「どこに住んでんの?」
「〇〇、この前引っ越してきた」
「はーなるほど、親の仕事でか」
「うん」
「父さん?」
「お父さんいないから、お母さん」
「そっか、母さん好き?」
「好きだけど、ちょっとうるさいかも…」
「うるさいかwww母親ってのはそういうもんだww」
割とよく喋る子だってことがわかった
混んでいてクソ忙しい時に珍しくギャルギャルしい女が店にきた
「すみませーん!」
「はい、いらっしゃーい」
チラッと見ると、金髪ロングに色白で目鼻立ちがくっきりしてる
見る人が見れば美人と言うかも知れないが
一目見てわかった
こいつは嫌いなタイプだ
だってギャルギャルしいんだもん
どんな仲までハッテンしてんだよwwwwww
子供の遊びだぞ
大人の浣腸じゃないからなww
ギャルギャルしいのは席にも着かず
「ユウタ(少年)の母ですが!」
一瞬ドキッとした
モンペきたー
確かにギャルギャルしいのの横には少年がいる
会ったばかりの頃みたいな申し訳なさそうな顔をしてる
「わかりました。カツ丼2つお願いします」
食うのかよ
忙しいんだよ空気読めよ
少年が来たのはいいけど親が来やがった
ほかの客も大半が知った顔だし極力大人しくしてたかったが
「おいおい!お前どこでこんな綺麗な姉ちゃん引っ掛けたんだよww」
とか言ってくるドカタのオヤジ
「タケちゃんだって若いんだからいいじゃないのww」
とのたまうおばちゃん
頼むから黙っててくれ
ちなみにタケちゃんってのは俺だ
「ユウタがいつもお世話になってるみたいで」
とか言ってきた
「まだ忙しいんで」
と断り、少年とも目を合わせずに対応した
で、間もなく客も減り余裕が出来るとギャルギャルしいのが寄ってきた
普通「いえいえ」とかいうんじゃね?
だってギャル嫌いなんだもん
関わりたくなかったんだもん
20半ば~後半かと
ギャルギャルしいのと少年が帰った後
ギャルギャルしいのざまぁwwwwwメシウマwwwwww
とか少しテンション上がってた
少年は俯いている
おそらく、うちのことを話して怒られたのだろう
「カツ丼2つで1700円です」
「今までの分はこれで足りますか」
3万出してきた
「今までも何もお客さん、今日が初めてじゃないですか」
「ユウタがお邪魔していましたよね」
「ユウタ…さぁ、マサキしか知りませんが」
「で、でも、いつもこの子がこちらで!」
「来てません、大声出すなら早くお帰りください」
ギャルギャルしいのはぐぬぬと言いそうな顔で
少年の手を引いて帰って行った
少年はとても驚いた顔をしてた
少し悲しそうでもあったかも
そうだよな
俺はそんなことどうでもよくて
ギャルギャルしいだけで同じ空気を吸うのがイヤなほどギャルが嫌いだ
だいたい、ギャルって響きからして不潔っぽいし
ギャルってケバいし臭いしうるさいし
言い出せばきりがないほど嫌いだ
まぁそこはいいか
数日後、なんと少年がきた
「お、どうした」
「お金…」
「いらんよ、余りものだし」
「でも、お金払わないのは泥棒だってお母さんが」
貯金箱をそのまま持ってきたようで
リュックからドカッと貯金箱を出した
「何円ですか?」
泣きそうな声で言われても困る
シングルマザーだと子供にはしっかりした感覚を身に着けてほしい
って思うらしいね
とか、タメ口でケラケラしてたのにまた敬語になってるし
財布と貯金箱丸ごと差し出されても困るし
「多分それじゃ多すぎるかな」
「お詫びの分も…」
「だからいらないって」
「でもそれじゃ泥棒って」
少年は泣き出してしまった
「わかったよ、じゃ50円」
少年の出した財布から50円貰ってあとは返した
「でもお金…」
「今日も入れて50円貰ったんだけど」
「…」
「食っとけ、母さんにはお金払ったって言っとけ」
俺イケメンすぎワロエナイ
「また来いよ」
「いいの?」
「母さんには内緒にするか、お金払ったって言っとけよww」
それでまたバレた時、少年が叱られるのは可哀想だけど
飯食えない方がキツいよな
なんて正当化してる俺はきっとダメな大人なんだと思う
前日に仕事終わってから常連たちと朝まで麻雀をやったから
起きるともう夕暮れ時だった
タバコを買いにコンビニまで行った帰り
自転車に乗ったギャルギャルしいのがいた
仕事帰りだったのか化粧は薄めだった
でも金髪だったからビッチktkr状態
顔をよけてすれ違うことにした
声かけんなよドグサレビッチ!
