需要無かったらすまん
当時スペック
俺 18歳 学生
元カノ 26歳 OL
多少フェイク入れるが、今もじわじわ続けてる嫌がらせである。
スレタイが元彼になってる
間違えた、元カノ、ね。
元カノと俺が出会ったのは、mi○○だった、多分。
正月頃だったかな?
やる事も無く暇な俺はコミュニティか何かで元カノを発見。
綺麗な人だったけど歳が離れすぎてるのでスルー。
そしてたわいも無い事をコミュに書いたら色んな人からメッセが来たが、その中に元カノも居た。
歳が…とか思ってたくせに俺は少しテンション上がった。
すぐ送る俺。
すぐ返事が来て
こっちの方が話しやすいよね
とか適当な話をしてたら元カノが
「電話しない?声聞いてみたい」
って言って来たんだ。
暇な俺はもちろん快諾。
あっちから掛けてくれるというので番号送ったら、すぐに電話が鳴った。
俺には姉が居るが、姉とは正反対な透明感のある声っていうか
その頃の俺は知る由もない。
その透明感のある声は作った声であると。
大体の女って電話で声作るよね。
まあまんまと騙される俺。
そしたら元カノが言う訳よ。
「俺くんの声、好きだなぁ」って。
18歳である多感な俺に電気が走ったね。
好きになる寸前、いや、もう好きになってしまってたかもしれない。
けどメールはしてたな。
正月休みの間、遊ぼうよ~
とかも言われた。
相手は26歳だし、遊ぶなんて言っても俺と何をするんだ?
俺が女友達と遊ぶような感じで会っても、きっとつまんないとか思われるだろうって思ったりした。
でも会いたくなってしまった。
良く考えれば孔明の罠である。
元カノは3つ隣の市に住んでるんだけど、遊ぶとなったら俺の住んでる街まで車で来てくれるという。
車の中で、お話しよう
って誘われて渋々OKした。
とうとう会う日になった。
俺の家の側のコンビニまで来てくれるって言ってたから、俺はギリギリまで着ていく服や髪のセットに時間を費やした。
「そろそろ着くよ」
メールが鳴って、俺の心臓も高鳴って急いでコンビニに駆けてった。
元カノよりも早く着いたから、コンビニ内で立ち読みして余裕ぶってるフリをして待ってた。
そのまましばらく読み続けてると、背中に衝撃が。
後ろから可愛い声がする。
振り返ると元カノが。
「俺くんっお待たせっ!って違う人だったらごめんなさい…」
って、そこにはすんごい綺麗なお姉さんが居た。
(会って良かった)と心の中で始まるパレード。
適当にお菓子とかお茶やら買って、車に乗らせてもらった。
俺の家の近所には大きくて有名な公園がある。
そこの駐車場に車を停めて話そう、という事になった。
何を話したかは覚えてない。
けど照れ屋とか言ってたくせにひたすら喋りまくる元カノが可愛くて仕方なかった。
緊張してお茶を飲みまくる俺。
少し沈黙して名前を呼ばれて元カノの方を見ると、かるーくキスされた。
ずるいんだよ。
キスして来たくせに、すげー顔赤くして照れてんだもん。
俺はそんなつもりでここに来た訳じゃなかったはずだったが、そんなことはどうでも良くなった。
元カノの頭を撫でて顔を引き寄せて、お返しのキスをした。
そしたらこのビチ、舌入れて来やがってしばらくキスしてた。
「年上過ぎるって分かってるんだけど…俺くんのお姉ちゃんよりも年上だし…でも好きになっちゃったよ」などと抜かしやがる。
俺もこんな美人に誘われて甘えられてキスされて、嫌なはずが無かったが、問題はあるわけで。
「俺はまだ学生だし、バイトしてるけどそこまで金無い。例えば誕生日プレゼントとか、高い物あげられないかもしれないよ?それに8個も下の彼氏なんて、友達とかに何か言われない?」
と聞いてみた。
そしたらすんげー可愛い笑顔でさ
「だったら、お金の掛からないデートしようよ。うちの方まで来てくれたら、私の家でゲームしたり、ゴロゴロしたり出来るし、帰りは送って行くよ?プレゼントは要らないから、一緒に過ごせればいいし。年の差何て関係ないよ。好きになっちゃったんだもん。」
都合の良い女である。
だが俺はこれを快諾。
初めて会った日にキスをして、初めて会った日に付き合う事になった。
それからは公園を散歩して、夕飯食べて帰った。
しばらくデートはこんな感じだったかな。
そして泊まりに行く事になるが、親に反対される。
