昔、世の中がバブルと呼ばれていた80年代末のこと。
私は大学卒業後に某大手メーカーに就職し、若手営業として毎日バリバリ仕事をしていた頃の事です。
同じ営業部にいた当時まだ珍しかった大卒総合職のA子と入社以来数年間付き合っており、結婚の約束もしていました。
私はA子のことは好きだったし永年にわたる体関係もあったのでけじめをつける意味もあってA子からの
「私もうそろそろ27歳なのよ、いい加減に結婚してよ」
という要求に応えて結婚を承諾しもうそろそろ双方の両親に挨拶に行こうか。
というあたりまで話が進んできていました。
しかしながら当時の私には結婚するにあたって不安に思う事が一点ありました。
それは・・・・・彼女は料理どころか掃除洗濯が殆どできない人間で、それでも結婚に向けて専門学校で習うとか母親に教わるとか前向きな姿勢があれば良かったのですが、その事を指摘する私に向って
「今は男女関係ない時代なのよ、私ができなくてもあなたがやればいいじゃないの、結婚後も共稼ぎの予定なんだからお互い協力してやっていきましょうよ」
と、かなり無茶苦茶な返答ばかりで、徐々に彼女と結婚するのがちょっとばかり厭になってきていました。
そんなある日、取引先社長ご子息の結婚式がありその披露宴に上司と一緒に出席したのですが、披露宴に出席していた新婦親族の女性と会話を交わしたことをきっかけにお知り合いになり友達づきあいが始まりました。
彼女とは一緒に美術展を見に行ったり映画を見に行ったりする程度の軽い付き合いで当初はそれ以上の関係になる気は全く無かったのですが、付き合っていくうちに彼女はまだ二十歳そこそこで若いのに家事が上手で性格も良くとても魅力的な内面を持つことに気づき彼女のことがとても気に入ったのと彼女のほうも私の事を憎からず思っていた事もあって彼女と徐々に深い関係になっていきました。
そんなこんなで状況が変化して同僚のA子と結婚する気はかけらも無くなり、どうやって婚約解消を申し入れようかと一週間程度真剣に悩みました。
さまざま考えてみましたが、これはやはり正直に言ったほうが良いだろうと思い彼女を仕事が終わったある夜、某シティホテル最上階のレストランに呼び出しました。
そしてA子に対して
「実は他に好きな人ができたんだ、その人は貴女と違って家事が上手で家庭的で本当に性格も良い素晴らしい人なんだ。本当に申し訳ないけどあなたと結婚する事は不可能になってしまったので私のことは忘れてもらえませんか」
と正直に言って詫びました。
同時に「お互いの両親に挨拶していなかったにせよ今回のことは婚約破棄にあたるから規定の慰謝料はきちんと払うつもりだ」
と彼女に言ったのですが・・・・・・・・・・
私の話を聞いて顔色が真っ青になっていた彼女は
「ふ~ん、そうあんたも世の中のオヤジどもと一緒でそんな家庭的な若い女の方がいいんだ、あたしみたいな能力のある女は嫌いなんだ」
と言いつつ急ににこやかな表情で
「わかったわよ、あんたが私のことが嫌いなんだったらしょうがないね、別れてやるよ」
と言ってくれました。
ところが、ほっとして礼を言おうとしていた私の脳天をいきなり激しい衝撃が!
なんとA子はテーブルにあったワインボトルを渾身の力で私の頭に叩きつけてきたのです。
叩きつけたあとA子は席を立って帰ってしまったのですがその後頭を切って流血した私と凍りついたかのような満席に近いレストランの客が残されました。
ざま~あwwwwwwな展開
給仕さんが私の手当てをしてくれたのですが、アルコールが若干入っていたこともあり、なかなか血が止まらず結局救急車を呼ぶ騒ぎとなり店にかなりの迷惑をかけてしまい、食事していた客の皆さんの雰囲気を壊してしまって本当に申し訳ないことでした。
もしかして読んでおられる方の中にあの時の間抜けな風景をご覧になった方もおられるかもしれません、
あの時は雰囲気を壊してしまって誠に申し訳ありませんでした。
その後A子と別れた私は新しい家庭的な彼女と結婚して90年代の不況も乗り切って子供もできて、幸せに暮らしています。
ぶん殴った程度で別れてくれたAこのおかげで幸せを手にいれて幸福に生きている人生を改めて噛みしめながら。
ちなみにその後のA子ですが、精力的に仕事をこなして昇進して会社初の女性上級管理職になりましたが最後まで独身のままでした。
最終的に婦人科系の癌で先年亡くなりました。
南無。
そんな下らなく間抜けな中年の回想です。
駄文失礼。
後味悪いな~
A子も糞男だと悟ったからその程度のし返しであっさり別れてくれたんだろうけど。
結婚するなら家庭的な女が一番だ
