そんなある日一通のメールから事は動き出します。
「ねえ、適当にアドレス入れてみて送ってるんやけど届いたら返事してな。運命とか信じる?」
なんじゃこりゃ
出会い系ってやつか?
(当時はあんまり浸透してなかったです)
だからしばらくは怖くって無視してましたが
「エラーにならんってことは届いとるやろ?暇だったら返信してなー」
って感じのメールが届き精神病んでる自分にはどんなんが相手でもどうでもよかったんでしょう。
返信してしまいました。
続く
期待
いい感じに面白くなってきた
保守していただいてるということはスッパイはしてないようでw
ただ今日は仕事遅くなりそうなため書き込み出来ないと思います。
メールの続きだけ書くと
「誰?一応届いてるけど。運命とかあんま信じない・・・(いま信じられるか)」
って感じで返信しまぢた
「誰とかwお互い知らないからこんな文章なのにw運命信じないんだ、知らないよ?」
うぜーー・・・ってのが第一印象
俺「なんすか?業者っすか?知らない人に聞くような内容じゃないっすよ?」
職場でプチ孤立してた自分はこんなメールでも誰かと話たかったのも
このxのところは好きなアーティストと誕生日が入ります。
このアーティストがまた知名度低いんです
「うん、そうだけど?」
「私も好きなんだ。だから適当とは言ったけど、このアーティストがアドレスに入れて送ったんだ」
あれ?なんか嬉しい。でも•••
「なんで誕生日知ってんの?」
「あんたがこのアドレス盗るからやw」
「ん???」
「私の好きなアーティストと誕生日泥棒ー!私が使えないじゃないか(._.)」
使いたいアドレス使われてたって事か・・
ん?誕生日まで一緒?
あれ、このアーティスト好きな人始めて出会った・・・
ってな内容を混乱気味に送信した。
「なwだから運命信じるかって聞いたんだよ。信じないとかひどいw」
確かに好きな物と誕生日が一緒・・
それってすごいとメールに乗り気になった自分がいた
「マジか?女子には優しくと親から習わなかった?」
俺「・・・女子なん?」
「そやで あかん?まああのアーティスト好きなんほとんど男やしな」
いつの間にかメールでのキャッチボールが始まっていました
支援
そんなメールのやり取りは自分の気持ちを紛らわせてくれ嫌な気持ちは全く無くなっていた。
好きなアーティストの話が思う存分できる
友人が出来たとむしろ喜んでいたくらいだった
「そそ、でもアドレスは諦めるわ。知り合えただけでええわw」
ふと人に必要にされてるって良いなって思ってしまった
「まあこれからゆっくり知り合えばいいし」
結局 隣町に住んでること 歳は同じなこと 大学生ってことそしていつか会えたらいいねって話でメールは終了した。
確実にこの出来事を境に日々にやる気が出た。
やっぱ話し相手と誰かがいるってのいいな
いまでもそう思う
何でもかんでも。
アドレス争奪戦もね。
で徐々に芽生えてくる会いたいという気持ち。
ただ前の彼女のこと好きなままだったんだ。
この娘に会うまでは。
自然な会話の中で会うことになったような気がする。
何かを貸すだの渡すだの。
で自分の街で会うことになったのは知り合って数ヶ月後の夏。
今なら多いかもしれないがメールやネットで知らない人と会うってのはかなり緊張するし警戒する。
でも会おうと思ったのはやはりこの娘だからだったんだろう
見慣れた景色が落ち着かない場所になる。
普段見かける人と目を合わせられない。
約束の時間となる。
「⚪︎⚪︎くん?待った?ごめんね改札どっちかわからなくて」
読んでくれてる皆には申し訳ないが、
いま思い起こしても顔があまり思い出せない。
なぜかというと彼女と会ったのもこの一日のみでメールもこの日で最後となる。
「あれ、元気ない?この子があんなメールを送るのかな?緊張してんのか」
だった。
この時の違和感を大事にしておけばと後に思うこととなる。
いまでも違和感ってのは大事だなとつくづく思う。
自分を信じてればって思う。
って田舎のこの街には何もない。
ジャスコもないw
近くの喫茶店で飯食ってメールほどではないがお互いの共通する趣味を話してた。
一時間ほどでその子が切り出す
「⚪︎⚪︎くんちに行きたい」
俺「え?今から?」
「うん だってアーティストのCDとかあるでしょ?一緒に聞きたいしまだ話してたい」
俺「んー親いるかもよ」
「ん、大丈夫」
すごく積極的だった。
自分も悪い気がしなかったし結局家まで来ることとなった。
ジュースとお菓子と多少の下心を持って。
休日競馬に行くのがルーチンワークなのにこの日に限って。
こっそり自分の部屋に案内してふぅーとベッドに座る。
彼女はベッドそばの床へ。
久しぶりに女性が自分の部屋に入る。
なんとなく互いに緊張してるのが伝わる。
趣味の話で時間が持つかと思うがさっき話してしまったしその子もキョロキョロするだけで何故か話出さない。
こんなはずじゃなかった。
メールではガンガン来る子だったから完全に受け身体制だった。
付き合いたてのカップルの会話のなさをカバーする秘技
「映画を見る」
これしかなかった
ラブストーリーだったと思う。
B級映画にハマってたからその子には退屈なのかと思うくらい無言。
1時間ほどたち姿勢もキツくなったのかその子は動きだした
「そのーベッドで見てもいい?」
俺「う、うん」
近っ!テレビの位置関係もあってほぼ真横に彼女が座る。
正直多少だった下心が過半数を超えて承認された。
徐々に頻度が増える。
あれ、これワザと???
考えてるうちに目があったままになる。自然と彼女の身体に手を伸ばす。
それを感じ取り身体を俺の方に向き直す。
その子の肩にそっと触れ唇を重ねる。
なんとなくわかってたのかな
言わないといけないことあるの」
なんてことはなく1人の名前を口に出した
しばらくパニック。
やべ元カノの知り合いに手出しちゃった!ってのが一番。
しかし真相は違った
「実は元カノから、あなたがまだ1人でいるか、好きな人がいないか、何をしているか調べてくれないかって頼まれてたの」
「だからアドレスの話も嘘。誕生日だって違う。アーティストも調べて話を合わせてた」
「でもメールしているうちにほんとにその・・・・気になり出して」
「このままの関係でいるのキツくて。でも元カノも大事な友人だからあなたとは付き合えない。」
「そうすることで思いを終わらせれる」
しばらく固まった。
どこから本当で嘘なのか。
何も声をかけられないまま
おそらくは隣町というのも嘘だとわかった今
慣れない街の駅まで送りその子とはそのままとなった
てっきりFBI的なのかの思ってたww
同じくw
その子の思いも元カノの思いも全て自分に責任があるようにも感じ落ち込んだ
なぜ元カノを支えてあげられなかったんだろう。
この弱さが幾つもの関係を壊した。
うまくいけば結婚式の友人代表スピーチにその子がでる事だって可能性はあったわけだしその子もこのような出会い終わりではなかったはずだ
無
ほんとに心が何も感じないような
無気力に襲われた。
すごく忙しくてレスが遅くてすいません。
わずかですが読んでくれてありがとうです。
って昨日wktkしながら寝たのに、想定より遥かにコンパクトにまとまってて動揺を隠せないオレガイル。
ただかなり前のことなので細かい記憶はないんだ。
みんな幸せかどうかはわからない。
連絡の取り方もわからない人たちだから。
でも幸せになってるといいね。
俺はいま一児の父で幸せにやってます
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引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news4viptasu/1400761166/
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