なんて言葉を飲み込んだ
「えぇ、まぁ」
「あの子がまたご馳走になったみたいで、お金払ったって言うんですが…」
「ちゃんともらいましたんで、それじゃ」
「あの子、ここでうまくやっていけると思いますか?」
「さぁ、僕も元々ここの人間じゃないんで。それじゃ」
「あの!私たち最近こっちに引っ越したばかりで…」
「聞いてます、頑張って下さい。それじゃ」
ここまで行って逃げた
というか、無理やり切り上げて歩き始めた
困った顔したギャルビッチざまぁwww
今夜のオカズにしてやるぜひゃっはーww
くらいに思った
夏休み明けから登校するとか
前は広島にいたとか
野球したいけどきっと道具高いしとか言ってた
確かに、夏休み中に引っ越してきて
学校にもまだ行ってないとなれば
遊ぶ友達もいないだろう
母親も仕事で不在ならなおさら寂しいだろうなぁ
うちの常連に学校関係者いなかったかなぁ
なんて考えてるうちにギャルの困り顔をオカズにするのを忘れてた
少年野球やってた頃のグローブなら少年でもサイズ的に問題ないだろう
やたらと思い出だから、と物を取っておく両親にやや感謝
グローブボロいけど
数日後にまた少年が店に来た
「うん!」
なんかあるのかと少年は少しキラついた顔をした
「じゃ食ったら公園に行こう」
「うん!でもお店は?」
「おっちゃん、少し外れていいよね?」
「おう、夕方までには戻れよ」
「親かww」
で、飯食い終わってから2人で公園に向かった
「あ!グローブ!」
「キャッチボールすっぞー!」
「おー!」
いざはじめてみると見事なオカマ投げ
多分初めてなんだろう
投げ方を簡単に教えると、若いだけあってそれなりに見れるようになった
一時間くらいしてやめた
「いいの?」
「俺もう手入んないし」
「やった!」
「学校始まったらそれで友達作りな。学校いつから?」
「明後日から…」
「不安?」
「うん…」
「3日も通えば慣れるww」
少年を引き連れて
開店時間きっちりのご来店
営業中の札かけにいったら店の前に張り込んでやがりました
「昨日グローブを頂いたみたいで…」
「俺もう使えないんで」
「凄く喜んでるんです、本当にありがとうございます」
「いえいえ」
ギャルギャルしいのはそれだけ言いに来たらしい
「今日もキャッチボールしようね!」
「うい、じゃ3時に公園な」
「うん!」
マジでイケメンすぎて困っちゃうな
女がほっとかんでほんま
顔面崩壊してるけどな
その日、キャッチボール中に
ギャルギャルしいのの職業が看護婦だと聞いた
看護婦で金髪とかダメだろjk
夜勤とかあって1人の夜もあるらしい
前までは学童保育のとこに泊まっていたらしいが
こっちに来てそういうのがないから1人らしい
すまん 看護婦・金髪で反応してしまった
した
「じいちゃんばあちゃんいないの?」
「いるよ」
「こっちにいんの?」
「ううん、カナダ」
「は?」
「カナダ」
「マジか」
なんでも、じいちゃんがカナダ人
ばあちゃんはカナダと日本のハーフ
しかもギャルビッチの金髪は地毛らしい
とんでもねぇ一家だった
別にギャルでないわけかw
ギャルギャルしいのは概ねカナダ人だった
四分の三がカナダ人
父親が日本人だとしたら少年は八分の三カナダ人
やけに目鼻立ちくっきりだと思ったらそういうことか
「カナダには戻らないの?」
「え?英語わかんないよ?」
カナダに行くつもりはないらしい
ありえん
俺も韓国人の友達いないから韓国なんて国は存在しなかったんだね!
平和だね!
翌日、少年は学校で仲良くやれてるかなぁ
とか考えながら時間がたち、夕方になった
店の扉が開いたと思うと少年だった
しかもめっちゃ笑顔
「よう」
「今みんなでキャッチボールしてたの!」
「友達できたかww」
「うん!でもみんな家遠いんだ…」
「このへんは街から離れてるからな、まぁでも学校楽しくなりそうだろ」
「うん!ありがとう!」
「あいよ、またそのうち来いよー」
遊んできただの宿題たくさん出ただの話したり
キャッチボールしに行ったり飯食わせたりしてた
昼間でも涼しくなってきた頃
休みだったのでばあちゃんと飯食いに行くことにした
「孫にご飯食べさせてもらうなんて初めてだよww」
なんて言いながらしわくちゃになるばあちゃん
飯食って、その辺プラプラして図書館で休憩して
帰るかなって頃には3時半頃だった
たまたま通り道だった小学生の前を通り過ぎると
「タケちゃーーん!!」
声の方を見ると少年だった
隣りにはギャルギャルしいのがいる
予測変換だから余裕のよっちゃん酢漬けイカ
道中、ばあちゃんとギャル
俺と少年
ってな具合に自然と並んでた
というか少年が俺の横に来て勝手にそうなった
俺が少年の話を聞いている後ろでは
我が家のボスによる人生相談室が開催されていた
そして
「なんかあったら家を頼りなさい」
「いえそんな、でもありがとうございます」
「まぁ家にはこんな老いぼれと孫しかいないけどwww」
俺「そりゃ良かったな」
少「タケちゃんのおばあちゃん?」
俺「そう、家のボス」
婆「お人形さんみたいな男の子だねぇ、綺麗なお顔してw」
ギ「いつも息子がお世話になってます」
みたいな、ごちゃ混ぜなやり取りがあって
「タケちゃんも一緒に帰ろよ!」
と、少年親子と途中まで一緒に帰ることになった
ギ「それじゃ、私たちはこっちなんで」
婆「あらそうかい、じゃあんた送ってやんな」
俺「いやいや、ばあちゃん1人じゃん」
婆「女性と子どもだけにする方が危ないんだから」
俺「いやいやいやいや」
婆「ほら行った行った」
結局、ギャルギャルしいのと少年を送ることになった
ギャルじゃないんだろ?
