チラシの裏【レスOK】三枚目 Part.2
平成初めごろの夏休みのこと、大学生だった私は、同じ学科の友達の実家に招待された。
私の実家からは千キロも離れたところで、聞いたこともない地名だった。
長旅だったけど、友達の家でご両親他ご家族に失礼のないようにと思って、
デニムとかTシャツとかの旅行着ではなく、私なりにおしゃれをしていった。
赤いふんわりしたフレアスカートのワンピースに、白いレースの上着と、パンプスといった格好だったと思う。
最寄りの駅に着くと、友達が車で迎えに来てくれていた。
そのまま友達の家に着くと、ご家族が玄関に出迎えてくれたが、なんか妙な表情をしている。
歓迎されてないのかと思ったら、そうでもなくて、ごちそうを出してくれて大学の話とかして、楽しく過ごした。
夜、客間に布団を敷いてくれたので、そこで荷物の整理をしていたら、友達がやって来て、
「さっき(私)ちゃんが着いた時さ、親たちが変な顔してたじゃない?
あれって、田舎ネットワークのせいだったよ」と言った。
何のことかと思ったら、駅に私が着いた時すでに、“目撃者”が数人いて、
「よそ者が来た!しかも赤い服なんか着ている!不良か!?水商売か!?(もっとすごい商売)か!?」
という認識からしてどうなんだと思ったがそう思われたらしい。
そこへ友達の車がやって来て、私を乗せていった。
目撃者数人が話し合った結果、
「あれは、○○(友達の家の屋号)の車だ!じゃあ乗っていたのは○○の家の娘か?
たしか東京で大学に通ってたはずだな、じゃ東京での知り合いか!?赤い服なんか着ている女と知り合いなのか!?」
ということで、私達が友達の家に着くより早く、家のお母さんのところに、近所の奥さんから、
「(友達)ちゃんが変な女を車に乗せてくる、注意した方がいい」と電話があったそうだ。
目撃者数人は友達の家族とは直接の面識はないそうだが、そのうちの1人が近所の奥さんの知り合いだったらしい。
駅から友達の家まで車で10分くらいだが、それより早く「東京から来た、赤い服を着た女」の情報が着いたわけだ。
この町では、それぞれ知り合いをたどっていけば町じゅうの人と連絡をつけることは可能だそうだ。
しかしこれが男と女なら噂になってもある程度仕方ないが、私も友達も女。
私はとりあえず「赤い服なんか着てきたのが間違ってたんだね、ご家族に迷惑かけちゃったかな」と謝ってみたが、
友達は苦笑して「みんな退屈してるからねえ、新しい話題に飢えてるだけよ」。
昔、友達のお父さんがお母さんとつき合っていたころ、
当時他の町に住んでいたお母さんからお父さんに手紙が来るたびに、
配達してくる郵便屋がニヤニヤしながら、
「はーいお待ちかねの××さんからのお手紙、きれいな字だねえ、今日はどんなことが書いてあるの?」
と聞いてくる、しかも近所の人たちも一緒になって、というような土地柄だからしょうがないんだって。
それにしても、赤い服を着ていたら不良or水商売orもっとすごい商売だ!ってのはどこから来る考えなんだろう。
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・私はお箸を使うのが苦手でちらし寿司をスプーンで、そばをフォークで食べてたんだけど彼氏に馬鹿にされた感じになりカチンときた!!
・彼女「妊娠したみたい…」俺「生みたいか?」→激怒された。→彼女「今回の一件で完全に嫌いになった、出ていく」俺「!?」
・ミスした女の子の店員を泣かせてしまった彼氏。「何故間違えたの?謝って欲しい訳じゃない。ただ原因を知りたい」
・妻がコンロの火を消してからパスタを投入してた。俺「何で一度消すの?」妻「十数年前、あなたから教わったのよ」俺「!?」
・友人の紹介で出会った男性とスーパーに行ったら強烈だった。男性「なんで手伝った?女は甘やかされ過ぎだわ」
・元彼も元旦那も「この人の方が私よりも合うんじゃ?」と思った女性と結婚した。そして私は…
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・職場で「私の制服がない」と言って他の人の制服を何度も勝手に着る人がいた。その泥棒女はついに私の制服に手をつけて…
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・私は小学生の頃に誘拐され暴行された。名前も変えて全てを捨てて隠してたのに、10年付き合ってた婚約者にバレて…
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・前々から気になっていた『ジャガイモの塩辛のせ』をやってみた。
・A男に8年間ずーっと告られ続けていた私は1度だけデートすることに。当日、A男はドン引きするほど浮かれまくっていて…
・旦那の浪費癖が酷いので月4万のお小遣いを3万に減らしてやったんだけど、まだ無駄遣いしてる…
・引き取った子犬が流血するほどの甘噛みをしてくる。嫁「ワタシはロボットです。噛まれても痛くアリマセン。」
・毎月両親に食事をご馳走していたんだけど、妹と甥(2)もついてくるようになった。常に奇声を上げる甥といるのはキツイ…
引用元: http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1444706536/
うちの田舎なんて、自販機でジュース買って飲んだだけで不良扱いされるし
何でそうなるかなんて考えるだけ無駄だよ
うちはピンクの靴下が不良やたね
そら赤い靴履いてるだけで異人さんに連れられてイっちゃうくらいだ
赤い服着るなんてとんでもないことだろうよ
アンデルセンの『赤い靴』なんて物語もある。
赤は煽情的で、謹厳実直とは真逆のイメージって感じなんだろうね。
田舎に行くときはトトロのばあちゃんみたいな格好しないと浮く
かわいいのが想像できなくて単純にだせえなって思ってしまった
赤はいん猥な女の着る服って概念、映画の「キャリー」にも出てきたなー
パイパー・ローリー扮する狂信的なカトリック教徒の女が、プロムにうきうきと出かけていく娘を見て「赤い服を着るのね」ってなじるの
本当はその子のドレスは淡いピンク色なんだけど、「男と踊りに行きたい若い娘」を責めたい女の目には赤く見えるらしいというシーン
こういうのを見ると付け火のかつをがただの被害妄想ではないとつくづく思うよね
赤い服が不良っていう考え方もだけど駅に降り立った人間がよそ者か地元民か一目でわかってしまう町とか怖すぎる
赤い服着てた時に気持ち悪いおじいさんにナンパされて逃げたけど、
赤ってそういうところあるのか