やべぇ着る服がねぇ!と気付いた俺だが、当然洗濯機の使い方なんてわからねぇww
説明書なんてどこにあるかもわからんし洗剤の場所すら知らねぇw(これはすぐ見つかったけど)
ここで俺はあるものの存在に気付く
洗濯板だ
母はワイシャツとかを洗濯板で手洗いしていた
母が購入したものなのか、祖父の代からうちにあったものかはわからんけど昔ながらの普通の洗濯板だ
「これだ!」と思った俺は一週間分の洗濯を開始
びっちょびちょのまま干して
「やべぇかわかねぇ;;」
とドライヤーを使ったりした
まったく落ち込んだりしていなかったし
友達とか近所の人とか学校の先生とか母方の祖父母とかに相談しようなんて考えは微塵もなかった
今考えれば「なんでだよ」って感じなんだけどさ
当時の俺的には本当に「その発想はなかったww」って状態だったんだよね
自分の身に起こったことを人に話すっていうこと自体が皆無でさ
「今日ねー学校でねー○○がねー」
なんて話を親にすることもなかったし、逆に家であったことを友達に話すということもなかったんだ
当面の問題は資金だった
うちのリビングの棚のなかに小銭入れがあって
500円玉、100円玉、50円玉、10円玉がそれぞれわんさか入ってたんだ
なんでこんな集めてるのかは知らないけど
小遣いが足りなくなったときはこっそりちょろまかしたりしてたww
あんまり大量に取っちゃうとバレるだろうからあくまでこっそりとねw
でもこのときは総額でいうと5,6万はあったであろう小銭たちが俺の全財産であり食の種だった
給食のパンや牛乳を持ち帰って夕食にしたりの節約生活
学校のある土曜日は友達んちにそのまま遊びに行って昼食をごちそうになったり等
結構いろいろ考えて生活していた
それまでの俺はぽんや~としたガキだったんだけど両親がいなくなってからはだいぶしたたかになったと思う
水は3、4ヶ月滞納しても止まらないらしいね
まあこのこの頃は光熱費なんて言葉もそもそも知らなかったわけだけど
1人暮らし生活はなんやかんやで2ヶ月ぐらい続いた
ピリオドを打ったのは夏休みだ
そう、給食がないのだ
友達んちに入り浸るわけにもいかなくなった
で、ある日ぶっ倒れたwww
スーパーの駐輪場でw
倒れた原因そのものは熱中症だったんだけどw
「親はどこだー!!」
って叫んでるおっちゃんがいたが
俺が知りたいわwwwwと思いつつ生まれて初めての救急車へ
そんで栄養失調で強制入院www
別に俺は「両親がどっかに行っちゃった」ってことを隠したかったわけじゃない
ただ誰かに聞いてもらいたいことでもなくって、聞いてほしくないってわけでもなかっただけだ
だから医者に聞かれるままここ2ヶ月の生活を初めて打ち明けた
俺としては普通に事実をありのまま淡々と告げていたんだが医者はびっくりしたんだろうな
泣きもせず慌てた様子もなく、10歳そこらのガキが
「お父さんもお母さんも帰ってきてないんです」ってさw
テンションでいうとソフトバンクのお兄ちゃんぐらいの淡々さ。
で、担任教師と警察呼ばれたwww
そして親父登場w
ひさびさの再会www
っつうか親父泣いてるwwwww
多分、警察から会社に連絡いったんだと思うんだけど何故か親父めっちゃ泣いてんのww
で、嗚咽まじりにすまんとかなんか謝ってきた
ここで俺はあることに気がついた
トーチャン2ヶ月ぶりかぁなんて思ったんだけど、思い起こせば2ヶ月どころじゃねぇ。ということに。
父はこの年の4月から部署変わったんだかなんだか知らんが土日出勤になってたんだ
平日の休みの日にもどっか行ってたり寝てたりして夕飯時に顔を出さないことが多くなってた
だから親父の顔見るの実に半年ぶりぐらい?wwww
やべぇw俺鈍感すぎww親父も空気すぎんだろww
久々に親の前で泣いたよ
小学校上がってからはたぶん初めて
そしてこれが、俺が親の前で見せた最後の涙となった
親父はこのころ愛人宅に入り浸っていた
土日出勤ってのがホントかどうか知らないしもしかしたら母ちゃんが俺をごまかすために適当こいてたのかもしれないけどとにかく親父はここ半年ばかりほとんど家に帰ってきていなかったらしかった
顔を合わせないだけで帰ってきていないなどとは露ほども知らなかった
母ちゃんがどれだけ知っていたのかはわからないけど
で、母ちゃんですよ