見た目以外はね
「いいお婆さんですね」
「ただのお調子者ですよ」
「でも羨ましいです、あの、タケちゃんみたいな家庭」
「…はぁ」
「すみません、タケちゃんとしか知らなくて、お名前聞いてもいいですか?」
「ノリタケです」
「あ、ノリちゃんじゃないんですねww」
「タケの方を取られるのはこっち来て初めてで」
「でもそういうの良いですねww」
ケラケラ笑うとこは少年の母親だなって感じだ
一応言っとくけど名前は偽名だからな
そんなばあちゃんも今は…
えっ…ばあちゃん…
あぁ
さっきから友達との長電話とまんねぇ
なんやかんや少年宅に着いた
ギ「今日はありがとうございました」
俺「いえいえ、ばあちゃんも言ってたし、なんかあればいつでもどうぞ」
ギ「ありがとうございます、助かります」
少「タケちゃんバイバーイ!」
なんでギャルは最初イメージ悪いの?そう感じるの俺だけ?
タケちゃんが個人的にギャル嫌いだから。
先入観もあっただろな。
親戚からなんか送られてきたら
お裾分けと言って俺をパシりに使ってた
それで冬が近づいてきた頃
夜、少年から電話があった
「タケちゃん、お願いがあるんだけど…」
「おう、どうした」
「今日、お母さん夜勤なの」
「そうか、じゃ一人か」
「うん、あの…今からタケちゃん家いってもいい?」
「あーなるほど、いいよ」
「本当に!?」
「うん、泊まってけ。1人だと寂しいだろ」
「やった!じゃ今から行くから!」
「いや、俺迎えに行くから待っとけ」
「え、でも…」
「待っとけ」
「わかった、待ってる」
とりあえず明日の準備をさせて、母親に連絡を入れさせた
飯は済ませたようだが風呂はまだみたいだった
道中、少年はやけにテンション高かった
俺も、お泊まり会とかはやけにテンション上がった記憶がある
子どもってのはそんなもんなんだれう
家に着くと、ばあちゃんも歓迎モード
お腹減ってないかとかなにかと質問責め
広い広いと言ってずっとニコニコしてた
そんな広い風呂ではなかったけど
アパートに比べりゃ幾ばくか広いかもしれない
布団に入ってからも、突然小さく笑い出したりととにかく騒がしかった
無意味に俺をよんでは、何でもないと言う
ムーミンのAAみたく
学校へ向かうのを見送ってから店に向かった
店を開けて間もなくギャルギャルしいのがきた
夜勤明けだからか疲れた顔をしてた
仕事メイクなのに目元がクマで暗い
「昨日、あの子がお世話になりました」
「いえいえ、お仕事お疲れ様です」
「なんとお礼を言っていいか」
「お礼はいいけど、なんか食べます?」
「あ、そうですよね、じゃ生姜焼き定食を」
「はーい」
夜勤明けなのに割とガッツリ食うんだな
とか思いながら厨房に下がって作り始めた
おっちゃんは新聞読んでる、働け
ギャルギャルしいのはテーブルに突っ伏して寝てた
夜勤ってのはキツいだろうから起こすのも忍びない
まだこむ時間でもないしそのまま寝かせておくことにした
カウンター席だし客が来ても邪魔にならんだろうし
ちゃいまんがなでんがな
ある程度混んでくるとギャルも目が覚めた
モゴモゴとすみませんとかなんとか言ってるけど
それでも目は開ききってない感じ
帰ると言うのでそのまま送り出して厨房に戻った
「おーいタケ!!姉ちゃん寝てるぞ!」
店に入るなり声をはった常連
呼べれて言ってみると、入り口のすぐ横に座り込んでギャルギャルしいのが寝てた
肩を揺すって起こそうとすると
「んぁ…すみません大丈夫です大丈夫です」
と繰り返す
仕方ないから常連に手伝わせて店の奥に運んで寝かせた
背が高いからか、細い割に重かった気がする
伝言ゲームみたく話が広がって
俺がギャルギャルしいのとできてるだの
薬を盛って襲う気だっただの
冗談とは言え田舎の人間はえげつない噂話が大好物だ
生きる糧と言ってもいい
こんな田舎に金髪ギャルが引っ越してきたわけだし
数ヶ月経ってみんなギャルギャルしいのを知っていて
何者なんだと気にしていた
若干の服の乱れ方といい寝顔といい床に広がった金髪といい
俺は新たなオカズをまぶたの裏に焼き付けた
よっぽど疲れてたのか全く起きない
確かに麻雀やった日もかなり眠いわけだし
ましてや仕事ともなれば納得できなくもない
太ももくらい触ってもいいよなぁ
とか思ったりもした
男だもの
少年が友達と遊んでから帰宅する時間は大体いつも同じなので
その時間に店に顔を出さなければ直帰してるだろう
ましてや今日は母さんが夜勤明けで家にいるはずだから
その時間を見計らって電話をかけた
店に母親がいることを伝え、少年を店に呼ぶ
「今日、いると思ったのにいなくてまだ仕事してるのかと思ったw」
「職場から真っ直ぐここ来たみたいだな、そんで寝た」
「もう起こしていいよね」
「いんじゃないか?」
少年が声をかけるとギャルギャルしいのはすぐに起きた
