俺は昔から大雑把で細かいことは気にしない性格だし
嫁の携帯を見るようなことは悪いことだという気があるから見たことなかった。
それがたまたま、ほんとたまたま見たらもう大変、大変。
うちの嫁さん、よその男の人と恋愛してたよ。
「おいおい、お前はだれの嫁さんなんだ」って思わず携帯に向かってつぶやきそうになったね。
急いで荷物を運んでいたら荷物の下の部分が台の上に置いてあった携帯に当たって
勢いよく床に転がっていったから拾って元に戻したんだ。
傷はついてないかな~、壊れてないよな~と思って
傷の有無や電源が入るかを確認しようとさわってみた。
大丈夫そうだったから落としたことが見つからないように元に戻しておこうと思ったんだが
あいつってどんなメールしているのかなとつい思ってしまったんだな。
ロックはかかってなかった。
俺の性格からまさか中を見られることはないと思っていたんだろう。
まあ、ちょっくら見てみようと軽い気持ちで見たのが運の尽き。
幸せな生活の幕切れになった。
なんじゃ~、これ本当に嫁の携帯か?って感じだった。
たわむれに携帯覗いてそのあまり
黒きに泣きて離婚を決意
老眼が進んだかな…
眼鏡、眼鏡
スクショは撮ったかい?
こう為撮りとか明らかな肉たい関係のメールやらが残ってればいいけど
証拠として少ないならちょっとの間泳がせといて次なる証拠の確保だ
発見については偶然だったので神さまはいたのかも。
>>446
浮気されたこと自体はアンラッキーだったがその後の展開はラッキーだった。
>>447
そのときはスクショは撮らなかった
何をしたらよいかもわからなかったがその後に証拠は取れた。
困ったときはよく友達に相談するというが、恥ずかしくて相談できなかった。
そこで、誰にも言わないでと頼んで、親しい先輩に話をした。
先輩は親身になって話を聞いてくれた。
「携帯を見たら浮気していることがわかったので浮気する」と嫁に言って
それで終わりとはならんだろう。
嫁も離婚したいというのであれば簡単なのだが
そうでなければもめるだろうということで
専門家に相談した方がいいのではということになった。
先輩の知り合いが家を買うときの話が出た。
その人は契約するときに司法書士のところに行ったのだけれど
書類にサインをしてもらうだけのほんの1分で5万円支払ったと言っていた。
だからお金がかなりかかるがいいのかと聞かれた。
なるほど、高額料金を支払うことになるのであれば気安く行けない。
うちの嫁は携帯を替えたとき古い形態のデータを全て消す
うちの嫁は隙だらけだったから、もし古い携帯を探したらデータはそのまま残っていたんじゃないかな。
法テラスのような無料相談に一度行く
この辺はとりあえず
無料相談には行きました。
行政書士<司法書士<弁護士 の順に高くなるようなので
行政書士に聞いてみようかということになった。
翌日先輩が行政書士に電話して確認したところ
ここは書類作成とそれに関する相談を受けるところで
今後相手と交渉する可能性もあるし
全般的なことを頼むのであれば弁護士にということらしい。
費用がどのくらいになるか不安だったので弁護士に行くのは迷っていたんだが ためしにいくつか電話したところ
会えるのが十日先だったり二週間先だったりしてどこもだいぶ待たされることがわかった。
しかもその日は話を聞いてもらえるだけで、そこで聞いた話をもとに書類を作って、
それから一週間から十日くらい後に再度話し合いをして、
そこで解決に向けて動き出すということらしいので、
今すぐ何とかしたい俺からすると待たされすぎに思えて申し込むのを保留した。
朝早くから出かけた甲斐があって30分ほど丁寧に教えてくれた。
高い金払わなくてもよかった。いろいろ質問して知りたかったことは解決した。
ようするに相手がごねたら長期化するということだった。
しかも財産はある程度はあげないといけないのが悔しい。
全財産の半分をあげないといけないのかと思って詳しく聞いた。
民間の保険で年金に入っているのだけれど
それは解約すると解約金がもらえるから預金みたいなものだと思っていた。
でも、将来もらえる年金のためにかけているものに関しては、わざわざ解約することもないし
1円も分ける必要はないということだった。
世の男性よ、預金は少なくしてなるべく年金の積み立てにしておいた方がいいぞ。
もっとも嫁に浮気されるなんて夢にも思ってないか。
探偵ってこれまたお金がかかりそうだろ。
初めはどうしようかって決めかねていたのだけれど
先輩が金はまた稼げば手に入るが幸せは金では買えないぞという言葉が決め手になった。
そこで事務所に行ったのだけれどさ、
ちょっと見てもトレンチコートを着ている人も帽子をかぶっている人もいなかった。
やっぱり普段はこんな事務所にはいないのだろう。
ここには受付の人だけいればいいものな。
