俺は高校時代はそれなりにワルで、所謂チーマーだった。
少し後に流行ったドラゴンアッシュの歌よろしく悪い奴等は大体友達な感じ。
学校でも外でも同類の連中と息巻いてたり、多分人生の中で一番調子に乗ってたと思う。
自分で言うのもなんだけど地頭自体は悪くなかったし親も貧乏では無かった為、高校はそこそこの所に通っていた。
そこにAという小太りのアニメオタクな美大志望のクラスメイトがいた。
Aは大人し目で口数も少なく、運動神経も悪い上に当然顔もよろしくなかった。
そんないかにも「イジメて下さい」と言わんばかりの獲物を目の前に、当時の俺達が大人しい訳が無かった。
初めは小突いたり金を借りるという名のカツアゲから始まり、格ゲーを真似た技の練習相手や
女子の前で裸にしたり、トイレの便器に顔を突っ込ませたり、万引きをさせたり教室に侵入してきた虫を捕まえさせて食べさせたり……
自慢じゃないけど、学園ドラマでやってた様なイジメは一通りAに対しやってきたと思う。
だが不思議な事にAは不登校になることはなく学校に一生懸命通っていた。
後から聞いた話だが、それなりの学校に通っている期待の息子像(両親や妹から)を裏切りたくなかったらしくイジメられている事実を隠しながら我慢して通い続けていた様だった。
だけど当時の俺達は馬鹿で、そんなAにますます苛立ち、イジメはエスカレートしていった……
ある日Aの事、普段はいかないAの部活の美術室に乱入した俺達は、Aが描いていた一枚の絵を見つけた。
どんな絵だったかはよく覚えてないけど、恐らく風景画か何かだったと思う。
俺達はさっそくその絵にイタズラをしようとした所、いつもは大人しくイジメられていたAが必死になって止めてきた。
とりあえずAの腹と顔にKOFの主人公の技を入れて黙らせた所、近くにいた別の部員が
「その絵はAがコンクールに出展する為に必死で描いてきた絵だ、お願いだからそれを壊すのだけは止めてくれ!」
と抗議してきた。
とりあえずそいつも当時流行っていたKOFの技をキメて黙らせたんだけどそれでも必死にどうかそれだけは、それだけには手を出さないで下さいとお願いするA。
その姿を見て俺は思いついた、
「おい、A、その絵、お前が破れよ」
当然拒否するA、すかさず俺達は
「来年入学予定のお前の妹がどうなってもいいの~?」
といやらしく聞いてみた。
なおも渋るAを蹴りまくったり、他の部員のキャンバスにカンフーキックを始めた俺達を前に、とうとうAは屈し、自ら絵をカッターで切りつけ、メチャクチャにした。
そこで話が終わっていれば、ただの学生生活の1エピソードだったと思う。
でも話は終わらなかった…その翌週、Aが自宅で首をつり、自殺したというニュースが先生から伝えられた。
焦って美術部員を締め上げ話を聞いた所、Aはコンクールに異常なぐらい熱心に情熱を傾けていたようでその絵を自らメチャクチャにしてしまった事に対し、非常に後悔をしていたらしい…
さすがに俺達も少し後悔したが、そこは当時調子に乗りまくりイケイケだった俺達。
すぐにその事を忘れて元のチーマーライフに戻っていった。
不思議とイジメの件で俺達の責任が問われる事は無かった。
恐らく学校側(先生らや他の生徒)は知っていたと思うんだが…
多分責任問題になりたくなくて必死に隠蔽したんだと思う、後から俺達の親も問題の収集に奔走していたと聞いたので、お礼に高い酒を買ったりしてあげた。
俺の親父と10万円ぐらいするワインを一晩で空けて語り合った夜は、今でも俺の大事な思い出の一つだ。
その後、大学に進学、卒業した俺は、とある証券会社に就職した。
チーマーやワルは卒業した俺は、ただの証券マンとして普通に働いていたんだけどある日訪問した客の苗字や顔に、どうにも覚えがあった…
客の相手をしながら必死に記憶を掘り返して…思い当たった。
そう、客はAの父親だった。
俺は知らず知らずの内に、Aの親を顧客としていたのだった…
Aの親は俺の顔に見覚えが無いようだった。
当然だ、だって葬式で一回ぐらいあった限りの元クラスメイトの顔なんて覚えてる訳がない。
しかも雰囲気だって全然違うし。
Aの親はそこそこの地主で自営業も経営している、所謂上客だった。