「お母さん、ここタケちゃんのお店だよww」
「え、あ!ごめんなさい!私寝ちゃって!」
「いいよいいよ、夜勤って大変そうですし」
「本当にごめんなさい」
なんやかんやで、少し早いけど
せっかくだからと、親子揃って飯を食って行くことになった
帰り際にギャルギャルしいのから
昨日のお礼と、今日のお詫びをされた
それからは、ほぼ夜勤のたびに少年は家に泊まりに来た
ムーミンのAAみたいのも、最初の頃で落ち着き
普通に来てくつろいで寝て
クリスマスイブ、ちょっとそれが揺らいだ
「タケ、お前いい歳なんだからクリスマスくらい彼女と出かけろ」
「彼女なんかいねーよ、こんちき」
「今日はもう店閉めるから帰れ、な?」
「まぁ、今日は客も来ないか」
「だろ、たまには早上がりもいいだろ」
おっちゃんもこう言ってるからいつもより早く帰ってゴロゴロしてた
帰ってきた頃にはもう居なかった
オナニーでもするか、と思ってるとベルが鳴った
俺を訪ねてくる人は稀なので、ばあちゃんの客だなと思い玄関へ向かう
玄関を開けると少年が立っていた
しかも泣きながら
「今日泊まっていい?」
「いいけど、なんで泣いてんの?」
「だって…」
と、さらにしゃくりあげる少年
「母さんいないのか?」
「お母さん、は、いる」
「そうか、まぁ上がりな」
家にあがると居間で正座してまたシクシクと泣き始めた
と思ったからとりあえず泣き止むまでほっとくことにした
案の定、間もなくギャルギャルしいのからメールがきた
やっぱり少年とケンカしたらしい
理由までは聞かなかったけど
なんか静かになったなぁ、と思ったら泣き疲れて寝たらしい
ストーブ付いてるから寒くないと思うけど
一応タオルケットをかくておいた
「ケンカしたんだって?」
「…」
「まぁ、よくあることだからな」
「タケちゃんもお母さんとケンカするの?」
「ケンカどころか包丁で刺されたからな」
「え…」
「刺されなかったろ?」
「う、うん」
「じゃあ、なんて言われた?」
まぁ聞き出すと
今日は一緒にケーキを食べる予定だったと
でも急に仕事が入ってしまう
少年がゴネて、親子で揉めて
なんやかんやで「タケちゃん家に生まれたかった」と
そしたら「じゃ出ていけ、もう知らない」
ということらしい
少年は泣きながら
「お母さん泣いてた」
「お互い様だな」
「うん、でもお母さん泣いてるの2回目」
「へぇ、一回目は?」
「多分、お父さんがいなくなった時」
正直言って、聞かなきゃ良かったと思った
「それ覚えてたから、お母さんのこと大事にするって決めたのに」
「お母さん怒ってるかな?」
「明日謝れば許してくれるだろ」
「本当に?」
「本当に」
「タケちゃんも一緒に行ってくれる?」
「家の前までな」
「一緒に謝ってくれない?」
「お母さん泣かせたのユウタだろ?ちゃんと1人で謝りな」
「わかった…じゃ家の前までね」
「家の前までな」
翌朝、少年に起こされた
「タケちゃん、携帯鳴ってるよ」
「あ゙~…」
「朝早くにすみません」
朝っぱらからギャルギャルしい声だ
「ユウタ、そっちに居ますよね?」
「あー、はい」
「今から迎えに行きますんで」
「あー、はい」
冬の朝6時とか眠すぎるんですけどー
「え、謝るのに?」
「あー…じゃ来たときに謝れば?」
「タケちゃんも居てくれる?」
「居てあげない」
「ケチ」
ほどなくしてベルが鳴った
玄関にはギャルギャルしいの
「ご迷惑おかけしちゃって」
「まぁとりあえず中にどうぞ」
「え?あ、お邪魔します」
居間が一番暖かいから
で、少年に居間へ行くように促す
渋々居間に入って行く少年
俺はとりあえず台所でばあちゃんと一緒に朝飯を作ることにした
2人の表情を見ると無事解決した様子
とりあえず朝飯を食べさせると2人で帰って行った
正月は店も休みだからたまに帰省するかなぁ
と荷物をまとめてたら少年から電話がきた
「一緒に初詣行こう!」
「母さんと行っとけ」
「タケちゃんも一緒に行こうよ」
「家、ばあちゃんいるからなぁ」
「じゃ、ばあちゃんも!」
と、ここで電話がギャルギャルしいのにかわった
「元気そうでいいと思うけど」
「お正月は親戚で集まったりする予定?」
「予定はないけど、こっちに人が来るのは2日以降だろうなぁ」
「もし良ければ、みんなで年越しでもと思って」
「あー、ちょっとばあちゃんに聞いてみる」
久しぶりにお節でも作ろうか、と乗り気なばあちゃん
「いいって、お節作るって張り切ってるから適当な時間に家に来たらいいよ」
「やった、お節作るの手伝いに早めに行きまーす」
お節やら年越しそばの材料を4人で買いに行くことになった
俺は荷物持ち要因
ばあちゃんは、賑やかな年越しは久しぶりだよ
といつもより嬉しそうだった
手早く物を選んで会計へ
ギャルギャルしいのが払おうとしていたけどばあちゃんが
「皆様から頂いた年金だから還元しないと罰が当たる」