そうそう親父帰ってきたけど母ちゃんはどこ行ったんだよっつう話で
親父の泣きっ面につられてぐじゅぐじゅ泣いてた俺は結局泣きつかれてそのまま寝ちゃったんだよね
で、起きたら親父がいなくて(トイレタイムだったんだが)
軽くパニックになった俺は点滴ぶっこぬいて病院内を徘徊ww
捕獲されたあとで親父にめっちゃ怒られたww
俺は優等生ってタイプではぜんぜんなかったけど
手のかからない『いいこちゃん』だったので親に叱られることなんてなかったんだマジで
だから物心ついてからあんなに親父に怒られたのは初めてだった
そのショックですっかり母ちゃんのこと失念ww俺アホすぎるwww
それから、退院して親父と一緒に帰宅した
玄関に明らかに女物の靴があったんだ
俺は疑うこともなく母ちゃんだと思った
父ちゃん帰ってきたんだし、当然母ちゃんも帰ってきてると普通に思ったんだ
でもそこに居たのは母ちゃんじゃなかったwww
「誰??」ってなりますわな
親父曰く「お父さんの会社のお姉さん」
お姉さんなんて紹介されたが、実際はアラサーだったと思う
でもこのお姉さん、仮にアサコと名づけるが、アサコちゃんは見た目も雰囲気もめっちゃ若かった
そしてかわいかった。
三浦理恵子みたいなお人形さんみたいな人
後にアサコちゃんには旦那も子供もいて、その子供が俺より年上wってのを知る機会があったんだけど
それで「アサコちゃん当時30超えてたんか…」ってなるんだがそれはまた別の話。
彼女が親父の愛人であったかどうかは今となっては知る由もない
当時は『愛人』っていう単語がそもそも俺のなかに存在してなかったし、
「もしかして」って思ったころにはもうアサコちゃんとは音信不通になっていた
でも今考えるとやっぱりただの家政婦さん的な存在だったんかな、と。
アサコちゃんがうちに来るときは親父がいないときばっかりだし、泊まったことは一度もなかったからだ
「お母さんがどこに行ってしまったのか、お父さんにもわからないんだorz」
父はそう言っていた
本当にわからなかったのかどうか、俺は知らない
俺の知らないところで両親が会っていたのかもしれないけど俺自身は母とは結局、その後も一度として会っていない
母が父に愛想尽かして出ていったのか、
ならどうして俺は何も告げられることなく置いてけぼりをくらったのか
私物がなくなってたから計画的に出て行ったのは間違いないんだろうけど
もしかしたら本当にその後なんかしらの事故や事件に巻き込まれて俺を放り出す形になってしまっただけなのか
それとも母にも愛人がいて、その男と逃避行でもしたのだろうか
だから俺は邪魔だったのか
何年も経ってから色々考えることもあったけど、今さら母に何をしてもらいたいってのもなかったし生きていようが死んでいようが、正直どうでも良かった
ただ、ふとしたときに今頃なにしてんのかな~生きてんのかなぁカーチャン…て思うことはある
アサコちゃんは母とは真逆なタイプで、よく喋る、よく笑う人で、
学校で何があった?とかおもしろいことあった?とかよく聞いてきた
アサコちゃんのおかげで俺は普通の一般的な感覚も持てるようになっていった
このままアサコちゃんが母ちゃんになってくれるんだと思い始めるのにそう時間はかからなかった
理由はわからないがある頃から突然、うちに来なくなってしまったのだ
これが小4の終わりぐらいだったかな
夏から約8ヶ月ぐらいの付き合いだった
俺は父に「なんでアサコちゃん来ないの」って聞いたが、
「来れなくなっちゃったんだ」としか教えてくれなかった
後にアサコちゃんにはちゃんと家庭があったと知ったので、なにかしらあったんだろうとは思うんだけどね
その当時はアサコちゃんに裏切られたような気もしたし、聞いても教えてくれない、じゃあ結局聞いても聞かなくても同じじゃんと、また喋らない子に戻ってしまった
8ヶ月の間、俺はアサコちゃんに簡単な料理を教えてもらったので食事の支度には困らなかった
洗濯機や掃除機の使い方も教えてもらったし、スーパーの割引タイムやチラシの見方なんかも教え込まれていた
(今思うと、こういうとこがマジモンの主婦ってかんじだw)
小5にして身の周りのことはなんでも自分で出来るようになっていた
母ちゃんなんかいなくっても自分一人で大丈夫
また親父が愛人宅入り浸ってうちに帰ってこなくても平気(金さえあれば!)
