離婚届けを出した後に本音で話し合った
その中でいろいろ嫁に聞いてみた
新しい服やセクシーな下着を買うとか
携帯を持ち歩くとかなかっただろ
これに対する嫁の返事がもっと長かったがだいたい次のような感じだった
浮気しているからといって変化はなかったわね
下着はもともと古くなる前に買い変えていたから
それより下着まで調べていたの
ご苦労様
浮気しているからセクシーな下着を買うだろうって
どこのおとぎ話よ
そんなわかりやすいヘマはしない
1人でいるとき以外は決して連絡をしなかったし
いつも持ち歩くなんて馬鹿なことするわけないでしょ
パスワードなんてわからないと思うけれど
万が一があるから覗かれても大丈夫なように
連絡した後は必ず全て削除した
それと携帯に触られたかどうかを確認するために
置き方を決めていた
向きが少しでもずれていたらわかるように
携帯をどこに置いても必ずある物に向けて置くようにした
細心の注意を払っていたようで
ここでよく見かける嫁の様子が変わるというパターンと違った
浮気が発覚して話し合いになったとき粘着してこなかった
もっと抵抗してくると予想していたが
愛情が全くないとは思えなかったので
こっちから聞いた答えが次のような内容だった
そのへんは女性でも2つのタイプに分かれる
終わった恋愛にしがみつかない女性は多い
私はそのタイプ
それより次の男性を探すのに全力を使う
むしろいつまでもしがみつこうとするのは
男性の方が多いんじゃないのと言っていた
会社に電話がかかって来た
相手は知らない女性だった
大事な話なので会って話したい
嫁の浮気についてだと言われた
不審に思ったものの会社が終わって
会社近くのファミレスで会う約束をした
この時は半信半疑だった
嫁はいつもと様子が変わらないし
夜のペースも変化無しだったから
相手の夫と俺の嫁が浮気しているという事だった
夫の様子が怪しかったので興信所に依頼したところ
2人がホテルに行っていたことがわかり
証拠の写真もあるとのこと
すぐには信じられない話だった
その写真を見たいと言ったが
どんな人かわからないので不安だったから
この場には持ってきてないとのこと
こんな話をするなら信じてもらうためにも
写真を持って来てもよさそうだが
それはこちらの勝手な気持ちかもしれないと思い
次の日に見せてくれるように頼んだ
携帯を覗いたところ浮気に気がついた
間男は以前も浮気したことがあって
そのときは問い詰めても知らないと言うばかりで
どうしようもなかった
そこで今回は興信所に頼むことにした
前回の浮気のときは離婚を考えていなかったため
浮気をやめてくれたらいい
そう思っていたので強く言わなかった
その後浮気をやめたので平穏な暮らしに戻っていた
今度は絶望的な気持ちになった
子供ができてから浮気され夫が浮気相手の方に本気になった場合
離婚となれば子供を連れては自由に働けない
だから今回のことで離婚することにしたそうだ
子供ができて離婚した場合は
養育費をたくさんもらいたいところだけれど
あついが払ってくれる保証はないので今のうちに離婚する
と間嫁は言っていた
離婚することは決めているが
それ以外はどうしたらよいか不安である
まずは今後の相談をしていきたいということだった
証拠の写真は1回だけなので興信所の人には
もっと証拠を取ったほうがいいと言われているそうだ
しかしこれからどのくらい費用がかかるかわからないので
どうしようか迷っているとのこと
できればさらに証拠を増やしたいのだが
金銭面で協力してもらえないだろうかと頼まれた
今後の興信所の費用は半分支払ってほしいとのこと
そのかわり手に入れた証拠は
これまでの物も含めてすべて貸してくれると言われた
費用の条件についてはすぐに承諾した
これまで会う日に興信所に依頼するものの
2人は食事だけで終わることが何度もあったので
費用を無駄に使っているとのことだった
今後も食事や酒を飲んで終わることが何度もあれば
費用が心配だというのはよくわかった
それから交渉するときに
どう話をすればこちらの希望が通るかなど
話し合いの場での不安も大きいとのことだったので
それについての対策も
これから相談しながら立てていくことにした
興信所に連絡するから
それまではこちらの動きを