と言ってばあちゃんが払った
曰わく、今日の台所は男立ち入り禁止
とのこと
暇だから少年とプロレスやったり、冬休みの宿題を見てやったり
少年は国語も算数も得意らしい
しかも勉強が楽しいとか言う宇宙人だ
試しに、英語教えてやるかと聞くと
目をキラキラさせてた
大人は酒を、少年はジュースを
ばあちゃんは早々に
「久しぶりに働いたら疲れた」
と言って自室へ向かった
「ばあちゃんも初詣行くだろ?」
「朝に友達と行くから、夜は若いのでいっといで」
まぁ、年寄りに夜更かしはキツいだろう
「眠いか?」
「ん~大丈夫…」
「初詣の時間になったら起こしてやるから少し寝ときな」
「絶対?」
「絶対起こすから」
「わかった」
と、居間の片隅にタオルケットで寝かした
酒を飲みながらなんやかんやと話して、少年の話になった
「あの子、こっち来るまですっごく大人しい子だったんだ」
「へぇ~、確かに最初は喋んなかったなぁ」
ストーブがんがんやで
「それが今では友達もいるし、家でもよく喋るし」
「いい事じゃん」
「悔しいなぁって」
「何が?」
「私、タケちゃんに嫉妬してるんだ」
片親だからって絶対周りは悪く言うから
そんなの関係ないってくらい大事にして
私は何言われてもいいけど、子どもだけはしっかりさせよう
ってやってきたのに
タケちゃんに会ってからだよ
内向的だったのに急に明るくなって
友達だってすぐに作っちゃうし勉強だってするようになっちゃったし
やっぱり片親ってダメなんだなぁって思っちゃった
子どもじゃなくて、親がダメなんだって
多分、ユウタはタケちゃんを無意識に父親に見立ててるんだよ
それでタケちゃんと会ってから急に中身が成長したんだと思う
だからタケちゃんに嫉妬してる
激あつな展開!!
ギャルギャルしいのだってギャルギャルしいのなりのプライドがあって
いつもキリッとしてバリバリ働くぜ
みたいな感じだと思ってたら、弱音吐きまくってるし
金髪で気強そうでも、やっぱりそういう不安あるんだなぁ
って感心というか納得というか
なんか安堵感みたいなものをおぼえた
「たまたまそういうタイミングだっただけだって」
「それでも、それ親からしたらちょっと寂しいよ」
「気にしすぎだろ」
「なんか自信なくなっちゃった、私ってあの子にとって本当に必要なのかぁって」
「そういうのはキリがないから考えない方がいいよ」
「私はちゃんと母親やれてるのかな」
「立派な母親だって」
飲むと良くない方に向かうらしい
弱音吐きまくりでかなり弱々しかった
「そろそろ時間か」
「あ、本当だ、ユウタ起こさなきゃ」
パシパシと自分の顔を叩いて気合い入れてる
「ユウター、初詣行くよー」
「ん~…」
「起きないとタケちゃんとお母さん2人で行っちゃうよー」
「んー、起きるー」
寝ぼけ眼の少年を連れて外に出ると
さすがに寒くて目が覚めたよう
出くわした常連にはかなりいじられたが適当に受け流した
おみくじを引いてお神酒をもらって
雰囲気を楽しんだところで帰路についた
途中、少年宅によって着替えとかを用意
綺麗な身体で新年を迎えよう
ってことで結局入ることになった
少年が母親と入るとか俺と入るとか言って
みんなで入るとか言い出した時はさすがにお断りした
もう何度か一緒に入っているのでちゃちゃっと上がった
次にギャルギャルしいのが風呂に向かった
女の人ってのは風呂が長い
待ってる間に少年は寝落ち
そろそろ起きてるのキツいなぁって頃にギャルギャルしいのがあがってきた
濡れた髪が色っぽい
楽しく見てるよ
「一応ね」
「ちゃっかりくつろいじゃってすみません」
「くつろいでもらえて何より。ユウタは寝たよ」
「あ、もう3時かぁ」
「俺も寝るわ、客間に布団敷いてあるから」
「ありがとー」
なんで同じシャンプーと石鹸なのにいい匂いがするのか
ユウタにはお年玉をあげた
5円玉をぽち袋パンパンに入れてやったら飛び跳ねてた
まだ金の価値がよくわからない子供は楽
適当にグダグダ過ごして夕方、2人は帰って行った
ギャルギャルしいのは翌日、早番らしい
少年は残ると言っていたけど帰らせた
なんかあんま家にいさせるとギャルギャルしいのがまた無駄に悩みそうだったし
wwwww
かえってちょうどいいくらいになるから
何かと集まって過ごすようになった
店のおっちゃんとか常連からは本格的に嫁とか息子ってからかわれるようになった
「タケ、今日合コンあんだけど行かない?」
「どこで?」
「街、車出すから、急に1人増えたんだよ」
「店終わってからなら」
「よし、じゃ7時に迎えに来るから」
こっち来て初合コン
どきむねわくてか
おしゃんてぃに着替えて臨んだ
男の顔ぶれはドカタ3、公務員1、飯屋1
会場となる店にはもう女性陣が待機してた
顔ぶれはゴスロリ1、バグベア4
どーもならん
でもそこはドカタ連中のノリの良さで