そんな風に考えてたころ、再び新たな女が登場する
トモさんは今度はガチで若い女だった
なんと当時現役女子大生(院生だったかも?)
いったい親父はどこで捕まえてきたんだよwwって感じだが
うちの親父は薬剤関係の仕事をしていて、トモさんは当時薬剤学部に通っていたから、まぁその辺の繋がりだったんだろう
小島聖とか小雪みたいな、なんか独特の気だるい感じの雰囲気というか
中身は「動物のお医者さん」の菱沼さんみたいな人だった
(女子大生ってことで思い出補正されてる部分もあるけどw)
生活能力が乏しくて料理なんかまったく出来なかった
なので結局俺が料理してた
トモさんはアサコちゃんみたいな通いではなく、ほとんどうちで暮らしてた
といっても大学に泊り込むって日が多かったけど
寝泊りは親父の部屋でしてたから、まぁ体関係は普通にあったんだろうな~
このトモさんってのが、母ちゃんが出て行く前に親父が入り浸っていた愛人宅の主だと、当時俺は思っていた
でも違ったんだよねww
おかしいだろオイwwww親父wwwww
数年後、親父とトモさんはなんかいつの間にかフツーに破局してたwww
昔、友達に「オマエの父ちゃん豊川悦司みてぇ!」って言われたことがある
別に似てるとは思わないけど、細身で背高くて寡黙で渋くてっていう雰囲気がそれっぽいのかも?
で、ムカイリとか堺雅人みたいな母性本能くすぐるんであろう雰囲気もあった
スペック最強すぎるだろww
しかも高収入ww
酒もタバコもやらないし気取ったとこもないし、偉そうにふんぞりかえるようなとこもなかった
(この年代にしては珍しいタイプだったんじゃないかと思う)
嫁が蒸発して1人息子を育てるお父さんってのも女性的にはポイント高いんだろうか?
セカンドチャンスどころか親父どんだけチャンスまわってきてんだよw
この後も親父は2人の若い女を連れ込むことになるんだが、それはそれとして他にも愛人がいるっぽかったw
なかなかに壮絶そうだな
っていうのも、唐突にその愛人と再婚したwwwww
おいww
おい親父www
母ちゃんとはいったいいつ離婚が成立したんだよww
(※このへんの事情をやっぱり俺はよく知らない
失踪してから何年か経つと、相手の同意なしで離婚成立するらしいが、そういう処置をしたのか、それとも俺の預かり知らぬところで母と連絡がついて離婚したのかは知らん
ついでに母がいなくなってからというもの、母方の親戚とも一切連絡取らなくなっていた
あんなに優しくしてくれたじいちゃんばあちゃんが電話一本よこさなかったのがなんでなのか、それも俺は知らん
今健在なのかどうかも知らん;;)
で、しかもwww
デキ婚wwwwww
どういうことだよオイ親父!!!w
これが中2の頃。
俺は順調に中二病発症中だ。
唐突に「再婚したから」って感じの報告を受ける俺。
「するから」じゃなくて「したから」!?
え!?したの!?
生まれるん!?俺おにいちゃんになるん!?
それまでの人生でこれほど驚いたことはないかもしれない
そんぐらいの衝撃だった
このマリさんこそが長年親父の愛人やってた女だ
結婚そのものに興味がなかったんだろうね
でも年齢も30こえて焦り出したんだろうか?