もう就職先も決まってた俺は少し遊び過ぎて、親の目に余るようだった。
「外食とかならイイけど…」
俺は親が言ったこの言葉を聞き逃さなかった。
結論から言うと友達と外食に行くフリをして家を出て、彼女の家に行った。
これが後に鍵となる訳だが。
元カノの家に着いた。
驚く事に実家だった。
一人暮らしだと勝手に思い込んでたし、「実家に住んでるの?」なんて事は一度も聞かなかった。
だが不思議な作りの家で、庭にドアがあり、そこから元カノの部屋に普通に出入り出来た。
元カノの部屋には階段があり、2階に繋がってた。
2階には親の部屋とかがあったようだ。行って無いから憶測だが。
「今日は一緒に寝られるね!!」
ってまた可愛い笑顔。
一瞬親の事が頭によぎるが、
一度の過ちだ、許してくれ。
と心の中で親に謝り、
「うん、今日はずっと一緒」
とかぬかしてたと思う。
ソファに座って何本かDVDを観て、外にご飯食べに行って、帰って来て元カノがベッドに座る。
表情が誘ってるのが分かる。
俺とした事が避妊具なんて用意して無かった。
むしろ、そんな所まで頭が働かなかった。
親に嘘を付いて出て来たから、色々と準備不足だった。
だがここまで来たらどうにでもなれ、と行為に及ぶ。
服脱がせたら華奢なのに胸はあるし
そういう事になるって分かってて俺は呼ばれたんだって事を再認識。
携帯の電源落としてたのを忘れてた、と電源入れるとものすごい量のメール。
親からも姉からも、友達からも。
その殆どが、「どこにいるの?」だった。
そんな干渉をうっとおしく思って、帰らないくらいのつもりで元カノをまた抱いた
と言ってた元カノの携帯が鳴り、謝られる。
「ごめんね、あたしお昼から出掛けなきゃ…夜まで一緒に居たかったけど…」って。
帰ったら色々めんどくせえなとか思ったけど、お昼までの間元カノとの時間を楽しんだ。
シャワーを浴びて来て支度をして、俺は元カノの家の最寄り駅まで送って貰う事になった。
駅に着いて車降りたら、元カノも降りて来て俺の頭を撫でながら
「ごめんね…ちゃんと帰れる?すぐメールするね、来てくれてありがとぉ」って言って来た。
人目を気にせずキスをして、手を振って別れた。
家に帰ってからとんでもない修羅場だった。
まず携帯を取り上げられ、元カノとのメールを親に見られた。
「どこの女の子と一緒に居たの?相手の親御さんは泊まる事に対してOKしてくれてたの?」
と聞かれて
「○○市に住んでる人。26歳の人で、今その人と付き合ってるよ。」
までは答えたものの、親御さんの許可が降りて居たかは分からなかった。
なんせ勝手口のような所から直結した部屋だったし、言わなくても気がつかれないだろうし。
なんか嫌な予感しかしないんだけど…
夕方に続きかきます
親にひたすら謝って、とりあえず携帯返して貰って元カノにメールした。
まさか俺の家でこんな修羅場になってるなんて検討も付かないだろう。
「親に怒られて、携帯見られちゃった、ごめん。未成年と成人してる人がそういう行為すると、元カノが捕まる可能性とかもあるらしいんだけど…俺全然知らなくて、ごめん…」
的な事送ったと思う、多分。
すぐに返事は来た。
「うちらは付き合ってるし、お互いの同意の上だから大丈夫だよ!」と。
そう言ってくれて、安心した。
元カノとまだこの先も付き合っていけると思うと、嬉しかった。
「もしかしたら、俺の親から何か連絡行くかも。そしたらごめん」
元カノは「連絡来ても大丈夫だよ、ちゃんと好き合って付き合ってる事、説明するから??」と返事をくれた。
またも俺は安心して、大人の女って余裕あって良いな。とか考えた。
だが事は一変した。
その日を境に、元カノから連絡が来なくなった。
待てど暮らせどメールも電話も来ない。
俺の親が連絡して何かうるさい事でも言ったのか?とも思ったがそれは違った。
何かあったのかとか、事故や事件に巻き込まれたか、ひたすら心配だった。
家に行こうかとも考えたが、前回波乱を呼んだ泊まりの時はドキドキしながら向かったが故に、迎えに来て貰って家に着くまで周りの景色をほぼ見ずに居たんだ。
駅から家までの道が分からない。
何やかんや連絡を取らず俺は晴れて新社会人になった。
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