まぁ、久しぶりに若い雰囲気を味わったような気がする
特に繋がりもできなかったので内容省略
一つ言えるとすれば、腕の産毛を剃らない人は嫌いじゃないが
ガチ毛はあかん
剛毛なのに肌弱くて剃刀負けするわ、脱毛クリームで荒れるわの人もいるから堪忍して
自分は真夏でも肌露出しないよう努力して生きてる
「みんな、正直すまんかった」←設定者
「なんか臭かった」
「ゴスロリ足臭かった」
「バグベアAのフケやべぇ」
「腕毛がエスキモー並」
みんな思うところがあったよう
後日、ギャルギャルしいのたちが家に来て
ばあちゃんと少年が寝てからその話をした
「相手には申し訳ないけどしんどかった」
「へぇ~」
「…」
「へぇ~」
「なに?」
「べっっっつにぃ」
書いてたら気づくけど、これもうあれですやん
嫉妬されてえ…
ギャルギャルしいのは、それじゃっと
力強く言って帰ってった
まぁ、ちょっとした余談でした
少年の学校は始業式
昼過ぎのまだ忙しい頃、やたらと携帯が鳴ってる
発信元は知らない番号
最初は無視してたけどあんまりしつこいから出た
「はい?」
「あ!ユウタ!ユウタがぁ!」
なんか泣きながら叫んでるけどギャルギャルしいのだった
どういうわけか少年が病院にいるらしい
それも状態がよろしくない
電話を聞いてたおっちゃんが気を利かせてくれたから
とりあえず病院に急いだ
病室にいるみたいで、そこに行くと
ベッドに寝た少年と傍らで俯いてるギャルギャルしいナース
ギャルギャルしいのが俺に気づいて立ち上がった
目は真っ赤でまだ泣いているよう
始業式の帰り、車にはねられたらしい
頭を打っていて意識不明
CTを見る限り、脳に損傷はないようだけど
脚を骨折、打撲擦り傷多数
喋ってる最中、泣き崩れるギャルギャルしいの
結局、どうしようもなくある程度そこにいると
「ご近所さんってだけど呼んじゃってごめん」
と言われ、今日はもう帰っていいよと促された
翌日、病院に行くと病室には2人
「このまま目覚まさなかったらどうしよう」
「脳は大丈夫なんだし起きるよ」
「この子がいないと私生きていけないよ」
「大丈夫。それより寝てないんじゃないの?」
「私どうしたらいい?どうしたら目覚ますの?」
「ひとまず休みな、俺が見てるから」
それでもどうしようどうしようと呟いてた
すると、ギャルギャルしいのは少年との思い出を話し始めた
どこへ旅行に行ったとか何を食べたとか
それでも少しすると、どうしたらいいの?と言う
トイレに行きたくなって立ち上がると
「どこ行くの?」
「ちょっとトイレ」
「帰らないでね、1人にしないで」
「すぐ戻るから」
「絶対?何分?」
気が動転してて少し危ない感じになってた
ギャルギャルしいのの病棟の医者なようだ
「鈴木さん、今日は帰った方がいい」
「大丈夫です」
「帰りなさい、身体壊す前に」
結局、帰されることになった
「今日泊まりに行っていい?」
「いいよ」
「ありがと、ちょっと1人にはなりたくなくて」
「明日には目覚ますよ」
タケちゃんはめちゃくちゃでかい存在になってるな
さすがに脱衣所にいるってことで勘弁してもらった
交互に風呂に入り、部屋に戻るまでずっと話してた
「この子がいないと生きていけない」
ってのが大袈裟じゃなく、それだけ心のより所だったよう
寝る時まで一緒だった
数時間しか寝られずに朝
おっちゃんに無理言ってその日も休んで
ギャルギャルしいのと病院へ行った
状況は相変わらず
返事はなくとも何度も少年に話しかけてた
昼過ぎ頃、眠くてウトウトしていると
「ユウター!!!!」
ものすごい声がした
少年が目覚めたよう
因みに俺の目も覚めた
ギャルギャルしいのはまた泣き崩れた
俺もどうしていいかわからず、
2人にかける言葉も見つからなくて棒立ちになってた
「お母さん…脚痛い」
ギャルギャルしいのも俺も驚いた
ギャルギャルしいのはまたさらに泣く
少年が俺に気づいた
「タケちゃん、全部痛い」
「お、おぉ」
俺も動転しててまともに返事できなかった
見る見る元気になって、いつもみたく笑顔
ただ、入院生活はつまらなくて嫌そうだった
少年が起きて、ギャルギャルしいのも落ち着いた
取り乱しちゃって、と謝られたけど
むしろおかずをたくさん頂きありがとうございます
ハムを少年宅へ持って行った
酒をもらってしまい、ついつい泊まることになった
少年は早いうちに寝た
程よく飲んでつまみもなくなった
「自分で持ってきといてなんだけどうまかった」
「わ、私はもっとおいしいよ」
「え」
「冗談冗談ww」
ジョニーがアップを始めた
自分がやるから風呂どうぞと勧められた
それも悪かったから、
俺が洗っとくから先に入るように言うと
「え、一緒?」
「そうそう、一緒一緒。嘘だけど」
「一緒でもいいよ」
「いや、入んないよ」
「一緒の方が節約なるし」