悟られないようにしてくれと間嫁に言われた
知ってしまったから気になるが
できる限り普段通りに過ごすようにしなければならない
状態を変えないように細心の注意を払って
タンスなどの中を調べた
服を見たり下着を見たが
特に変なところもなく何もわからなかった
化粧品の場所と台所も見たが何も出てこなかった
携帯はパスワードがわからないし
携帯があるのは嫁が家にいるときだから
危険なので初めから調査の対象外だった
もうこれ以上は調べるのをやめた
嫁に気がつかれると元も子もない
嫁は小さい変化も気がつくかもしれない
こういう細かいことは男の方が下手だから
証拠探しに関しては間嫁に任せることにして
費用の負担でバックアップすることにした
女と男との勝負より
嫁と間嫁との女と女の勝負にする方が
勝つ可能性が高いと思った
婚姻期間2年の子無し
間男は34歳で子無し
間嫁は29歳
嫁と間男だけは同じ会社
俺は他の3人とは別の会社
再び証拠を押さえた
これからのことを相談したいと間嫁から連絡があった
間嫁と離婚条件について打ち合わせた
間嫁はいつかはだれかと再婚したいから早い決着を希望していた
間嫁と慰謝料について検討した
慰謝料をできるだけ取ろうということになった
間嫁と協力関係が作れると支払いの限界がわかっていい
他の人とはやり方が違うと思うがまず限界額を決めた
嫁が400万で間男が600万
これを支払ってもらい俺と間嫁で分けることにした
できる限り取りたいということで強気でいくことにした
2人からの慰謝料を俺と間嫁で2:3の割合で分けることにした
具体的には400万、間嫁600万となる
これを話し合いの場で提示する
相場より高いかもしれないが
無理とは思えない範囲なのでこれで押すことにした
今後の生活や収入を考慮すると間嫁の主張はわかる
間嫁は預金は全部取りに行くつもりと言っていた
浮気に気がつき証拠を集めたができたのは間嫁のおかげであること
これまでの調査費用を全部出してくれていること
俺と会って以降の興信所の調査費用はさほどかかってないので
俺は出さなくていいと言ってくれたので
間嫁の方が少し多めになるのは構わないと思った
もともと親しかった嫁と間男は7か月前から関係していた
俺と間嫁は離婚と慰謝料を要求した
間男は離婚については保留しようとしたため
間嫁は離婚の意思が強いことを伝えた
間嫁と間男で口論が続いたが最終的に離婚で双方納得した
俺達の方は離婚に関しては比較的短時間で決着した
離婚したいと言っている俺を説得するのは無理と判断した嫁は
途中から再構築の話をしなくなった
ただし慰謝料について減額要求があったので応じた
現在のところは引き続き俺が住むので
嫁は新しいアパートを借りることになる
嫁が住むアパートを借りるための費用と
最低限の家具や家電や布団や生活に必要な品の購入費と
3か月分の生活費をまず嫁の預金から確保してもらった
その残りから慰謝料を払うことはできなかったので
嫁の預金の残りはそのまま嫁に持たせて
慰謝料のほとんどは分割にした
離婚したうえに預金が少なければ不安だろうから
話合いの前から分割になるのは予定していた
嫁の慰謝料は
俺に対して150万(毎月5万の30回払い)
間嫁に対して100万(最初に10万支払って毎月3万の30回払い)
共有財産を間男と間嫁が半分ずつに分けて
間男の取り分から慰謝料を支払う
間男の慰謝料は間嫁に対してさらに追加があった
慰謝料とさらに追加を認めた背景は
前回の浮気の時に間男は
二度と浮気しない
もし浮気したら何でも言うことを聞く
と言っていたようでそれが間男に災いした
間嫁は引っ越しを希望していて嫁の方式が気に入ったようで
アパートを借りるための費用と
家電や家具などの購入費の実費を追加することに決定
それらの購入費の一部はローンで払うことに
支払先が店になるので同じ分割でもこれなら安心である
嫁の方は2年半の分割払いだから不安もあったが
慰謝料は延滞されることなく返済された
よく親が立て替えてくれる話があるが考えなかった
もういい歳をした大人が親を巻き込んで親に負担をかけるのはよくない
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