこまで信じていいかわからないが
とにかく少し考えたいと言ってその夜は話を終えた
結婚してる状態で好きな人が出来たが浮気にならないと思ってる時点でw
再び話し合った
俺が離婚する意思を見せなかったことから嫁の意見が変わった
実は浮気していると嫁が話し出した
だからもう戻れないと
そうなると根本から話が違ってくる
そこまで進んでいるならもう離婚してもいいかという気になる
まるで気がつかなかったから嫁は上手に浮気していたのだな
そんな女を嫁にしておくのも嫌だ
嫁は浮気していることを話し始めた
相手は独身でその人と再婚したいと
まずはその話が本当かどうか確かめたい
何か証拠はあるかと聞いたら
数枚の写真を見せてくれた
その写真はただ2人が野外で一緒に写っているだけで
浮気の写真とは言えないがそれしかなかった
とにかく相手に会いたいから次の日に来るように伝えさせた
浮気していたことを認めた
本気で結婚するつもりらしい
俺29歳 嫁28歳 間男30歳独身の一人暮らし
子がいないこともあって
もう俺の中では離婚しようという気になってきていたが
このままでは俺の気持ちが収まらない
間男にはこの場では返事ができないから後日話し合いの場を持つことにして帰ってもらった
人の心には鍵かけれないんだよ
嫁さんも覚悟の上の行動であればもう手の打ちようが無い
貰う物貰って次の人生歩んだ方が精神的に良いかもしれないぞ
証拠もないし慰謝料はさほど取れそうもないかな
後はなるべく高く下取りしてもらうことにするか
裏切られて悔しい気持ちを紛らわすには何かに夢中になるといい
俺の場合は高く下取りしてもらうにはどうするかを考えるのに夢中になれたのがよかった
嫁に離婚してやるから離婚届を書いてこいと言った
記入済みの離婚届を持ってきた嫁に
財産関係は何も渡さないと言ったら嫁は承知した
これについては最初から覚悟していたようだ
親に真実を話せ
俺も親に話に行く
それが済んだら離婚をする
それまで相手のところにいろ
と言って追い出した
戦うということはそういうことだ。愚痴なら墓場で言えばいい。
金が全てではない?金なんですよ。839が相手に一矢報い、意気地を見せ付ける方法は。
奪われたものと、踏みにじられた尊厳にふさわしい対価を勝ち取ることだけなんだ。それ以外にないんだ!
嫁から話は聞いているだろうから話があるのでお伺いしますとだけ電話で伝えておいた
本当の目的は慰謝料を取ることにあるのだが
どちらにしても離婚するなら一度はあいさつに行かなければならない
門を入りながら初めてここに来た時のことを思い出していた
あの時は緊張したな
嫁にくださいと言ったときのことを思い出して
そうだ
俺はきちんと手続きを踏んで嫁にもらったんだ
義両親と対面した
もうすっかり嫁から聞いているようで説明することはなかった
本来ならここで
離婚することになりました
約束を果たせずに申し訳ありませんと頭を下げるところなんだろうが
作戦があったのでそれはしなかった
とりあえず嫁がどう話しているか知りたかった
離婚して再婚することになった
再婚相手はいい人だということを嫁は伝えたようだ
私もお会いしたことがありますがとてもいい人ですよ
あの人なら安心ですと話した
険悪な話になるかもしれないと思っていた義両親は少し安堵したようだった
再婚相手がよさそうな人らしいということも緊張感が緩んだことと無関係ではないだろう
どんなことにもタイミングというものがある
怒鳴り込んでくるかもしれないと思っていたのに和やかな雰囲気で話ができている
そう安心した瞬間を突いた
嫁も相手も浮気していたことは認めています
2人が浮気を認めた話は録音しています
慰謝料を2人から請求してもいいのですが嫁さんの幸せを考えてこちらに請求することにしました
どうしてそうなるのか説明してほしそうな顔をしている義両親にこう話した
2人に慰謝料を請求したとします
相手はそれを拒否するでしょう
そうなればこちらは争います
こちらが負けるかもしれませんが争っているうちに相手の人は
もう結婚自体が嫌になってしまうかもしれません
私は慰謝料の問題が解決するまで離婚はしません
浮気した方からは離婚できませんからこのままずるずると行くことになります
そうこうしているうちに相手にもっと素敵な人が現れて
嫁とは結婚しないということになるかもしれません
先ほど話したように相手はとてもいい人です
いつ新しい出会いがあってもおかしくありません
一方浮気して離婚された嫁はどうでしょうか
この話を逃したらもうこんないい話はないかもしれませんよ
相手が去ったとしてもすぐに離婚しないで
何年か引き延ばしてから離婚するということも考えています
この話に義両親は動揺した
なんとか次の嫁ぎ先を確保したいという思いが強かったのだろう
支払いを認めた
こちらはそんなには取れないだろうができる限りは取る
しかし義両親と話した内容と矛盾してはいけないから慰謝料という名目では取りにくい
そこで少し変化球で攻めることにした
間男と話すことになった
嫁も間男の隣に座っている
離婚する決心をした
すぐには婚姻届けは出せないだろうが事実上は結婚ということで新生活を始めればいい
お礼を言う2人
ただし現時点では俺が戸籍の筆頭者であり経済的にも嫁を扶養している立場にある
結婚すればあなたがその立場になるように
つまりあなたは私に嫁をくださいと言わなければならない
そちらは犬や猫をもらうのではないのだからそれなりに手順を踏んでもらいたい
そこでだ
あなたが結納金を持ってくれば私は嫁を送り出そう
俺はお前をもらうときに結納金を義両親に渡したぞと嫁に向かって言った
間男がどのくらいですかと質問してきた
100万くらいが相場のようです
俺は100万を渡しましたと言った
間男はすでに冷静ではなかったのだろう
もめたら慰謝料を少しは払うことになるかもという覚悟があったのかもしれない
それとも早く決着をつけたいと思ったのか
間男は結納金を100万払うと言い出した
そうですかそれでは振り込みが確認出来たら離婚届を出すことにしますと返事をした
ということで嫁を600万円で下取りをしてもらったという話です
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