結局一緒に入ることになった
もちろん、期待してなかったと言えば嘘になる
大いに期待していた
急展開www
初めてお風呂屋に行った時のようなドキドキ感
さらになんか無言
真横に立って見るギャルギャルしいのの顔はかなり整ってた
化粧も落としていて、それでも濃いめの洋風顔
俺は元々、夏帆みたいなのがドストライクなんだけど
どうやらギャルギャルしいのに毒されたよう
「じ、じゃぁ」
とか言う
さすがになんか、ただの仲良いめのご近所さん
ってだけで一緒に風呂は良くないよなぁと思って
それとなくなかったことにしようとした
なんやかんやは本当になんやかんやあって
めんどくさいし書いても賛否両論ありそうだから省略
この日は結果的に風呂は別々
寝る時も少年を挟むような形で就寝
ジョニーは開店休業
なんやかんやが多いやんか
向こう側のギャルギャルしいのと目があった
むずがゆいような感じ
でもなんか嫌な気持ちじゃなかった
っていうかなんでこんなに暑いわけ
くっそあちぃなこの野郎
ギャルギャルしいのに呼び止められた
まぁつまり、付き合ってるんだからちょっと待ちなってことらしい
「付き合ってるってことでいんだよね?」
「うん、多分」
「煮え切らないなぁ、キスとかさ」
「マジか」
で、まぁキスをして少す話して俺も店に向かった
少年が寝た、もしくは不在の時は愛し合ったりもした
そんな感じでしばらくたつと、大体3人でいることが多くなった
というか、大体どちらかの家に集まってた
ある日、珍しく家にばあちゃんと2人の時
また珍しく真剣な顔をしたばあちゃんがいた
「どうって、何が」
「リエちゃんだってもう若くないんだから」
「?」
「早く結婚してやんなさい」
「は?」
「結婚して、家に住まわせた方が何かといいでしょ」
「いや、ちょっとそれはまた今度」
突然の話でかなり焦った
さすがリア充
店のおっちゃんが経営会議だと言ってきた
「うちの息子がな、こっちに来いって言うんだ」
「やったじゃん」
「タケ、お前店やれ」
「え」
「どうせ店なくなったら仕事ねぇだろ」
「そうだけど」
「よし決定、来月から息子とこ行くからよろしく」
息子にやらせろよ
と言いたいのを飲み込んだ
仕事なくなるよりいいかなぁ
くらいのノリで半ば無理やり承諾
何となくやり方がわかってきた
精神的な面に関しては
少年親子にかなり助けられた
どんなに凹んでもギャルギャルしいのに
できるよ、大丈夫
って言われたら不思議と本当に事が進む
いつものようにギャルギャルしいのといた
少年はすでに寝ていて、俺たちも別室で横になってた
ギャルギャルしいのが俺に乗っかってきた
「何難しい顔してんの?」
「ちょっと悩みというか迷いというか」
「話してみて?」
と言ってキスしてくる
「いや~…んー…」
「そんな悩んでるなら今日はやめる?」
「あ~…結婚する?」
「え、ちょ、今言うの?」
「ダメ?」
「私恥ずかしいじゃん!プロポーズされるってのに1人だけやる気まんまんで」
「そこも好きw」
色々と、こんなんだけどいいの?
と質問攻めにされたが
そんなことは全部考えた上での答えなわけで
なんと言われようと気持ちは変わらなかった
再婚だから一応披露宴とかはやらず
俺の身内がちょろって家に来て顔見せくらいにした
ギャルギャルしいのの身内はカナダだからさすがに無理だった
少年もギャルギャルしいのも相変わらず
タケちゃんって呼ぶし、ギャルギャルしいのは看護婦辞めないし
変わったと言えば2人の名前くらいだった
そのうちで娘もできた
可愛いだろうな
少年は妹を猫可愛がり
娘が生まれた翌年
ギャルギャルしいのの乳ガンが発覚
発見は遅く、転移しているようだった
薬の副作用もあって日に日に痩けていく
肌は白を通り越して青白い
今度は子持ち
しばらく店を開ける気にもならず毎日ボーっとしてた
でも、子どもたちは元気だ
笑顔で妹の世話をする少年
少年に満面の笑みを向ける娘
2人を見守るばあちゃん
俺は置いて行かれたみたいだった
うそだよな((((;゚Д゚)))))))
やめろ
さすがにこれじゃダメだと思ってしまう
「明日から店開けるかな」
「本当に!?僕最初のお客さんになる!」
「ユウタは学校あるだろ」
「じゃ朝早くお店しよ!僕とマリが最初のお客さんね!」
なんだが少年は俺が店を開けるのを待ってたかのように反応した
それからはすぐに立ち直った
たまにギャルギャルしいのの写真や手紙を見て泣いたりしたけど
今度は俺がガンになった
肺ガン、タバコを吸ってなければもっと子どもたちと一緒にいられたのに
娘の花嫁姿を見られないのは残念
釣りであってほしいよ
タケしゃん…
ユウタはえぇ子やね
そう書いてくれよ……
釣り宣言はよ
細かいとこは、ユウタの記憶や私の想像・妄想です
今更ながら、半分くらい釣りでした
え?娘さん?
マリ?
