サソリはブラックライトを当てるとめちゃくちゃ光る
ちなみにウデムシとかカニムシみたいな他の陸棲の甲殻類に当てても光らない
>>3
初めて野生のカモシカ見たときどっかから牛が逃げたんかと思った
走り方が完全に牛のそれ
漢字の「鮫」が魚に交わると書くのはこのため
>>5
他の魚って交びしないの?
>>99
軟骨魚類はいっぱいいるよ
軟骨魚類以外の魚にもプリアピウムってよばれる生殖器が生えているのがちらほらいてそいつらは生殖器を使って交接するよ
ファロステサス・クーロンってベトナムに生息するトウゴロウメダカ科の仲間の魚はオスのアゴの下にものが生えててメスの顎の下にぶっ刺してVの字になりながら交接する
ヨツメウオのオスはモノが右曲がりになってるやつと左曲がりになってるやつの2パターンあってメスも右曲がり用と左曲がり用の2パターンあるから自分に合ったペアをさがさなきゃいけない
交接は横付け状態でするんだ
>>8
なおオカメインコ
タカとワシもガバガバ
>>12
この手の繁殖方法をとってる生き物は結構いる
オーストラリアコウイカは喧嘩に勝てない身の小さい雄はわざと雌に似せるために模様を変化させたり触手を縮めて身を小さく見せて雌に擬態する
イサリビガマアンコウって魚はただ体がたまたま小さい雄がそういう繁殖方法をとるってだけじゃなく、完全に雌に擬態する能力に特化した通称「Ⅱ型」って呼ばれる雄の形態がある
この「Ⅱ型」は体が小さく機動力特化型で雌のふりをしてハーレムに潜入し、雌が産卵したとみるや一気にぶっかけてダッシュで逃げる
>>17に似た繁殖方法だけどもっと変わった方法を採用している生き物もいる
ワキモンユタっていうトカゲのオスは同じ種なのに体の色が赤、青、黄と三色別々の個体が一定の割合でそれぞれ存在してる
この三色にはそれぞれ繁殖行動に特徴があって
「赤は攻撃的で広い縄張りを持ち複数のメスを囲って生活する」
「青は警戒心が強く狭い縄張りで1~2匹程度の少数のメスと生活する」
「黄はメスに成りすまし他者の縄張りに侵入し繁殖できる」
っていう特徴を持ってんのよ
そんでさらに「赤は青より喧嘩が強い」が「赤は黄色の侵入を防げない」、「青は赤より喧嘩が弱い」が「青は黄色を見破る事ができる」っていう特徴を持ってて綺麗な三竦みの関係が成立てる
これによってどれか一つの色だけが増えるっていう事にならず「赤が増えた次の年は黄色が増える」「黄色が増えた次の年は青が増える」「青が増えた次の年は赤が増える」っていう一年単位のローテーションが完成し種の多様性を一種で獲得しているんよ
>>13
これ外薗昌也の犬神?
こんな絵面だっけ
ちなみに生物には能力や生息状況に見会わない何かに特化した体の機能を持っている事はわりとある
オカピの脳にあるワンダーネットっていう血圧を緩衝させる機構はオカピの体にはまったく意味がないけど、オカピから進化したキリンにはこのワンダーネットがなければ生きていけない
オカピは「これから進化するのに必要」ってスタンスだけど逆のパターンもある
北アメリカに棲息してるエダツノレイヨウっていう鹿っぽい生き物がいるんだけど時速67kmって早さで走れるけど北アメリカでこんな早さで走れても全く意味ない
これ実は太古の昔北アメリカにもチーターみたいな高速で走れる肉食動物がいたんだけどそいつら環境の変化で絶滅しちゃって、そいつらから逃れる能力だけが今でも残ってるんだ
「これから必要」だけでなく「前は必要だった」って理由で体や環境に対して不必要な機構・能力を持っていることもあるんだ
>>15
擬態でもなんでもないし、あれも収斂進化なんだろうか
>>23
ああいう生き物は大体幼生の時の形態を見るとよく分かる
>>24
多分そう
環境が形質を変化させて似せるというにはあまりにも環境が違いすぎるから奇跡的に似た形になったんだと思う
>>29
ザゼンソウっていうサトイモ科の植物があるんだけど、こいつらまだ雪が残っている寒い時期に土から芽を出して花を咲かせる
こいつらが花を咲かせる所を見ると周囲の雪が何故か溶けているんだけど、なんとこいつら植物のくせに体温を上げる発熱機構を持っていて雪の中からでも雪を溶かしながらぐんぐん育つ
体温は最大28度くらいまで上げられて他の植物より体細胞に含まれるミトコンドリアの量が多いってことは分かっているんだけど、どうやってこいつらが発熱しているかは詳しい所までは今のところ分かってない
>>30
さっきも書いたけどオカピのワンダーネットとか像の祖先と言われるイワダヌキのキンタマの位置とか進化の話はダーウィンの進化論では全部を説明するのは難しいところがある
ウィルス進化論だったり突然変異進化論だったりは当然あるんだろうけど生き物の事を知れば知るほどインテリジェントデザイン説はマジであってもおかしくないと思うようになる
昆虫とか自然選択説であんなにうまくなれると思えんわ
雀のわかっている最大移動距離の実例は新潟から愛知
雀の涙はすぐ蒸発する
>>39
スズメにも序列あるんか
朝チュンチュン言ってるのって縄張りの誇示の為にイキりまくってるって知ってなんか一層かわいく見えた
>>40
テッポウエビの仲間のやつか
真社会性生物で一番ビックリしたのはやっぱハダカデバネズミだ
哺乳類で真社会性生物ってピーキーすぎんだろ
どっかの大学の研究でアマゾンモーリーの生殖形態をシミュレーションしたら最長でも7万年で絶滅するはずって計算されたんだけどまだ生きてる
どうやら発生に使っている他の魚のせい子からごく一部遺伝子を取り込んで辛うじて多様性を確保しているらしい
菌類とバクテリアの複合体って事が分かって全て無駄になった
>>46
地衣類はまだ勉強してなくてまったく分からない
面白いやついそうだけど
どっちも言語の能力にかかわってると言われてる
つまり我々より会話がしにくかったから絶滅したんではないか?って話
>>54
非常に興味深い
>>55
友達がハイギョ飼ってるけどあれかわいいね
なんかめっちゃ毛みたいなのがフッサフサの奴はキモかったけど
有名だけどドジョウやナマズは空気呼吸もするけど肺がないから腸でガス交換する
腸にはガス交換のための線毛が沢山生えててガス交換し終えた空気は肛門からオナラみたいに排出
>>59
民放の番組だと「ウイルスを殺菌」ってしょっちゅう言うからいつも引っ掛かる
>>64
そらそうやろ!
カタツムリといえばイスラエルのケネブ砂漠にSphicterochila boisseriっていうカタツムリがいる
ガチの砂漠で日中の地表は70度近くになるし年間降水量150mという地獄のような環境
水の豊富な地域にしか住めないイメージのカタツムリだけどこいつらは太陽光を95%反射する殻とたんぱく質が変性するギリギリまで耐えられる体組織を持っていて何とか生きている
とはいえ生きているってだけで年間の約98%は休眠していて僅かな雨季の時に這い出してきてこの時に生えるコケを食べてその間に交びもする
なんの為に生きているのかと考えたくなる
ナマコはキュウリと三杯酢でいただくとおいしい…!
めっちゃ面白かった!
生命の神秘だな…。