東工大の女性枠とか東大の女性教授大量採用とか、未だに本当にモヤモヤする。

東工大の女性枠とか東大の女性教授大量採用とか、未だに本当にモヤモヤする。

若い世代、特に理系なら女性優遇の実態を知っている。
ゼミでも何でも女性枠が現実として存在する事実はある。
女性というだけで機会が多く与えられる。
産業界でも女性率を高めることが正義のようになっている。
その為、女性というだけで就職が有利になる。
女性というだけで昇進に有利になる。

女性というだけで、女性というだけで……

二世代は前の連中の責任を強制的に取らされて、男性が女性を助ける事は強制されても
女性が男性を助けるのは「男社会の事は男でやれ！」と一蹴されて、ただただ割を食うだけの世代は辛い。

多分自分らや少し下の世代が後々社会で力を持つ様になると、女性性をシャドウバンしていく陰湿な差別が蔓延ると思っている。
思想を形成していく時期に『優遇されている側の性』から「お前達は差別者・性犯罪者予備軍の側の性だ」と抑圧される体験は
現在進行系で強いミソジニーを育てさせられていると痛感させられている。

「男女平等」が実際には「女尊男卑」であり、社会的に不利な実感を体験すると、理想論だけでは生きていけなくなる。
女性差別の解消には兆円単位の予算が投入されているにも関わらず、男性差別の解消は「人権問題」として雑にまとめられ
必ず女性も受益対象として含まれる一方で、女性のみを対象にした公的予算は男性が受益対象になることを禁止されている。

若い男であればただそれだけで、本人が女性差別を一切していなくても、するつもりも無くても
過去の男がやってきた罪を原罪として押し付けられ、税金をむしり取られ、そして還元されない事実がある。
これは端的に言って異常だし、差別そのものだと思っている。

義務、責任、配慮、社会的重圧、徴兵される恐怖などの重荷を背負わされて、その上で報われず
何もせずとも女性には犯罪者予備軍扱いされて警戒され避けられ、「先制攻撃」という形で一方的に加害される事すらある。

男性というだけで、男性というだけで……

でもこれは両方の立場に言えることだけど、優遇されてることって自分じゃ案外気がつけないんだよね。
それが当たり前だと思ってるから。

それでも体感では、月に一度の体調悪い日が無いぐらいしか良い所無いよ。
寧ろ当日申請でも特に文句言われない特別休暇が、有給とは別のがあって、自分が体調悪い日はちょっと羨ましいとすら思ってしまうよ。
自分は胃腸も弱いし過去の事故で腰もやってるし偏頭痛もあるから、仕事にならない様な日でも無理矢理仕事してて辛いよ。
夜道は少年時代にカツアゲされたり、輩みたいなのに因縁付けられて殴られた経験あるから、男性でも普通に怖いよ。暴力が怖くない人間なんていない。
仕事してて結果出して査定上げても管理職割合云々で平凡な同僚女性が出世していくのを見ると、さすがに辛くなるよ。

一番の差別だと感じるのは、こういう愚痴を吐いても「男は！男が！これだから男は！」と叩かれるのが容易に予想出来てるのが苦しいよ。
だから現実では言えずにネットに吐き出すしか無くて、病んでるなって自覚あるけど止められないのが心底悲しいし虚しい。

ガラスの天井ならぬ鉄の地下室に押し込められてる気分だ。