どこまでが本当の話なんだろう…
どうあれタケしゃんはもう居ないんだな
タケちゃんとギャルギャルしいのは既に天国へ・・・で、日記とか記憶をたどりながら、妄想混じりに書いたという話なのか・・・?
ユウタは元気なん?
会話や細かい部分が嘘っぱちです
大まかな流れは、2人の日記や手記に嘘がなければ本当です
つまり、タケちゃんの娘である私が
両親の日記・手記を見て、それに想像妄想を混ぜ込んでここに書きました
因みに、ユウタは結婚してお店やってます
定食屋というより、喫茶店というか、その中間というか
詳しく書かないけど、それなりに人が来るようです
今いくつでなにしてるの?
22でOLしてます
そこは看護師設定にしとけよ
看護婦です(キリッ
2人が結婚した辺りで適当にねじ曲げて
さっぱり終わらそうかなぁ
と思ってスレ立てました
でも意外と伸びちゃったしなんか勢いでスレタイ無視しちゃいました
なんやかんやでここでも愛されてしまったよ
えぇ親父さんやったな。゚(゚´Д`゚)゚。
若いうちから大変だったんだね
無気力人間だったっぽいです
本当は、実家も追い出されたようです
10歳くらい離れた兄か
今でも仲いいの?
ご両親の冥福を祈る
でもいい兄が残って良かった
ありがとうございます
兄も仲良いですが、姪が可愛すぎて可愛すぎて
そう、喪中です
20年は一緒にいたんだろうから、会話の感じとかはあんな感じなんだろうな・・タケちゃん・・・。娘さんもタケちゃんみたいな良い男と出会ってステキライフを送って欲しい。
ええご両親じゃのぉ
たけちゃんみたいないい奴と結婚してね
たけちゃんがイケメンなのは娘さん視点だから余計に
実際の父はグータラでしたけどねww
幸せになってね!
ないです
残念なことに
タケちゃんは50ちょい位で亡くなったのか
いい人ぽいのは早く逝ってしまうのもだな・・・
晩年の父は、さながらテキトー男でした
まぁそうですね
乙ー
最初は、あの女で
途中からリエになってましたね
因みに母も兄も私も父をタケちゃんと呼んでました
タケちゃんのご冥福を祈ると共に、乙でした
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引用元: http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1345831087/
引用元: http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1346599683/
娘だったかぁ~
そりゃ皆が1番知りたいなんやかんやの部分は書けんわな、自分が生まれる前の事なんだし
ばぁちゃんは?
ギャルが割とまともなやつ設定なんやったら、結局なんで息子の飯位用意してなかったんや?普通に虐待やと思うんやが。
マリ文才ありすぎワロタww
3/4カナダ人で金髪ならほぼ見た目白人だと思うんだが
ギャルギャルしい見た目なのか?
ギャルゲ化決定
※5
3/8じゃなかった?
爺さん婆さんがハーフと外国人、もう片方の爺婆が日本人
ドラマ化決定
開始早々ニート脱却しててワロタ
お前が働いてるとこばっかじゃんw
えらいw
ひどい釣りだぜ…御浄土でお幸せに
米3
純粋に母親がアホだったんだろう。
理由を書いてないのは飯を用意し忘れた訳が日記に書いてないから。
気がついてからは飯を用意したと思うが、カツ丼食べたかった兄貴がこっそり飯屋に通ってたんだろう。(推測するとメシマズだった可能性が高い。料理もハム切ったのと、ばあちゃんと作った描写だけだし)
釣りなら最後はめんどくさくなって端折って止めたんだろうが、本当だったら日記が途中で終わってるから続けようが無かったんだろうと思う。
日本で飛び級制度は1998年から始まって、まだ20年経ってないよね…
タケちゃんとリエちゃんが天国でも仲良くしてますように
ユウタくんとマリちゃんがこれからずっと幸せしかありませんように
仮名だろうけど私もリエ(身内にマリもタケもいるw)なので感情移入して読んだわ
で、ギャルはなんで飯抜きの虐待してたの?
ちゃんと育てようと思ってたのに自分がいない時は飯抜きにしてたとか、それになんの説明もないとか不審すぎ。
虐待親がタケちゃんに会ってまともになった話なのか?
こまけぇこたぁいいんだよ!
読み物としておもしろいじゃねぇか。
日記・手記にそこまで事細かいことは書かないだろうし、ご飯も用意してたけど育ち盛りで腹が減ったんじゃねーのくらいに考えて読もうよそこは。
飛び級制度は大学独自に規定がある。俺の母校も条件満たせば大学4年時に修士1年の課目仮履修して、修士1年時に本来修士2年の単位取れば学部修士合計5年で卒業できるみたいな制度がある。公には飛び級制度と呼ばれてないけど実質的に飛び級みたいなもんだしこれもそういう大学独自の制度利用したんじゃないかね。
貧乏だって知ってたから、お昼代として貰ってたお金、空腹我慢して全部貯金箱に入れてたんじゃない?子供ってそういう無茶するよ。
貧乏子沢山だった知り合いの息子も、「無駄遣いするんじゃないよ」って言われたからって、食事もせず一円も使わずに何かのイベントから帰ってきた事あったよ。
娘だとわかったとき鳥肌たったわww
タケちゃん天国でも幸せになれよ…
心温まりました