【思い出】ある日、担任が「親の有り難みを知る為に自分で弁当を作ってくる」というのをやった。→一番印象に残る出来事だった。

俺が中学の時は、給食はなくて弁当だった。
大抵、１，２品は前日の残り物とかが入っているような家庭弁当。
家が商売している子だと前日の売れ残り持って来てたり。
親が弁当作れなくて毎日スーパーや、パン屋で買ってくる子は逆に、好きなおかずやるから一寸分けてくれ。
と交渉されたりしてた。

それである日担任教師が、親の有り難みを判るために自分で弁当作って持ってくる。というイベント（？）をやった。
・一品でも自分で作ったものがあればοｋ。
・総菜や店で買った冷食などを使ってοｋ。
・買ったモノだけのは駄目。

Ａの作ってきたのは
「銀紙ホイルで包んだ大きなオニギリ２個」と「やきとりの缶詰」だった。
Ａは缶切り持って来るの忘れたと言ったら、先生が缶切り持って来てた。
Ｂの作ってきたのは「米敷き詰めた上に醤油と海苔を載せた弁当」だったり、俺が作ったのは、歪な歪な卵焼きと焦げたソーセージの弁当だったりした。

冷食が多かったり野菜が多かったり、人によって様々だったな。
で、検分が終わったら先生が全員に弁当を包ませて
「今日は外で食べるぞ」と号令。
校舎からグランドへ降りる階段状になってるところで食べた。
そのイベントは今でも、クラスで一番印象に残った出来事だと、当時の仲間と集まると話題になる