本来ならアサコちゃんとかトモさんとかの前にうちに上がりこんでておかしくないのに
ここに来てようやくのご登場ってことは、なんか色々思うとこがあったんだろう
マリさん、若干メンヘラくさいとこもあったしww
と、俺は思っている。
俺はまだガキで、母親が必要だと考えていたんじゃないかと思う
仕事の忙しい父は家事なんかやってる暇はないし、家に誰か居てほしいってのもあったんじゃないかと。
俺には兄弟いないから、完全に一人っきりになっちゃうし
頼れる親戚もいなかったしね
で、当のマリさんにはそれを断られていたっぽい
常盤貴子の主演映画で『赤い月』ってのがある
2人の子供がいる常盤貴子が3人の男とかわるがわる関係を持つんだけど
子供にそれをつっこまれて「生きていくために愛する人が必要なのよ!」みたいなこと言っていた
これ常盤貴子の役は原作の人のお母さんがモデルなんだよな
状況もなんもかも違うけど、親父的には(結果的に)かわるがわる女を連れてきたことは『必要なこと』だったんだ
と、俺は結論づけることにした
俺は『いいこちゃん』なので、彼女達とそれなりに上手くやってたしね
「変な家だな」と思うことはあったけど、別に不満はなかったんだ
この当時、俺にはケンジ(仮)という親友がいた
ケンジの家も結構な荒れ具合で、まぁ親父が典型的なDV男だったんだ
外では普通のサラリーマンだったらしんだが。
当時高校生だったケンジの兄は、友達んちや学校の部室で寝泊りしていて、ほとんど家には帰っていなかった
(学校にはちゃんと通っていてむしろ優等生だったらしいが)
兄のような逃げ場所がなかったケンジは順調に暗黒面に堕ちていった
元々ケンジは明るくって元気で、小学生のころは冬でも短パン!みたいな
クラスに1人はいるムードメーカー的存在だったんだ
そんなケンジが暗黒面に堕ちてしまうのは、親父のデキ婚なんかよりもよっぽど重大な案件だった
これ、当時は新聞に載ったりして地元では有名な話なので詳細は割愛するけど
ケンジは精神が臨界点突破で入院することになってしまった
もっと早くなんとかしてやれなかったんだろうかと、ものすごく後悔した
で、ケンジのことで頭がいっぱいで、俺は家に居ることがめっきり少なくなった
マリさん的にはそれが気に食わなかったらしいww
俺がマリさんを嫌って家にいないと思ったんだろうねw
あと俺が「お母さん」って呼ばないことも不満だったらしい
でもアサコちゃんの件があって(この頃はまだアサコちゃんに裏切られたっていう思いが強かった)
「お母さん」とはどうしても呼べなかった
アサコちゃんをお母さんと呼んだことはないけど、
本当のお母さんも、お母さんになってくれると思っていた人も、
俺には何も言わずに唐突に消えてしまったから
そんな俺の事情なんか知らないマリさんはメンヘラぶりを発揮することになる
ここから始まるマリさんの俺に対する嫌がらせの数々は、昼ドラ参照のことwってレベルですwww
俺のぶんだけご飯用意してくれないとか
洗濯物も俺のぶんだけ放置とか当たり前で
鞄にいれてある家の鍵抜かれてて、気づかず外出して締め出されたり
歯ブラシとかの日用品ごっそり捨てられてたりとか
まぁ細々といろいろやってくれていたww
それでも俺はめげなかった
ケンジのことのほうが重大だったんだ
すごいな
そして気付く。
あれ?そろそろ子供生まれててもいいんじゃね?
ということに……
相変わらず俺鈍感すぎwww
マリさんのお腹大きくないじゃんww
あれ?でも子供は??
…マリさんは死産してしまっていたのだ
この頃も相変わらず仕事の忙しい父とはほとんど顔を合わせていなかったんだけど
ちょwwおしえれwww
親父は仕事仕事だし…
たぶんマリさんが親父との関係を愛人のままにとどめていたのは、
親父が仕事人間だということを知っていたからなんだろうなぁ
家庭向きの人じゃないってわかってるから、いざ子供ができちゃうまで積極的に結婚しようとは思えなかったのかも
(まだ若かったし)
病んでいくマリさんとは対照的に、ケンジは回復していった
でもやっぱりちょっとおかしかったけど
普通の生活を送れる程度には回復してた
で、退院の日。
このとき、感極まって俺は自分でも信じられない告白をすることになる
まぁぶっちゃけますと、俺、
親父の女関係とか母ちゃんとアサコちゃんの消失とかのおかげですっかり女性不審になってたんだけど
あと例にもれず若干ファザコン気味だったんだけど
この頃すでに自分に『そういう気』があることはばりばりに自覚してたんだ
言うつもりなんか毛頭なかったのに言ってしまって
ベッド(中学入学時に買ってもらった)でジタバタしたりした
こっぱずかしい青春の1ページ…って書くのも恥ずかしいぐらいなんだけどwww
恥ずかしいのでここは大幅カット。
>>76
終わったら質問受け付ける(´・ω・`)
それから2年ほど経って、マリさんは再び妊娠した
今度はちゃんと産まれた
女の子だった
マリさんの嫌がらせはほとんどなくなっていたが、
俺は完全に『いないもの』として扱われていた
広い家なので顔を合わせないってのはわりと難易度が低いんだけどさ
まさか生まれてから妊娠していた事実を知ることになるとはwwww
俺の鈍感発揮しすぎだろwwwwww
ある日、赤ん坊の泣き声が響いてびっくりwww
マジでこれは俺が今まで生きてきたなかでもダントツ1位の衝撃ww
でも聞けないwwww
マリさんにそれマリさんと親父の子ですか?って一応確かめたいけど聞けないww
っつうか親父!!