A親みたいな客からいかに金を引き出せるか…それが俺達証券マンの仕事だった。
俺は思い切って、当時流行っていたとある銘柄を勧めた。
「絶対儲かりますよ」
「絶対値上がりますよ」
「今が買い時です、この時を逃すともうチャンス無いですよ!」
あまりの俺の熱心さに若干引き気味のA親だったが、俺の根気に負けたのか、その銘柄を買ってくれた。
その銘柄が上がってくれれば…
俺も罪滅ぼしが出来て、まだ幸せだったかもしれない。
でも現実は残酷だった…
数ヶ月後、投資に失敗した会社は急激に経営が悪化し、俺が勧めた株は紙くずと化した…
その損を取り戻そうと、A親は俺にすがってきた。
俺も罪滅ぼしに必死になって、リスクはあるがリターンも多い銘柄を勧めまくった。
その結果…Aの親は勝負に負け、リスクだけを背負って、株式市場から退場していった…
借金でA親は土地と会社を手放す羽目になった。
最後にあった時の、A父親とA母親の恨みがましい顔は今でも忘れない。
「お前のせいでこうなった!一体どうしてくれる!」
俺は土下座して必死に謝ったが、かといってA両親が失った財産が戻る訳もない。
結局A父親は自己破産し、A両親は離婚。
あまりのショックと心労で、A母はAの後を追ったと、後日同僚から聞かされた…
「証券マンは、客を2,3人殺して初めて一人前」
当時の上司からそう教わった。
実際成績の良い先輩らも、一度は客が投資に失敗し、よくて自己破産
自殺や行方不明、失踪などを経験していると酒の席で聞いていた。
その痛い経験を糧に、証券マンは成長していく…そう教わったし、そう信じていた。
でも俺の場合は、ただのA親はただの客では無かった。
それなりに成長し、将来を誓い合った人もいた当時、人の痛みも分かっていた俺は俺なりに悔いて、A親へ罪滅ぼしをしていたつもりだった。
でもそれは逆効果だった、俺はAだけでなく、Aの母親までも死に追いやってしまったのだった…
追い詰められ精神を病んだ俺は、会社を退職し、当時の婚約者とも婚約を解消しそのまま再就職も出来ずに一年近く引きこもる羽目になった…
で、アンタは何でまだ生きてるの?
自業自得!
一生引き込もってて下さい!
その後、何とか立ち直り、まったく別業種の会社に就職した。
そこで今の妻と出会い結婚、子供も授かる事が出来た。
しかし年収は今でも600万弱と当時の年収の半分にも届かない。
あのまま元の会社に勤めていたら…と思う局面は今でもよくある。
しかし、俺の失ったのは金だけでは無かった。
A親の末路を聞かされた時から、夢の中に、Aが出てくる様になった。
Aは何も言わず、恨みがましい目で、じっとこっちを見つめているだけ。
Aにじっと見つめられ、凄まじい恐怖で叫ぶ所で、目が覚める…
年に一度は、必ずそんな悪夢を見るようになった。
子供を授かってからは、Aの両親、子供が小学校に入る時には会った事もないAの妹が夢の中に登場するようになった。
彼らは俺をぐるりと取り囲み、ひたすら俺を恨みがましい目で見つめ続ける…
何も言わず、何もしない。
ただ見つめているだけだ。
でも俺には彼らの強い恨みが分かってしまう。
発狂しそうな恐怖で泣き叫びながら、俺は目を覚ます…
昔は年に一度程度だったのが、今では数ヶ月に一度、そんな夢を見るようになった。
家族には本当の事は言えなかった、仕事のストレスで酷い夢を見るのだと説明している。
しかし俺が悪夢を見ている様子があまりにも尋常ではないので、妻には精神科への通院を勧められている…
でも、俺だけは真実を知っている。
俺の悪夢は、俺の過去と罪悪感が見せている。
そしてその過去は決して変える事が出来ない過ちだ。
精神科に行った所で変わる訳もない。
俺は恐らく、死ぬまでこの悪夢に苦しめられ続けるのだろう。
Aの親がAの元に旅立ってから10年以上、学生時代からは20年以上経っているのに未だに俺の過去は俺を苦しめ続ける。多分死ぬまで続く修羅場だ…
先日も悪夢にうなされ、飛び起きてしまった。
後悔と罪悪感と共に、吐き出させてもらいました。
これを読んでいる、調子に乗っている若い人達。
くれぐれも俺みたいな過ちだけは犯さないようにしてくれ。
俺みたいになってからでは、遅いのだから……
あなたさ自分が修羅場だと書いてるんだよね?
