【改心】妊婦体験をしてきた夫が「意外と楽だった」と言うので妊婦エプロンを製作。私「これ着て家事してみて」→夫「ごめん…」

ただいま第２子妊娠中
夫が職場の人に誘われて父親のための妊婦体験なるものに行ってきたらしい
そこでは腰にベルトを巻いた上で7kgほどある妊婦エプロンなるものを装着する
それで動き回って、妊婦の気持ちになる！という時間があったらしい
（ちなみに次回の体験会では沐浴の練習をするらしい）

夫が「意外と楽だった」なんて言うのを聞いて、ならばと私も妊婦エプロンを製作
夫の話を再現して、胸と腹に液体を入れた袋をつけて、さらに腹部には防水処理したラジコンのついた重りつきボールを投入
私の勤務先は工房なので、昼休みに作っていると職人が集まってきてアドバイスをくれた
袋に入れる液体も最初は水だったけど微妙に粘度があるものに変えてみたりゴム袋だとラジコンの電波が届きにくいので素材を違うものにしたり
胸の大きさでわいわい騒いで「これくらいが好き」と先輩が余計なことを言って女性社員の反感を買ったりｗ

早速持って帰って、夫をおだて上げてからこれ着て家事してみて～と頼んだら
喜んでやってくれたはいいけど、初っ端の皿洗いの途中で早々にギブアップ
私がリモコン使って不定期にボールを動かしたのが特に（精神的に）効いたらしい
「大きいおなかで家事するって結構しんどいんだよね。上の子のときはまだよかったけど、今度は家事に上の子の世話が加わるからきっともっとしんどくなるよね。これはエプロンだけど、実際は内臓を蹴り上げられるから胎動も幸せだけじゃないよ。エプロンつけただけで家事やってないんでしょ？上の子抱っこしてみる？エプロンだけじゃつわりも体験できないけど知ってた？陣痛だって背骨が砕けたかと思うくらい痛かったし縫ったところも痛かったなぁ。ていうか生まれたらそれではいおしまい、じゃないんしね」
という趣旨のことをオブラートに包みつつ、へばった夫の隣で延々と言ってたら
いつの間にか泣いちゃってたらしくて、夫からは必死の形相で謝られたｗ

第一子の時は夫がブラック勤めだったこともあって家事育児をワンオペで頑張った
今はホワイトに転職して定時に帰宅してくるが、ブラック勤務当時の習慣のせいかいくら夫に言っても家事も育児も手伝ってくれなかった
そんな夫だけどこの体験がよほど衝撃だったらしく、家事・育児を積極的にしてくれるようになった
そのうえ産後1ヶ月間の育児休暇まで申請してくれたらしい
実は、実際よりもかなりお腹が重くなるように液体を入れたし、激しくボールが動くように設定したのは内緒だｗ
あんなに激しく素早く動く胎児はきっといないｗｗｗ

ちなみに私の作った妊婦エプロンはしばらく近所・知人の間で使い回されたあと
某所で子供がふざけてドラマのまねだと包丁を突き立てて破裂して、それはそれでかなり揉めた
製品化の話もきてたけど安全性に難ありと判断されて話が流れたのがちょっと悲しかった