おしえれ!!!!!
このとき俺は高校生。
携帯電話を持っていたのである。
(俺らの世代は高校入学時に携帯買ってもらうのがポピュラーだった)
俺はさっそく親父にメールした
『今家でめっちゃ赤ん坊の泣き声響いてんだけど』
↓
親父『赤ん坊は泣くのが仕事だよ』
知ってるよ!!!!!!!!!
そんなこと聞いてんじゃねーーーーーーよ!!!!!
なにこの親父。ド天然だとは思ってたけどただの馬鹿なんじゃねぇぇの!?
その後、親父から「まさか知らないとは思っていなかったorz」という謝罪を受けた
親父的には、俺がずっと女の人たちとうまくやっていたから、
当然マリさんともうまくいってると思っていたんだって
マリさんからどんな風に話聞いてたのかしらんけどさ
俺も俺で無頓着だけど、親父も無頓着すぎだろ
よしんばマリさんが俺に教えていたとしても、自分の口でちゃんと俺に言えよ!と。
でもこのへんは昔から我が家の風潮で、『自分のことをしゃべらない』ってのが『普通』だからさ
しょーがないかな、とは思うんだけどさ
しかし親父からの謝罪があったところでマリさんのシカト攻撃は終わらない
俺的にはさ、異母兄妹とはいえ血の繋がった妹なわけだしかわいがりたい気持ちもあったんだ
ずっと一人っ子だったわけだし、それはそれで気楽にやってこれたけどそのうち『お兄ちゃん』とか呼ばれるのかぁ~ってのにwktkしてたんだよ
でもマリさんww
俺に一切赤ん坊触らせてくれないww
近づこうもんならひったくるようにして自室に逃げ込んで篭城www
マリさんのそんな反応見るのもなんか悲しくなってさ
ますます俺は家にいることが減った
高校入って、部活やバイトで忙しくなったってのもあるけど
俺は志望大学にも合格して、高校卒業の日を待ちながらバイトに明け暮れていた
1人暮らしも考えたんだけど、バイトが気に入っていたのでとりあえずこのまま実家から通うことに決めていたんだ
で、お金が貯まったら家を出るつもりだった
あとなるべくお金を貯めたかったんだ
っていうのも、ここでまたケンジの話なんだけどケンジは親が離婚して金がないので進学ができなかったんだ
っつっても、本人はどうしても進学したくて、一旦就職して金がたまったら受験するって決めていた
だからまーなんつうか俺の金をってわけじゃなくて、いざってときに頼られるような存在になるためにも、俺自身に多少の蓄えがあったほうがいーよねって思ったんだ
だから実家にいたほうが貯金しやすいかな、ってさ
そんな俺の考えとは裏腹に、唐突に親父から通告された。
「高校卒業したら出て行け」と。
何を言っているのかさっぱりわからなかった
俺は親父が怒っている(?)のを見るのはこれが二度目で、そして最後になった
事の顛末はすぐに理解したんだけど
つまり俺が同性愛者だということがバレましたww
で、妹に悪影響だから出て行けってことらしいwwwww
その手のサイトを結構見てたわけだけど
体験談とかもさ、結構読んでたわけだけど
いきなりこんな淡々と「出ていけ」ってのはナイわーwwwって感じだった
感情的になって「出ていけー!」ってのならさ、まだわかるんだけどさ
事情とかこっちの気持ちとか一切聞く耳もちませんって態度で
通帳と印鑑渡されて「大学の費用は出すから」ってさ
何故バレたwww
>>89
積極的に隠してなかった
別に公言してまわってたわけでもないけどw
このへんは小学生当時と変わらない俺のスタンダードw
どこからバレたのかはわからないけど友達連中では結構知ってる奴も多かったんだ
親父は不器用でド天然なだけで、ちゃんと俺に対して親としての愛情を持ってると思ってた
