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義父「君が誰かを幸せにする日まで、それまでお願いするよ」俺「はい」→約束を果たし、いろいろあって幸せ。

コメント(6)

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1: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 10:54:42.18 ID:YUFvLaoW0

立ったら書く

3: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 10:55:18.71 ID:I1xMdPQi0
立ったぜー
5: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 10:57:01.12 ID:YUFvLaoW0
ある約束を果たしたので、気持ちの整理も含めて話して行こうと思う。
もう10年近く前の事なので曖昧な箇所はあると思いますが
興味ある人は覗いていってください。
今年26歳になりました。
仕事も充実してるし、2年付き合っている彼女もいます。
先週プロポーズをしてきました。
約束というのは昔付き合っていた彼女の両親との約束です。
「君が誰かを幸せにする日まで、それまでお願いするよ」
6: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 10:57:50.75 ID:YUFvLaoW0
田舎の港町で生まれた俺は、不真面目でいわゆるDQNだった。
田舎なので遊ぶところもなく、毎日ゲーセン行ったり、夜遅くにはナンパ行ったりとそれくらいしかやる事がなかった。
中学2年の冬に、ゲーセンでナンパをしたのが前の彼女です。
当時彼女は高校2年、4つ上で見た目は160cmくらいの細身で俺の理想の顔立ちと完璧だった。
遊びのつもりだったんですしかし、ガードが硬くなかなか相手にしてもらえませんでした。
やっとことで誘いにOKしてくれても、行くところは図書館で読書とか
ちょこっとした買い物だったりと正直つまらなかったです。
俺が「カラオケとかいこうよー」と誘っても、
「図書館の方が面白いからヤダよ」とあっさり断られ結局一日を図書館で彼女の隣に座って絵本ばかり読んでいました。
この時ですでに何度か付き合って、と告白しているのだが、見事にフられている

