超おしとやかでお嬢様みたいな服装で成績優秀な宮崎さんが中学校に入学してから完全に変身してしまった！！

小学生の頃、ずっと同じクラスだった宮崎さん 
特別可愛い訳ではないが、超が付くおしとやかさんで、服もお嬢様みたいな白フリ＆ピンクスカート、真面目一本成績優秀、授業以外で彼女の声を聞いたのは数回、カスみたいなくそガキな俺が同じ空気吸ってる事すら申し訳ないような清楚さ 
ちょっと前置きが長くなったが、晴れて中学入学 
クラスが変わって別の階の教室になり見掛ける事が少なくなった 
夏休み明けの二学期、衝撃が走った 

あの宮崎さんがスケバンみたいな出で立ちに変身してた
そして二年生になり再度同じクラスに
もうその頃には完全にヤンキー
へそが見える丈のセーラー服に、上靴が見えないスカート、髪はウ○コ色、分厚い化粧
そして人格すら別人
机に足を乗せて
「はぁぁ？ムカつくんだけど！何それフザッケンナ」
一体夏休みに何が…
一年としない間に何が…
何かが憑依したとしか考えられない変貌ぶりだった

なにかが憑依したんだよ…

何十年前の話だよ

20年前はすでにスカート短かったぞ。

私の地域では25年以上前に不良のロンスカは終了しましたです

逆にしたようなパターンを見たことがある
もともと生真面目なところはあったが、明るくて普通にやんちゃで友達が多い、勉強はできないけど、正義感の強さと優しさに信頼が集まって学級委員をやってたような、小学校の同級生男子
小学校卒業の春休みが明けて、晴れて中学に入学したら、他人と殆ど目を合わせず、どんな相手にも敬語で話すガチガチの堅物になっていた
最初はふざけてやってるのかと思ったが、そう話しかけても
「はっ、いえ、そんなことはありません」とか
「私などのことを気にかけて下さりありがとうございます」みたいな返答しかない
小学校時代に仲が良かった連中に聞いても、
「春休みが終わったらああなってた」と戸惑っているばかり
あっという間に
「変なヤツがいる」と中学の名物＆いじられキャラになって、小学校時代を知る者が
「ああじゃなかったんだよ」と言っても信じてもらえない程
三年間そのまま、というか、どんどん敬語が大袈裟になりながら過ごして
（途中で、校内の意見発表に「僕たちはもっと礼儀正しくなるべきです」みたいな主張で出てたが、イロモノ扱いされていた）、
高校は自分たちの中学の子があまり行かない所に行った
大学受験の時に偶然会ったけど、敬語や人の顔を見られない態度などがまた極端になっていて、彼の過ごしてきた高校生活やその後を考えると非常に暗い気持ちになった
本当に普通の、のびのびした明るい男の子だったんだけどなー

なにかが憑依したんだよ…

思春期を境に何だかおかしくなるのって、たいがい親が原因なんだよね。