だからちゃんと帰ってくれたんだと思ってた
母ちゃんは帰ってこなかったけど、父ちゃんは帰ってきた
ちゃんと謝ってくれた
だから、愛されてるもんだと思ってたんだけど
でも違ったんだ
俺なんてこれまで通りすぎていった女の人たちとおんなじで、
あっさりサヨナラできちゃう程度の存在だったんだ
そう思ったら笑えてきた。
差し出された通帳見下ろしながらずっとニヤニヤしてたよ
ちなみに何故バレたのか聞きたかったけど聞けるような雰囲気ではなかった
俺は「出て行け」って言われてから一言も、返事すら発せなかった
「高校卒業したら」ってことだったけど、俺はその日のうちに荷物をまとめた
で、その日の深夜にこっそりと家を出た
たぶん、親父は最低限住む場所とか賃貸契約とかはするつもりだったと思うんだ
「卒業したら」ってことだったし、大学始まるまでは3ヶ月くらいあったしね
それまでには準備をするつもりだったんじゃないかと。
でも俺はどうにもいたたまれなかったんだ
持ち出せた荷物は少なかったけどさ
それでもどうしても、今すぐ煙のように消えたかった
一切親父たちとの関係を絶ちたかった
で、母ちゃんもこんな気持ちでこの家を出ていったのかな、って思ったら泣けてきた。
あれから8年。
一度も家には帰ってないし、連絡も取ってない
当時2歳だった妹は、俺が1人暮らし生活を強いられていた年齢になっている
もうそんなになるのかぁ~って思ったので、スレ立てました。
土曜の朝っぱらから読んでくれた人ありがとう
小学生当時の同級生で小学校教師になった奴がいるんだけど
そいつとはあんま面識はないが
友達伝いに「おまえの妹、昔のおまえにそっくりらしいww」ってのを小耳にはさんで
「あ、そっかもう小学生なんだ」と思い出した次第です。
質問あればどぞ(´・ω・`)
>>98
確認事項はあんまないんだよな…
母方の祖父母ぐらいしか気になることないけど
親父も知らないかもしれんw
実家の様子は地元に残ってる連中からちょくちょく聞いてる
>>98
あとなー、俺が唐突に出ていってから4年間、
大学の費用振り込んだりしてくれてたけど連絡一切なかったんだよ
電話番号もメアドも変えてないのにさ
それでなんかもういいや\(^o^)/ってなっちゃった
>>99
ケンジは精神的にちょっとおかしくなってた時期なのであっさり堕ちちゃいました
俺らの共通の友人から
「目を覚ませ」とか
「おまえ(俺)もおまえでそんなんでいいのか。バカじゃないか」とか
散々なじられましたけどねw
「そういうのムリ」って離れた友達も結構いるよ
でもなんだかんだで続いてるw
現在進行形だから恥ずかしいんだwww
>>103
進行形かwww
一緒に住んでるのかどうか知らんけど、
今までケンジとケンカして一番こじれた話とかあるのー?(´・ω・`)
>>109
ケンジは実家で母と兄と暮らしてるけどうちのほうが学校近いから居ついてる
ケンカってわけじゃないが高校生のころにある一言でバチーンと殴られて大泣きされたことあるw
でも翌日けろっとしてた
俺がまったりしてるからあんま激しいケンカにならないな(´∀`)
>>101
俺んちよりケンジの家のほうが壮絶だったw
別の友達でも祖母からの虐待で顔にでっかい傷ある子いたり
あと「俺んちの父ちゃんも行方不明だぜ!」って奴もいたw
だからあんま「俺超大変wかわいそうな俺ww」みたいなのはなかった
アダルトチルドレンとかの症状はない?
俺も1と大筋同じ環境で育ってきて、アダルトチルドレンに若干苦しんでる。
>>105
特に自覚症状はないかな?
まー性癖の面で対人関係には慎重だったりってのはあるけど
妹が同じ目にあってるかもよ?
