深夜に妹が泣きながら電話してきたんだけど、電話の向こうからは大勢の声。「お姉ちゃん助けて…」

深夜のｲﾀ電修羅場の話をさせてください。
スレチだったらすみません。

若干長文の上、オチらしいオチはありませんが。

先週の出来事。

私→A（24）しがないOL。実家暮らし。
妹→B（22）アパレル店員。実家を出て一人暮らし。

平日の夜中3時ごろ、爆睡中だった我が家に電話の音が鳴り響いた。
夜中の電話って、ろくな連絡があった試しがない。
事故の知らせとか、誰かの訃報とか…
特に妹が一人暮らしをしているので、もしやBに何か！？と、母が慌てて電話を取った。
父も私も、「だれから？」と母の顔を覗き込む。

すると凍りついている母の顔。
え？と思う間もなく、母「A、Bちゃんから電話・・・」

と、受話器を渡された。

寝てるってわかってる時間帯に、無駄な電話をするような子ではない。
しかも私宛なら、なぜ家電にかけてきた？
と思ったら、あ、私の携帯充電しそびれて電池が切れてる…
だからこっちにかけてきたのか。納得。

といった様々な思考が、一瞬で頭の中を駆け巡った。

受話器をとった瞬間、大勢の人の声。
？と思いつつ妹の名を読んだ。

私「B？どうしｔ」
妹「お姉ちゃああああん！！」

耳をつんざくような妹の泣き声。
私頭パニック。
ふと横を見ると、父と母が私を心配そうに見ている。

とてもじゃないが気遣っていられないので、
大丈夫だから、と目配せして受話器を持って自分の部屋に戻った。

私「どうしたの！？なにかあったの！？」
妹「…うぅ…ぐすっ…」

あいかわらず、電話の向こうからは大勢の声。
一体何が起こっているのかまったくわからず、あたふたあたふたする私（情けない…）

私「B!?聞いてる？大丈夫？今どこ！？」
妹「…お姉ちゃん…私今…男の人たちにまわされてるの…」
私「！？」

もう頭が真っ白になり、警察とかそんなことすら考えられなかった。

私「とりあえず今どこにいるの！？すぐ行くから！」
妹「うぅぅ…もう私、どうされるのかわからない…あっ」

ここでガチャン、と音がしたとたん、軽薄そうな男の声が聞こえてきた。

男「やっほーAちゃん！Bちゃんと今、みんなで色々楽しんでるよ♪♪」
私「誰ですか？妹に何してるんですか？今どこにいるんですか？」

↑本当は怒鳴りつけたかったが、この電話が切られちゃったら、もうどうすることもできない。
そう思うと、相手を怒らせるわけにはいかない、と判断。
もう冷静なんだかなんなんだかわからないorz

男「まぁまぁ、なんだかんだで妹ちゃんも楽しんでるよ？」
私「どこにいるんですか？迎えに行くので場所を教えてください。」
男「（無視）　今ねーBちゃんは○○に○○されて、こんな声出してるよ？」

伏字にしますが、妹がやられている状態を事細かに説明をしてきた。
延々と一時間以上、もう頭がおかしくなりそうだし、吐きそうだった。
それに合わせて、複数人の男の声や、泣き声なんだかよくわからない女性の声も聞こえる。

私「…もうやめてください。もう終わりにしてください」
男「Aちゃんさぁ、俺と電話でしよっか♪」
私「ええ！？」
男「そしたら、Bちゃん終わりにしてあげるよ」

その瞬間、電話が妹にかわった。

妹「お姉ちゃん助けて…もうやだよ…」

ガタン

どこかに電話を置かれた音がした。

それっきり、遠くで音が聞こえてるだけで、誰も応答しなくなった。
私呆然。
え？どうしてたらいいの！？
電話でえっちしよっていう申し出に、なんで私は「分かった！」って即答しなかったの！？
そしたらこんなことにはなっていなかったかもしれないのに。
電話は繋がっているのに、何をどうすることもできない。

茫然自失で、もしかしたらまた誰かが電話に出るかも…って思って受話器の前で待ってた。
3分たっても誰も出なかった。

あーもう警察だ、と思って24しようとしたら、

妹「・・・お姉ちゃん？」
私「B!?大丈夫！？今どこ！？平気！？」
妹「うん…なんかよくわからないけど、解放してもらった。お姉ちゃんありがとう」

ありがとうも何も、本気で私は何もしていない。

私「家の近く？平気？迎えに行こうか？」
ちなみにこの時点で、朝4時すぎ。

妹「ううん、大丈夫。家帰れる。」
私「そっか…とりあえずちゃんと帰って、少しでもいいから寝て。」
妹「うん。分かった。」

私、何を言っていいか分からず無言。

妹「…お姉ちゃん、ひとつお願いがあるの」
私「何？」
妹「今日のこと…もう私忘れるから、お姉ちゃんもそうして。触れないで」
私「うん、わかった…」
妹「でね、今から言う電話番号をメモってほしいの」
私「？？　わかった。いいよ」
妹「○○○-○○○○-○○○○」
私「…うん、メモった。誰の番号なの？」