でもその話、あなたの修羅場じゃなくてA親子の修羅場じゃないの?
ネタかもしれないけど自分に酔ってて気持ち悪い
貴方と貴方の家族が一日も早く潰れますように。
・【解決】夜の生活がなくなって4年。なんの為に結婚してるのかよくわからなくなった。恋人が欲しい。
・彼女がいまだに親から援助してもらってる。俺「自立して欲しい」彼女「私の親が私に何しようが俺くんには関係ないでしょ!」
・従姉妹の結婚相手が「元嫁の不注意で子を亡くした」と言ってるらしいんだけど、真実は違って許せない内容だった。伝えた方がいいのかな?
・バイト先の居酒屋で予約客が当日になってキャンセルした。キャンセル料も払ってるし問題ないんだけど、数日後…
・【友やめ】友人がネットショップを始めた。友「どう?今後の勉強として感想聞かせて?」→正直に言ったらキレられた。
・【胸糞】予約したディナークルーズで彼女にプロポーズしようと思っていた。でも、彼女は憧れの先輩と行ってしまい…
・【キチな報告者】嫁が作った料理が、危険な地域の食材と分かって無理矢理吐いた。→嫁が実家に帰ってしまったんだが…
・【後悔】娘二人が成人したんだけど、育児間違ったなと後悔してます。お姉ちゃんの方は毎日怒鳴って頭をぶってしまい…
・【凄い…】高校生の時にA先生の体臭が良い匂い過ぎて好きになった。→「A先生と結婚すれば毎日匂いを嗅げる」と思った私は猛アタックしたんだけど…
・【素敵】美人な嫁は周りにチヤホヤされてきたせいで我が儘。でもそれが凄く可愛くて見えない所で笑ってしまう。
・【うわぁ】母の誕生日に父が母にブチ切れた。「なんでステーキやスープやホールケーキがないんだ!」
・嫁「髪が伸びてきたんだから下向いて洗え」娘「やだ。苦しい」→怒った嫁が娘の髪を無理矢理バッサリ切ってしまったんだが…
・【無神経】毎年夏に友達家族たちと海に行くのが恒例。嫁「今年は遠慮しようかな」俺「なんで?」嫁「実はね…」
・友人は病気で闘病中の彼女を支え続けていた。彼女、彼女親「同棲している彼氏なら病院費を出して当然」
・【へぇ~!】関東と関西で違うこと『関西のいなり寿司は三角形、関東は俵形』
・養父母に奇跡的に子が生まれて俺は捨てられた。未成年で2度も養子縁組してる俺はレアケースらしい。
・旦那に「サプライズは嫌いだから結婚式では絶対にやらないでね」と念を押していたのにやられた…
引用元: http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1457230015/
胸糞注意の文字も書けないのか?
朝から気分わりー。
こいつとこいつの元仲間が1日も早く惨たらしくshiにますように
悲劇の主人公な俺様に酔いしれたまま今ものうのうと生きてるんだろどうせ
騙してる家族のために高い保険かけてからアボンすりゃいいのに
今すぐねし糞野郎
「ここまでなら」のポイントが
この時点に至ってもミリ単位さえも反省してないというのを明確に表現できてて、
なかなかの秀作。
いやあからさまな創作だよこれ
前半のDQN歴史をさも得意げに書いてる
本当に後悔してたらこんな書き方にはならんよ
下手くそな三文小説
罪を明らかにして罰をうけるって必要だよね
隠ぺいすればするほど追い詰められるのに
悪夢だけじゃないよ、これから幻覚幻聴被害妄想が襲ってくるから
まだ余裕そうだな
もっと苦しめないとダメなんじゃないか?
他人に対してオレみたいにならないでくれって言ってるあたりまだまだ地獄は続くよ
最悪の不都合が応報する
葬式行ってて草
親父と酒を飲んだ時間は最高だったの件で萎えたwww創作おつりんこ
何でまだ生きてるの?
いやこれ小説じゃん、書き方が。
ボクちゃん早くタヒになよ〜
存在は知っていても。
会った事の無いAの妹が夢に出てきて。よくわかるねえ。
タヒんでも苦しんで欲しいね、こんな奴