ウチの嫁は・・・
まぁ家事は女がやるべきって考えはよくないが(共働きならなおさら)
その彼女さんは、共働きなのに、家事分担する気がまったくなく、相手に押し付ける気マンマンってのもなぁ。
最近は家事できない女性も多いですよ(働いてないのにも関わらず)
バブル入社世代は130みたいな馬鹿多いから共働き家事分担は普通だし上級管理職になるほどの能力があったんだから130みたいな馬鹿と結婚しなくて正解だったな
>>159
でも130みてーな発言する女は協力するとは言ってるけど絶対家事しないw
心変わりは仕方ない
結婚相手に何を求めるのかは人それぞれなんだし
しかしワインボトルで殴りかかるなんてカオリンみたいな女だ
・【カチムカ】私と息子(園児)でラーメンを2人前頼んだら、息子のがお子様用の量で出てきた。伝票を見るとなんと…
・【キツイ】長いこと海外に居た友人が最近帰国して来たんだけど扱いに困ってる。心の声「お前何人だよ?ここは日本だから」
・【悪くない】ウサギを飼ってる人にウサギの肉を食べさせたらキレられた。私は鳥を飼ってた時に唐揚げや焼き鳥を食べてたのに…
・【可哀想】飲食店にインフルエンザの子を連れて入ったせいで警察呼ばれた。
・【立派なボッタクリ】注文した料理を出さずに正規の料金を請求された。私、夫「おかしい!」店「警察呼びますよ」→その後…
・【うわぁ】息子嫁に「料理を頑張っても夫(息子)が文句をつける」と相談されたので「レトルトと惣菜を駆使しろ」と教えた。そしたら…
・【裏事情】ペットショップで働いて3日目なんだけどショックを隠しきれない
・【バカ】夫「専業主婦になってくれ」私「わかった」→夫「悔しかったらお前も稼いでみろ!」私「わかった」→結果。
・【マジやめて】店でホットペッパービューティーを導入してるんだけど、本っっ当にドタキャンが多過ぎる!!
・【あるある勘違い】嫁専用の軽自動車を購入。嫁「軽自動車だから軽油でいいんだよね?」 俺「ぶはっ!違う違う!」
・【侮辱】量産型美人の留学生「日本人は醜い女性が多い」→この国の人の前でこの国の人を馬鹿にするなんて…
・【仕方ない】「彼氏が~」「ペットが~」と言って休めない風潮にムカつく!社会的に認められるのが結婚や子育てってことなのかな…
・【ブチギレ】彼の友人が同性愛者だとカミングアウト。私「そうなんだー」→彼がいらないこと言ったせいで彼友人の表情が一変…
・【自意識過剰】同窓会でAに「この間結婚したよ」と言ったら泣き叫ばれた。A「私の方が可愛いのに何で!私ちゃんなんて…」
・【厄介】姑「生まれそうならすぐ連絡して!」→義兄嫁「生まれたけど許可するまで会いに来ないで」→姑大爆発。
・【本能】イケメンで欠点のないAがクズな彼女と付き合い続けていた。→A彼女「Aの為に生まれ変わる!」→しかし…
キャリアを重視する人生
子育てを重視する人生
俺が女なら子育て選ぶけどね
普段まんまん蝉で男女平等が~共働きが~と鳴きまくってる癖に何言ってる?w
元カノはこの人が警察に届けなかったのを感謝してもいいと思う…
店員は血の気が引いたろうなぁ
当時は今より結婚しない女に対する風当たりも厳しかっただろうし、結婚したくない女を27歳までキープするのは今よりかなり非道な事だったんじゃない?
だから報告者も「ワインで殴ったくらいで許してくれた」になるんだろうし。
報告者もその彼女も結婚に置ける価値観が違うと気付いた時点で別れられれば平和だったのかも。
時代的に主夫出来る男を探すのは大変かもしれないけど。
綺麗な言葉使ってるけど
二股した浮気者の屑オスという残念な生き物で
そんな生き物と結婚した奥さんも残飯乙ってことだよなw
正式な婚約ではなくても、結婚の意志有りと伝えた27歳の彼女と20歳の自分に都合のいい若い女を二股して、それで彼女が亡くなって反論出来なくなってから、こうやって彼女のことをネットに晒すとか、報告者は自分で言うほど幸せな人生じゃないのでしょう。
下種な自分を反省し、彼女に詫びるならまだしも、婦人科系の病気で亡くなったことを晒すなんて、卑劣極まりない人間性が滲み出ています。
結局、報告者が思うところの「女の幸せ」より、自立した人生を送った彼女を下げることで、自分は間違っていなかったと言いたいだけですよね。
でも、それを決めるのはまだ早いですよ。
二股されていた現妻が最後まで側にいるかは分かりませんから。
「他に好きな人ができたんだ」はまだしも
「その人は貴女と違って家事が上手で家庭的で本当に性格も良い素晴らしい人なんだ」
は殴りたくなるわw