7: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 10:59:12.50 ID:YUFvLaoW0
理由は、年の差がイヤだからと言っていた。
この彼女と出会ってからは、DQN仲間とは全然遊ばなくなっていた。
付き合いが悪くなったとか散々言われたけど、どうでもよかった。
そうこうしているうちに中学3年にあがり、彼女も高校3年になり忙しくなっていった。
俺はスポーツ推薦で夏の時点で高校が決まっており、暇を持て余していた。
彼女は少しの暇を見つけて、俺の事を構ってくれていた。
そして、秋になった。
突然彼女から、「今日うちでご飯食べない?両親が会いたんだって」
一瞬、頭が真っ白になった。
8: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:00:46.66 ID:JCNugtjJi
支援しよう
はよ
9: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:01:49.23 ID:YUFvLaoW0
>>8
トンクス
どういう事だ、別に彼氏でもなんでもないのに会いたいって、やべえ超緊張する。
もちろん大好きな彼女からの誘いなので、了承して彼女と家へと向かった。
着く間に、なんで?とかお父さんどんな人?とか色々聞いたけど、彼女もわかんないって笑ってた。
ここで得た情報は、両親共に学校の教師という事。
教師という人種と元々合わない俺はOKした事を心から後悔した。
家に着いた、大きなドアを開けるといい匂いがして、お母さんが迎えてくれた。
礼義だけは、小さい頃から叩き込まれていたので、軽く挨拶と自己紹介をした。
10: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:03:13.11 ID:dnLgIJUZ0
なんだこれ切ない
11: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:03:48.72 ID:YUFvLaoW0
>>10
よければ聞いて行ってくれ
「は、はははじめまして、1です。彼女さんとは仲良くさささあくぁwせでftgyふじこlp」
派手に噛んだ。
お母さんは、綾子(仮)からよく聞いてますよ、やんちゃな子って聞いてたけど
全然そうは見えないわねって笑ってた。
そのままリビングへ通されると、ソファにお父さんが座ってた。
ちょっと顔怖い。
「お、お邪魔します・・・」
おそるおそると頭を下げるとお父さんは
「ん、なんだ全然普通の子じゃないか!まあ、座りなさい」とソファをポンポンしてる。
一体、綾子は俺の事をなんて言ってたんだろう。
12: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:04:10.91 ID:O+q6wkq5I
見てるぞ
13: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:04:47.34 ID:YUFvLaoW0
綾子は、着替えてくるねと言い残しリビングから居なくなった。
まさに拷問タイムの始まりである。
ソファに座り、小さくなっている俺にお父さんが話しかけてくる
「綾子の彼氏なのか?」
あいや、違います・・・
「ただの友達なのか?」
まあ、はいそうです・・・
台所からお母さんが「お腹空いたでしょう?もう少しでできるから待っててねー。」
18: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:07:02.86 ID:YUFvLaoW0
「高校は決まっているのか?」
あ、一応スポーツやってまして・・・、その推薦貰えたので・・
「おお、たしか柔道だったね!おじさんも昔やってたんだよ!」
あ、そうなんすかww
あとなんかいろいろ質問されたけど忘れた。
綾子が戻ってきて、お母さんの手伝いに行った。
そして食事の準備が終わって、食卓に案内された。
すげえ、超豪華・・・
しかも俺の好きなものばかりだ。
19: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:07:46.94 ID:YUFvLaoW0
ご飯を美味しくいただき、片付けが終わり雑談タイムが始まった。
遊んでいる時の綾子はどうか、とか今までどんな悪いことしてきたのか、とか
まあ普通の雑談だった。
綾子はずっとニコニコしてたのが印象に残ってる。
夜もすっかり遅くなり、そろそろ帰ろうとしたところお父さんが
「1君、今日は泊まって行きなさい、親御さんには私から電話してあげるから」
え?泊まり?wwwwwwいやいやいやいやwwww
それは流石にと断ると
「遠慮なんてするんじゃないよ、一緒に温泉に行こう」
泊まり+温泉すかwwww
綾子は「明日休みだし、いいんじゃない?マリオカートしようよww」とキラキラしてた。
断りきれないと諦めた俺は、もっていたPHSで父親へと電話をして事情を話、
お父さんへと変わり説明してもらった。
20: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:08:28.17 ID:YUFvLaoW0
その日はお父さんと温泉へ行って、遅くまで綾子とゲームをして
お父さんと一緒に寝た。
中学を卒業するまでこういう関係が続いた。
休みの前になると、お父さんから電話が入り、泊まりにおいでよと誘われたり。
綾子と遊んだ帰りはそのまま夕ご飯をご馳走になったり、
この頃からもう流石に緊張はなくなっていたし
一緒に食器洗ったりとかも平気でしていた。
24: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:10:08.44 ID:YUFvLaoW0
綾子は無事第一志望だった大学に受かった。
考えないようにしていたことが、もうすぐそこまできていた。
綾子は、都会の大学を志望していたので、離れてしまう。
別に付き合っていたわけではないのだけれど、
淋しい気持ちでいっぱいになってしまうので考えない様にしていた。
そして、綾子の高校卒業の日、俺は新聞配達とお年玉を合わせて、指輪をプレゼントした。
「卒業おめでとう、これ・・・お祝い・・・」
涙目になっていた。
もうすぐ離れてしまう事がイヤだった。
25: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:11:49.29 ID:T+KGcoHu0
>>24
の時点で付き合ってたの?
26: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:12:11.75 ID:YUFvLaoW0
