ちょいちょいフェイク入れるのと私自身事件当時は様子がおかしくなっていたので、読んでてイライラするかもしれないけど書いてくね。
あと初めてスレ立てるから(間違えてSCに立てちゃって、こっちに立てなおした)
おかしなトコあったら言って。
これは去年くらいの話。
私はネットのオカルトな話とかは大好きだけど心霊体験はしたことはないという典型的な人間だった。
あと書くこととすれば同性愛者ということくらいかな。これについては昔色々あったのでまた書くよ。待っててね。
私はぼんやりその景色を見ながら美術館から帰る道を歩いていたんだけど、あるものが目にはいった。
とある段ボールハウスのそばにマネキン?の頭部が飾ってあった。
分かる人少ないかもしれないけど、ブリジット・バルドーみたいな髪の長い綺麗な顔で、なんとなく惹かれて近づいていったんだけど、そのマネキンの数歩あたり近くに寄った時かな。
私はこの顔めっちゃ好きだ。持って帰ろう!!と思い立った。何故唐突に思ったのか分からないけど、今考えればあの時からおかしかったみたいだった。
段ボールハウスに「すみません、誰かいませんか」と話しかけると、のそのそとおじいさんが出てきた。
私「突然すみません、私どうしてもこのマネキンが欲しいんですけど、一目惚れなんですけど、大切なものだったりしますか」
おじいさん「あ??」
おじいさんによると、おじいさんなりの防犯というか、イタズラ防止らしかった。
ホームレス環境の人達に暴力をふるって楽しむ人達がいるらしい。ひどい話だね。マネキンがあるとなんとなく不気味だから人が近づいてこないらしい。
おじいさんはその後も「違う地区でハウスに放火された人がいて………」とか話してたけど、私は早くマネキンを持って帰りたかったから「そうですかそうですか」とか適当に話を切り上げて歩き始めた。
マネキンの生首小脇に抱えてバスに乗ったら、バス混んでたのに誰も隣に座ってこなかったよ。
その時はそれで「いいわあ~」って満足したんだけど、日々が経つにつれてなんとなく「おはよう」「今日はね~こんなことが……」とか話かけるようになって、そのうち「いってきます」「ただいま」を言いたいな~と思って玄関の靴入れの上に飾るようになった。
家に帰ってきたら一番にブリジット(名前もつけた)に挨拶するようになった。
これが2ヶ月くらいかな、続いていたんだけど、ある日のこと。
私とブリジットの生活にヒビが入ることになる。
アルスノー最近どうしてるんだ?
>>8
アルスノー調べちゃったじゃないの
続き。
私には涼子さん(仮名)という恋人がいた。
すごく気のつよい人で、ガンガン自分の意見を言ってくる。気の強い女性が好きな私はメロメロな状態だった。
その涼子さんが家に遊びにくることになって私はルンルンしていた。
……ブリジットを隠さないまま。
ブリジットについてはこれから分かるよ。
続き。
私「涼子さん、いらっしゃい~」
涼子さんが遊びにきた時、私は上機嫌だったし、涼子さんもまあまあ機嫌よさそうだった。普段あんま笑わない人だから嬉しかったなあ。
でも玄関のブリジットを見たとたんに涼子さんは顔色を変えた。
涼「……何これ」
私「ブリジットと言います」
おかしくなっていた私は、涼子さんもブリジットを気に入ってくれるとばかり思っていたので呑気に紹介したけど、涼子さんは「何これ」「気持ち悪い、何で、何でこんなことしてんの」と慌て始めた。
私「これは何か、道端で運命的な出会いをして、そんで持って帰ってきたの」
涼「はあ!?」
涼子さんは真っ青になって「美容師じゃないんだから」「これは完全におかしい!!」「不気味だって思わないの!?」
普段冷静な涼子さんも流石に焦ったらしく「何か悩みでもあるの!?私に言えないこと!?」と話が飛躍していった。
一応オカルト好きだから、こういう異様にある物に惹かれる時は心霊関係のヤバイやつで……みたいなエピソードも読んだことがあったんだけど、その時は完全に忘れていた。頭は花畑状態だった。
私は、何でそんなこと言うの?こんなに綺麗だし不気味なんて言ったらブリジットが可哀相だよ。とか色々言ったら、涼子さんはしばらく黙って考えごとをしているみたいだった。
そして
「そうだね。よく見ると可愛いね。私が間違ってたよ」と静かに言って家の中に入っていった。
後で聞いたら、基本的に涼子さんの言うことを聞く私がそこまで言うのを聞いて明らかにヤバイと思って話を合わせることにしたって。
カワイイグッズに囲まれたカワイイ棚のボスみたいな写真あったよ
関係ないけど、完全に話を合わせることにした涼子さんは「何が面白いわけ?」と全否定していた、以前私が見てたハム太郎の映画までも「あれも可愛かった。私が間違ってた」と肯定していた。
その日はそれで終わり。涼子さんと一緒に寝て、朝を迎えた。
涼「見送りはいいから」
私「なんで?」
涼「なんでも」
翌朝、涼子さんはそんな感じで玄関まで見送ろうとする私を止めて足早に帰っていった。
冷たいなあ、とか考えながら、そのうち私も出かけようと玄関に行ったんだけど、そしたら気づいた。
ブリジットがいない。
え!?なんで!? 私はパニックになって靴入れや周囲を探した。
でもどこにもブリジットはいない。しばらく家の中を落ち着きもなくウロウロした後に気づいた。
涼子さんだ。
涼子さんがブリジットを持ってっちゃったんだ。
だから見送りはいいって言ったんだ。持ち出すのを見つからないように。
私は涼子さんに慌てて電話した。
涼子さんはちょっと間があったけど電話に出てくれて、静かに「何」とだけ言った。
私「ブリジットどうしたの」
涼「何?ブリジットがどうかしたの」
私「ブリジット持ってったの涼子さんでしょ!?」
涼子さんは始めは「ブリジットいなくなったの?」「ちゃんと探した?」とかしらばっくれていたが、私がヒステリックにブリジットどうしたの!?何で持ってっちゃったの!?とまくし立てたら諦めたように呟いた。
涼「お前ね、今ちょっと変だよ。様子がおかしい。
玄関でマネキン見た時血の気がひいたよ。だからね、今朝マネキン持ってって捨ててきた。
あのね、お前いつもと違うよ。明らかにおかしい。私の話を落ち着いて聞いて。私がお前を絶対元に戻してやる」
強い口調だったけど涼子さんは私を諭すようにゆっくり喋った。
気味が悪い物でも他人の物を勝手に捨てちゃあかんよ
今、自宅にマネキンの生首20体くらい、職場にも10体くらい余裕であるんだが…w
怖いじゃないかw
ブリジット・バルドー感があるってことは、多分ワインディング用(パーマの練習用)で、沢山の人が触ってきたタイプだと思う。
カット用の方はもうちょいシュッとしてる顔だし、だいたい、ハゲるまで切られるからw
以上、現役美容師の戯言でした。
ウィッグさん皆美人よね。
>>25
オカルト好きの美容師さんイイ
施術中オカルト話めっちゃしたい
ホラー映画好きな人はまあまあいるけど
怪談好きな人っていない、つかそんな事きけないw
怖面白かった
塩と間違えて砂糖のバカ太郎がいい味出してる