非常に混み合っている交差点でいくら待っても先頭車が動かない。目をこらして見てみると、なんと…

説明が難しいんだが、私の通勤ルートにとある交差点Ａがある。
その交差点は信号が無い為、交通状況をしっかり確認して走行しなければならない。
その交差点を渡り終えるとすぐに次の交差点Ｂがある。
そこは信号があるが赤信号の時間がやたらと長い。
Ａ交差点を通過する際、Ｂ交差点の信号が赤で通勤時間だった場合、非常に込み合うためＡ交差点からＢ交差点までの道は車が詰まってしまう。
なのでＡ交差点では左や右からの車を通すために道をあけなければならない。
Ｂ交差点が青になるまでの辛抱なのだが、今日は酷かった。
案の定詰まるＡ交差点。
通常通り左右からの車を通すために道をあけていた。
左から来る車で、Ｂ交差点に向かおうと左折する車も少なくない。
詰まり気味のＡ交差点で道をあけている先頭の車は、その左折する車にＢ交差点に向かう順番を譲ったり、Ｂ交差点の信号が青になったら詰まりも解消されるので左折の車に待ってもらい直進する。

私は詰まり気味のＡ交差点で前から二番目に止まっていた。
一番前の車はしっかりと左右からの車の為に道をあけていたんだけど・・・
待てど暮らせど先頭車は動かない。
その間にＢ交差点の信号が１０回以上は変わってる。
目をこらして先頭車を見てみると、なんと左から来る左折の車に道を譲りまくってる。
手で「どうぞ～」と指示してるのが見えた。
少しの間なら譲るのは親切だなーと思うがもう随分長い間譲りまくってる。
頃合いを見計らってこちらも直進しないと後続車の列が長くなる一方。

対向車線も込み合っていて、追い越せる状況ではない。
先頭車が進まないことにはこの状況から抜け出せない。
私は二度ほどクラクションを鳴らしたのだが、先頭車は動かず左折車に道を譲りまくっている。
すると、後続車の中の誰かが車を降りてきて先頭車までズカズカ歩き窓をドカドカ叩き始めた。

「てめーいい加減にしろよ！信号何回変わってると思ってんだ！この通勤時間の糞大変な時間になにやってんだ！」と怒鳴り散らしてた。
この道は混むと言っても普段なら特に時間を取られることなく通過できる。
今回が異常なだけだ。
怒鳴り散らしているおっさんが、わーわー喚き散らした後私の方を向いて
「ねーちゃんもそう思うよな！？」と同調を求めてきた。
とんだ流れ弾で、驚きつつも一応うんうんと頷いておいた。
たぶん声届かないから。
その後も後続車数台から怒りのクラクションが鳴り響き、しっちゃかめっちゃかに。
先頭車の運転手は泣いていた。
その後、おっさんが「おいてめえ！16歳じゃねぇか！」と叫んでた。
先頭車の運転手、無免許高校生だった。
あまりに若く見えたのか問い詰めたっぽい。
学生手帳でも見せたのかな？
その後先頭車はおっさんに運転手をしてもらい、Ａ、Ｂ交差点を通過しどこかに去っていった。
おっさんの乗ってた車は？と思ったがたぶん同乗者がいてその人が運転交代したのかも。

ちなみに仕事には間に合いました。