>>108
家の中の状況まではわからんけど、マリさんはちゃんと帰宅してるみたいだよw
でも妹っていってもさ、たぶん俺のことは存在すら知らないと思うんだ
そこで俺が「おにいちゃんだよww」ってテラ不審者ww
だから連絡取れないってのもある
マリさん発狂したら妹がかわいそう
1が「親から連絡あるもの」
父親が「子から連絡あるもの」
とか考えてたら一生連絡取れないなw
自分から連絡してみたら?
>>112
まぁな~親父たちはまだ若いけど
葬式とかどうすんの?とか聞かれると言葉につまっちゃうしなぁ…
俺は周りで結婚した奴いないし、親戚付き合いもないので冠婚葬祭の経験一度もないんだw
でもさすがに親父が死んだりしたら…とかはちょっとこれから考えてみるお
>>113
家賃は自分で払ってた
ある程度まとまった金もらってから家でたので、
バイトしながらの学生生活だったけどそこまで貧乏しなかった
で、どっちがタチなんだ?
>>115
マリさんが1を避けてたのは、同性愛者ってわかってたんだろうな。
>>116
それは…まったくないとも言い切れないからなんともいえないwww
小学生時、親が別居で高校生のときは泊まり歩いていた。
犯罪に巻き込まれなくて良かった。
父親はマリさんが1を虐めてたことを知らなかったのか?
>>118
親父は知らない
俺も告げ口はしなかった
この親父に何言っても無駄だしwwと悟っていたというか
親父に言うことでますますマリさんがエスカレートすんじゃないかってのもあった
それとも女とは結婚しないか?
>>119
おんなのひとまったくだめです…
女性不審はだいぶマシになったけど
>>125
ある意味、同性愛者でよかったね。
結婚の心配いらないし。
母親のほうも子供に会いたくないのかな。
>>121
「知りたい」ってのはちょっとあるけど
「会いたい」って感情は沸かないな
乙
幸せになって
>>126
thx!わりといまフツーに幸せ
1は妹とか親父にも会いたい感情が湧かないの?
>>127
「会って…え?どうすんの?」みたいな感じなんだ
会いたくないってわけじゃないけど
妹に関してはまったく情がないwだって顔もまともに見たことないww
でも俺(父似)に似てる女の子ってので顔の造詣は気になる
キムタクの子供見てみたいなーとかそれぐらいのニュアンスだよ
でもアサコちゃんには会いたいかも
連絡取ろうと思えばできなくはなさそうなんだけど
赤の他人の主婦だしなw迷惑にはなりたくないし
でも、楽しい思い出にはならないかな。
>>130
俺敵には一緒にゲームやったり楽しい時間もあったんだけどねー
アクション系は苦手なのにRPGの買い物するときの指裁きはめっちゃ高速な人とかいたw
小5のときFF7一緒にやったから
スピンオフ作品でるたびに思い出してたわw
人生の半分以上会ってなかったからだろうけど。
最近は普通に連絡するかな。
再会して良かったんだとは思うけど、会わなくても良かったとは思う。
>>131
35年も経ってたらお互いにわかなかったりするんだろうな
俺は母ちゃん見かけても絶対に気づかないだろうな
生きてたらもう50すぎのおばちゃんだもんな…
「会わなくてもよかった」ってのはなんかわかる気がする
天皇陛下とか「会いたい」っつって会えるわけでもなくて
会いたくないわけでもなし、会えなかったからってどうということもないwみたいな
変な例えだけどw
親戚のオヤジは3回結婚してるからいろいろ複雑。
でも、普通は母親は子供に会いたいって思うでしょ。
1がかわいそうなのはそこだよな。
一人っ子だからかもしれないけど、その後2ヶ月放りっぱなしってやっぱりどこかおかしいよ。
死にそうに成ってるわけだし。
>>135>>136
父ちゃんも母ちゃんもすんげーおかしいと思うw
本来親になっちゃいけない人たちだと思うし
でも当時は結婚して家庭を持たなきゃいけないって時代だったしな
それにこういう親だったからこそ、俺は親を憎んだりグレたりしない人間に育ったってのもあって皮肉な話だ
たぶん母ちゃんが愛情いっぱいに育ててたり
まっとうに離婚したりしてたら多少はグレていたと思うんだw
そういや友達に「母ちゃん収監されてる可能性は?」って聞かれてびっくりしたことあったw
さすがにないだろーwと思いつつグーグル先生には聞いたみたけどヒットはなかった。よかった。
>>143
愛情のナイ家庭で育って、人を愛せる?
