胸糞系だとボロクソに叩かれるけど、その覚悟があるならドーゾ
企業の合併で、人事シャッフルのために異動した先に彼女は居たんだ。
第一印象 「すごい顔の女が居るなぁ~(汗」 いや、冗談でなくマジに!
席が隣だったんだけど、なるべく顔を見ないように会話してたくらいだ。
そんな人と何故仲良くなったかと言うと、お菓子の交換のせい。
コンビニで見つけた期間限定や美味しそうな菓子を事務所に持ち帰っては、
隣の席だからと1個わけてあげると彼女も同じような事をして返す。
性格が全く合わないが、この辺の趣味だけは一致してた。
会話するうち、いい歳してピンクやフリルが大好きな乙女だと判明w
「そーか!この人はゴジラの着ぐるみを着た乙女なんだ」と理解した。
数年後、また私が異動する。詳しく書けないが総務みたいな仕事。
現場全体を見て手出し口出しするポジションなんだが、異動してすぐに
彼女がメンタル患ったと知る。仕事は男みたいに捌く人だったので
不思議に思ったが、とにかく心配だったので現場に助言したり本人に
面接したりしてフォローした。そんな事してる内にまた仲が接近。
彼女が全快する時に「お祝いにどこか行こうか!?」って話になり、
ついに温泉旅館一泊デートとなる。ここからは結婚へ一直線!
だが、驚いたのはこの後の彼女の打ち明け話だった。
某国の男性と結婚していたが、たまたま日本に帰国してる時に
その旦那さんが急逝。とりあえず生活のためにパート先を探すが
求人誌に書いてある電話番号を一行間違えてTELしてしまい、
それに気づいたくせに「まぁいーかw」とそのまま就業。
その企業が経営的にコケて合併となるが、本社が無くなるため
「営業職しか無い」と言われて異動して私と出会ったらしい。
未亡人だったのは知ってたが、そんな経緯があるとは知らず
「じゃ、間違い電話や事実上の倒産が無ければ出会えなかったんだ」
と感心していたがトドメがあった。
「そろそろ両親にご挨拶しないとね。実家はドコ?」と確認したら
なんと、お互いの実家は都内の隣駅にあった!!ちょまwww
帰国して旦那さん亡くして間違い電話と倒産で出会った人なのに、
生家は隣町だったのか!昔どっかですれ違っててもおかしくないよね?
(実際、親同士は散歩道が同じだった)
結婚後、「メアドが元旦那の名前なんだけど、変えなくちゃダメだよね?」
とか言うので「元旦那さんの事があったから私の元へ来てくれたんだし、
その時期も含めて貴女なんだからそのままで良い」とか言っちゃうほど
彼女にベタ惚れだが、日本語がアレだし時々おバカなことを言うし、
人生経験は豊富なくせに変な所で無知なカミさんを楽しませて貰ってます。
つか、結婚10年以上も経って、まだ飽きさせてくれないってスゴいよね?w
実は若い頃に「今は若くて可愛い恋人が、老けてBBAになってしまったら
愛し続けられるだろうか?」という心配があったのだが、結果的にカミさんは
元からブサだったので完全な杞憂だったと安心している次第。
皆も恋人は見た目で選んでもいいけど、嫁は中身で選んだ方がいいぞ!
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