探偵は標的の見張りをしているか、バーにいて水割りを飲んでいるほうが絵になる。
そこに依頼することにした。嫁の写真を送ってくれというので何枚も送った。
嫁の携帯を見て会う日を調べる必要がある。
嫁は寝るときは近くに置くから携帯にさわるのは危険なので
見るとすればトイレに行くときか風呂に行くときなのだが
トイレは戻ってくる時間が予測できないので風呂に入っているときに見た。
次の土曜に2人が会うことがわかったので探偵に連絡した。
俺は仕事だというのにお前という奴は。
見たら元気なくなっちゃうね。
もらった写真でズシッと来たのは嫁が笑っている写真。嫁はとても楽しそう。
嫁が笑顔で男の横から抱きついている写真を見て
結婚生活を続けていくのは無理だな
もう終わりだなと感じた。
探偵から裁判になる可能性があるなら3回押さえたほうがいい。
そうでなければ2回でもいいと説明された。
その説明をぼーとした頭で聞いていて、
どうでもいいかという気になって、もういいですって言った。
写真見たら嫁が離婚に反対するとは思えなかったんだよ。
嫁に離婚すると言えば喜んで応じるだろうから裁判になることもない。
もうさっさとスッキリしたかった。
家に帰る途中で先輩に電話した。
先輩からもう1回だけ頼んでおけ。専門家のいう事には意味がある。
何かもめたときに役に立つだろうから2回目を依頼しろ。
もし役に立たなければ俺が2回目の分の半分払ってやると言われた。
先輩の電話の後、探偵に電話してやはりもう1回お願いしますと依頼した。
もういらんからとっとと自殺してくれ
司法書士の話は支払った金額を簡単に聞いただけでなので内訳はわからないです。
その2つを同時にするのが普通なら含まれているのだと思います。
そしてその当日になって証拠が取れたというので次の日に受け取りに行った。
その夜に嫁に聞いた。
「お前何か隠していることはないか?」
この質問に対して、はいありますと答える嫁はいないことはわかっているが聞いてみた。
「なぜそんなことを聞くの」
これは予想した答えだ。
「最近、お前の様子が以前と違うと思うから。(これはウソ、何も気がつかんかった)」
「どう違うの」と嫁が質問してくるので、もう話すのも面倒になって写真を見せた。
「子供もいないことだし離婚するから」
ここで意外な言葉が返って来た。
「離婚は嫌」
「何を言っているんだお前は。離婚して相手と一緒になりたいのだろ」
ここで嫁の一言がすごかった。
結婚できない相手だから俺とは離婚したくないんだって。
浮気相手は結婚していました。でも俺には関係ないから。
俺が好きだからというより、独身になりたくないのだろうなというのは想像できるけど。
だったらせっかく結婚したのだから浮気するなよ。
相手が独身であればまだ少しは理解はできる。
もし離婚になった場合は相手との結婚という道が残されているのだから。
嫁としても割り切った交際だったのだろうがそれでよく盛り上がれたな。
やっぱり浮気している女性のことは理解不能。
タダで遊べる便利な女という立場だということがわからんのか。
世の中には結婚している男と恋愛している独身女性もいると思うが
その独身女性のことはもっとわからん。
そんな先がない関係を続けていても女としての条件が悪くなる一方なのに
単に時間とエネルギーを消費しているだけとしか思えんよ。
この後ごたごたしたが嫁父に話をして来てもらって引き取ってもらった。
名目は冷却期間を置いて再度2人の関係を考え直そうということで。
俺は考え直さないけどな。
俺34歳、嫁31歳、相手29歳
結婚4年
まさにこれから子供を作る予定になっていたところ。俺としては危なかったと思っている。
しかし、嫁は絶対に托卵するつもりはなかった。
子供を作るからもう終わりにするつもりだった。
子供ができたらもう恋愛もできないので最後に思いっきり楽しみたかったと言っていた。
結婚からの計画では本当は1年前に子供を作ろうという話になっていた。
だが、嫁の希望で1年延期した経緯がある。その1年を浮気期間にしたかったわけだ。
「子供ができたらもう恋愛はできないので」違うだろ。
「結婚したら」だろ。もう頭の中はどうなっているんだよ。
俺が気がつかないというのに絶対の自信があったのだろうな。
それなら嫁という地位は確保したうえで恋愛できるから。
そんなものに絶対の自信を持たれても困るが俺は間抜けな男に見えていたのだろう。
実際、気がついたのは偶然だったから嫁の読みは当たっていたわけだ。
離婚したい気持ちに変わりがないことを伝えた。
嫁も心の整理がついていたのか離婚に同意した。
このときは嫁に対する憎しみと悔しさであふれていたから嫁もそれを察知したと思う。
結婚してからどれだけ浮気していたかなんてわからん。
嫁に聞いても本当のことは言わないだろう。あ~あ、もう嫌になる。