綾子は
「ありがとう、嬉しいよ。それで、1に話があるの」
涙を腕でぬぐって、綾子を見た。
「1の事がずっと好きでした、私と付き合ってください」
顔を真っ赤にして綾子はそう言った。
嬉しい反面離れてしまうのに、綾子はそれでいいの?と聞いたら
「ちゃんと休みは帰ってくるよww浮気もしない、私が真面目なのは知ってるでしょ?ww
だから1も浮気はしないでね?君は不真面目だからねww」
嬉しさのあまり抱きしめてた。
27: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:13:26.27 ID:YUFvLaoW0
>>25
まだ付き合ってなかった
そのあと綾子も俺に指輪という名の首輪を買ってくれた。
そしてここで綾子の初めてをいただきました。
それからは綾子が学校始まるまでずっと一緒にいた。
お互い学校が始まったのだが、入学早々俺は先輩DQNに目を付けられ、校舎裏で複数にボコボコにされる。
後日やり返し、学校にバレ一発退学処分となった。
両親には殴られなかったが、綾子の父親に思いっきり殴られた。
「おまえは!なんですぐに俺に言わない!!なんとでもできただろうが!!!」
呼び出され1時間以上説教された。
28: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:13:57.60 ID:JCNugtjJi
DQN wwwwwwwww
29: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:15:27.28 ID:T+KGcoHu0
大事なところが抜けてるぞ!
30: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:15:44.23 ID:YUFvLaoW0
最後に「やってしまったものは仕方がない、どうするんだ?これから」
「とりあえず・・バイトでもしようと思ってます・・・」
正直なにもかんがえてなかった。
なんて綾子に言い訳しようかとそればかり考えていたからだ。
綾子パパは「それなら綾子のとこにいきなさい、向こうで働けるところを探してやるから、その方が私も安心できる」
32: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:24:40.45 ID:YUFvLaoW0
この時点で、まだ綾子は退学になったことは知らないです。
すぐに返事はしなかった。
そんなことより、綾子になんて説明しようかそればかり考えていた
その日の夜に綾子と電話で話をした
俺「イキナリなんだけどさ・・・」
「聞いてる、早く用意しなさい」
俺「」
39: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:30:02.93 ID:YUFvLaoW0
綾子はすでにおとうさんから聞いていたみたいで
怒られなかった、とにかく早く用意をして
こっちに来いとのことだった。
正直不安だったし、中卒で働くところなんてあるのかわかんないし
先立つお金もなかった。
俺は祖父に頭を下げ、東京までの旅費を出してもらった
祖父は無言で俺にお金の入った封筒を渡し
「なにかあったらすぐに電話をしろ」
と言ってくれた。
42: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:37:59.34 ID:YUFvLaoW0
封筒の中には10万円はいっていた。
うはwwwww金持ちきたこれwwww
スカイメイトを取得して、片道羽田までの航空券をとった。
出発の前の日、綾子のお父さんと話をした。
「おまえはこれから大変だぞ、覚悟はあるのか?」
俺「すいません、まだわからないです・・・」
「勉強はいつでもできる、なんなら俺や母さんが教えてやることもできる
だけどな、高校生活というものはもう二度と体験はできないんだからな」
余談だが、綾子のおとうさんは俺の高校に退学をなんとか取り消してもらえないか
かけあってくれていたらしい
46: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:46:56.91 ID:YUFvLaoW0
空港まで、綾子のお父さんとお母さんが送ってくれた
出発直前、綾子のお母さんがお弁当を渡してくれた
お父さんは「綾子のこと頼むな、なにかあったらすぐに連絡しろよ」
そう言ってくれた。
飛行機の中で弁当を食べた
全部俺の好きなものだった
涙が出た
47: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:48:12.93 ID:YUFvLaoW0
思い出すとちょっと泣けてきた
このあと上京編です。
いったん区切って、質問などあれば答えます
とくになければ続きを書きます
48: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:49:29.96 ID:JCNugtjJi
>>47
なんで先輩にやられたん?
49: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:50:47.86 ID:YUFvLaoW0
>>48
田舎のDQNはちょっと目立つとこうなるんです
あと、同級生が俺に彼女がいるってことを言ったから?みたいな感じです
56: 名も無き被検体774号+ 2012/03/05(月) 11:56:10.57 ID:JCNugtjJi
>>49
田舎ってめんどくさいんだな
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コメント
  1. 名無しのキスログ 2016年10月24日 at 23:16

    読み物として、面白かったよ!

  2. 名無しのキスログ 2016年10月25日 at 06:02

    ※1は余計な一言を言わないと気が済まないのかな?

  3. 名無しのキスログ 2016年10月25日 at 11:49

    たった数年で再婚しちゃうんだなぁとしか思わなかった

  4. 名無しのキスログ 2016年10月25日 at 17:51

    皆に幸あれ!

  5. 名無しのキスログ 2016年10月26日 at 03:44

    中2と高2だったら3歳差だよね

  6. 名無しのキスログ 2016年11月06日 at 08:08

    ssに交通事故は付き物です
    こういうの書いてる奴の文章って似通ってるよな

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