>>144
人を愛することなんて誰でもできるよ
ただ愛情は受け取り方次第だから、家庭を築くのは難しいってのはあるかもね
読み切った
なんとも壮絶な人生だな
でも腐らず真面目に生きてる1でよかった
パートナー大切にな
>>138
見てないww
見られても困らんけど
>>139
生まれつきじゃないか
なってなかったかもしれないし139のとおりかもしれない
少なくとも中学時代に自覚ってのはなかっただろうな
小動物を飼うとわかるよ。
149がレスしてからって思ったけどそれは違うな
上手くコミュニケーションがとれない→だって愛のある家庭を知らないからだも~んって結論づけるのは楽だが
愛し愛され幸せイパーイ、何もかも順調って人間はどんな家庭に育ってもそうそういないよ
自分は面白いからという理由で父親から殴る蹴るされるのが日常
あと性的虐待も日常
母親に相談したら「あんた喜んでるんでしょ?」と何故か叱られる家で育ったけど
結婚して子供可愛いしなんか普通に暮らしてる
>>151
虐待は繰り返すよ
>>152
それ嘘だよ
虐待なにそれ美味しいの?だもん
俺がネグレクトって言葉を知ったのはわりと最近なんだけどさw
虐待されてたって認識はなかったし、今でも虐待とは思ってないんだけど
だから虐待する人の心理がーとか調べたりしてないから詳しくない
151の言う『普通』ってのもどういうもんかわからんけど
(俺は自分ちがそこまで異常だとは思ってなかったしw)
「殴る蹴るがない」「性的虐待もない」『だからフツー』って認識だと危険なんだろうなってのは思う
俺は親の心理なんて一生わかんないわけだしえらそうなこといえないけど151は子供も自分も幸せに暮らせるよう努めてほしい
>>151
俺も子供いたら二回も結婚失敗しなかったかなと思うことあるわ。
幸か不幸かタネ無しでこれからも出来ることはないだろうが、これも運命ね~と割り切ってる。
まぁ、人それぞれなんだろうな…
施設出身を隠して結婚して、今では娘の嫁入りを待つばかりっていう元仲間もいるし。
さて俺はこのへんで退散しまする。
ID変わらないうちにまた覗くかもだがとりあえず寝ます(^o^)ノ
変な時間からなのに付き合ってくれた人ありがとな~
乙かれー
俺の世代はまだ施設からでも努力すればそれなりの進路に進めたし、俺らみたいのを受け入れて育てる社会だったから運がよかったと思う。
アウトローになった奴は施設でもアウトローで隔離されていたし…。
今は豊かになったけど、すっかりコネ社会になって…。
スタート地点で外れるとドロップアウトwある意味不幸だわ。
って余談スマソ
・【叩かれすぎ】パン屋のオーナーが引退して息子夫婦が継いだのだけど、全てが変わってしまい超不満!!
・【く、黒い…】義足で顔も喋り方もキモイ男に、手も握らせずキスも無しでATMとして散々貢がせた結果。
・【興味深い】1000年前の日本にタイムスリップした場合、会話はできますか?
・【動画有り】彼氏が『大人のピタゴラスイッチ』という番組を見てマジで感動してた。その姿を見た私は…
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引用元: http://hayabusa3.5ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1330724191/
親父がただのドクズって話
周囲の大人がクズしかいないな
本人が幸せならまぁよかった
後、同性愛者なら妹とかむしろ安全じゃないんか
性的趣向での悪影響ってようわからんわ、ひけらかす訳じゃないのに
虐待は連鎖する、ってのは100パーの話じゃないっつーのに何故どいつもこいつもオールオアナッシングで言い合うのか
今の時代なら、息子がゲイなら年の離れた異母妹にとってむしろ安心w
ちゃんと異性愛者の息子だったら、そのうちロリ発動されそうでヤバイ
ってな考え方になるんじゃないかな
頭オカシイ奴の頭おかしい話。
親は無くても子は育つを体現してる人だね。
ちゃんと社会性も身に付いてるし、このまま逞しく生きてほしい。
父ちゃんがブ男なら不幸が拡大しなくて済んだんだろうか。
ここまで母親に会いたがらないのもびっくりだよね。