浮気できない社会体制って作れないものかな。
極刑になるとなれば気軽に浮気できないからそんなのがいい。
新たにホテル使用センターというのを設置して
ホテルに入る際はホテル側には教えなくてもいいが
ホテル使用センターに2人の身分証明書の番号を送らなけらばならないようにして
裁判になったときは本人の使用一覧が裁判所に提出されるとか。何か制度を作ってほしいよ。
嫁に対して悔しい、憎いという気持ちでいっぱいになった。
慰謝料については無料相談の時に聞いていた。
離婚するなら双方に100万円くらい請求できるということだった。
これまでに時間があったので先輩と相談していた。そのとき先輩がいい案を出してくれた。
調査費用は約37万円だった。これを50万円だったと言って上乗せしよう。
たぶん、請求書を見せろとは言わないだろうから大丈夫だ。
もし言って来たら先輩も調査したということでお礼を13万円支払ったことにして
先輩が領収証を書くと言ってくれた。
先輩の優れているところはこの費用を2人の両方に請求してみようと言ったことだ。
そんなことは考えてなかった。
ということで双方に150万円を請求することにした。
ネタ師の方および小説風の心情描写や事実関係の書き込みはスレの趣旨を鑑みてご遠慮ください
ってあるし片付いてる話ならこっちのスレで書くべきだね
サレ夫達の同窓会31
738: :2017/10/07(土) 22:34:14.59 ID:
上のスレの441が最初です。
話しているうちに、交渉というのは相手の顔を立てることだと先輩が言った。
こちらの出した要求をそのまま認めさせる形は良くない。
つまり初めに150万円払えというのはよくないということ。
まずは慰謝料として200万円請求することにしよう。
それって相談の時に教えてもらった額の2倍なんですけど。いいのか~と思った。
そのときの先輩と俺の会話は次のようなものだった。
先輩 「相手はどんな金額だって高いと思うはずだ。
なぜなら慰謝料を支払うのは初めてだから。
50万円払えと言ったところで高いと感じるに決まっている。
きっと払いたくないとか払えないとか言ってくるだろうからその時に少し下げてあげるんだ」
俺 「50万円値引きにするんですね」
先輩 「気持ちだけ少なくしましょうと言って2万円引いてやれ」
先輩 「そんなに高いと払えないとかなんとか言われたら
傷ついた心はこんな金額とはつり合いが取れないと言っておけ」
俺 「先輩が言ってくれませんか」
先輩 「俺は車で送り迎えしてやる。車の中で待っているからお前が言え」
俺 「立ち会ってほしいです」
先輩 「当事者のお前が言わなければ迫力が出ない。
素人の当事者同士の話し合いである今回は原価計算とか利益率とかは関係がない交渉だ。
結局のところ相手の気持ちがどうかということ。
だから上手な説得もわかりやすい説明もいらない。強い気持ちをぶつけることが一番重要。
お前が本物の気持ちで話すのが俺が話すより何倍も有効なんだ」
俺 「うまく話せればいいですけど」
先輩 「さっきも言ったが相手は慰謝料なんて経験がないんだ。
お前はただ黙って座っていればいい。そのうち相手が考え出すから。
考えると言っても知識がないだろうからお前が提示してきた金額をもとに考え出す。
『200万円か~、高いよな~。せめてこれが半分だったらな~』
こんな考えで100万円にしてくれと言ってくるから。
そう言ってきてから話し始めたらいい」
先輩 「調査だけでも50万円かかってます。
こちらが提示した金額は弁護士に聞いた適正な金額です。
これ大事。
権威を持った人が言ったというのは自分の主張に権威付けができるからな。
必ず言うんだ。そしてしばらく押し問答して、
『わかりました。現金ですぐに払っていただけるようでしたら
お互いの主張の間を取って150万円でどうですか。これ以上の譲歩はできません』と話せばいい」
俺 「慰謝料は200万円請求する」
嫁 「わかったわ。言葉では謝ったけど、そういった形の謝罪も必要ということよね。」
あれ?そうなの?抵抗しないの?と思った。
ということですぐに慰謝料の話は終わった。
浮気相手にも200万円請求したところ月末までに支払うとの返事で特にもめなかった。
今になって考えると、浮気相手の家族も巻き込んで大騒動にする方法もあったかもしれないが
そんな気力はなかったし、浮気相手は抵抗もせずにこちらが言った慰謝料を認めたし
俺を裏切った嫁に憎しみが集中していたからそんな気にならなかった。
先輩も離婚のことが全くわからんかったというのに役に立つアドバイスをもらえて助かった。
おつかれさーん
離婚は成立したのん?
はい成立しました
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