無言。

私「B…？」
妹「お姉ちゃん、その携帯番号ね、ある女の番号なの」
私「うん」
妹「今日、私がこんな目にあったのは、全部全部その女のせいなの」
私「え！？どういうこと！？誰なの？」
妹「誰かはいえない。うん…だからね、お姉ちゃん。その番号を周りの男の人に広めてほしいの。
それで、みんなでいたずら電話かけまくって。それ以上のこともしてやって」
私「！？」

私は自他ともに認めるシスコンだが、あえて言う。
妹は本当にいい子で、どこに出しても恥ずかしくない可愛い妹だ。
だがしかし、この言葉には耳を疑った。
いくらなんでも、こういう物言いをする子じゃない。
でも、こんな酷い目にあったなら仕方ないのか・・・

私「うん、わかった。わかったから、もうとりあえず家に帰って。
次の休み、私そっちに行くから」
妹「お姉ちゃん、絶対だよ、絶対その電話の先の女に復讐してね」
私「わかったから、ね？とりあえず帰んなって」
妹「絶対ね、約束だからね」

そういって電話をきった。
茫然とする私。
この先どうしたらいいんだろう…
そう思っていたら、電話が終わったことを察したらしい両親が部屋に来た。
寝ずに待っていたらしい。

母「なんだった…？」

本当のことなんて、とりあえず言えるわけがないので、

私「えっと…なんか変な人に夜道で痴漢にあったみたいで、
怖いからって話し相手になってた。もう大丈夫。」

なんとか無理やりごまかした。
もう外は明るかった。

会社に行く前に少しでも寝ようと思ったが全然寝れない。
だめだ、心配過ぎてどうしようもない。我慢できない。
さっき妹に「もうこのことには触れないで」と言われたが、
そんなわけにはいかない。せめて家に帰れたかどうかだけでも知りたい。
そう思い、メールをした。

「大丈夫？家には帰れた？今日は仕事行くの？」

すぐに返事が返ってきた。

「おはよー☆昨日は少し早く家帰れたから、睡眠ばっちし！
今日も一日頑張るよ♪♪」

え！？忘れるってそういうこと！？え！？強がり！？
メールだけじゃわかんない！朝早いけどもういい！
そう思い、妹にその場で電話をした。

私「もしもし！」
妹「お姉ちゃんおはよー（←完全に寝起き声）」
私「え？え？寝てたの？」
妹「当たり前じゃん～。どしたの？いきなり」
私「…強がり？」
妹「？　強いて言えば眠い！」
私「いや、そうじゃなくて…」

私はこの場でようやく気付いた。
私がずっと妹の声だと思っていたアレは、妹じゃない。

すみません、規制にひっかかってました。
しかも長文ですみません。もう終わります。

言い訳だが、妹は喉が弱い。すぐに声がガラガラになる。
しかも電話越しだし、泣き声ばっかりだから。まさか妹の声じゃないとは思わなかった。
パニックっていうのは本当に怖い。妹の声さえ間違えるなんて。。
腰が抜けて泣き出す私に、次は本物の妹がパニック。

こうして整理して書きだすと、馬鹿丸出し…。
今思えば、どうして電話がつながってるときに警察に電話しなかったのk、とか。
むしろ声で気付けよ、とか。

いろいろ思ったんだが、人間いざというときには判断力というものが
まったく無くなるということが分かった。

いまだに、一体彼らは何が目的だったのかわからない。
結局あの電話番号の相手は誰だったのか？
一応調べたが、私たちの知り合いの電話番号ではなかった。

怖いのは、向こうの男たちが、私たち姉妹の名前を知っていたこと。
その時は、妹が言ったんだくらいにしか思っていなかったけど。
あれ以来、家の電話は非通知拒否。
先週の出来事だが、ほぼ毎日深夜に非通知の着信履歴が残っている。

なんかあまり修羅場っぽくなくてすまん。
電話の最中、私の頭の中が修羅場でした。

姉妹の名前知ってたのがすげぇ怖いね
知り合いの可能性があるわけだし

まじで狙われてたらこわいよ
相談オススメ
深夜に電話掛かってくるってので相談できるのかな？

要するに、妹を騙って、妹が酷い目に遭わされたのはそいつのせいだと
電話の女に復讐させようとしているんだよね？

電話会社に残っている履歴を調べたら誰が電話しているか解るんだから
どうして警察に行って相談しないのか、心底理解できない
そのうち本当に妹が…ってことになっても知らないぞ

家の電話番号と姉妹の名前を知っている
電話行為強要されかけていて、電話を置いたときに録音しようとしていた可能性もある
特定の誰かへ嫌がらせを頼まれている
毎日深夜に非通知着信が続いている

十分警察相談物件です
親に話しを通して父親と警察にいっておいで