【闇を感じる】私「あなたや同僚さん達の飲み会に参加してみたいな」彼「いいよ」→とんでもない光景を目にする事に…

同棲してた元カレに冷めた話。
元カレはちょっとした会社の役職者だったので接待などでちょくちょく飲みに行くことがあった。
ある時、元カレから以下のような愚痴兼相談をされた。
「同僚や部下が給料日前になると食事に誘ってくる。
数人で食事に行き会計になると、皆そそくさとその場を離れ俺に全額払わせる。
後から陰で、給料日前で金なかったからマジ助かったわー、あの人使えるよな（笑）などと言われているらしい」と。
聞いてた私もさすがに腹が立って、もう同僚達に誘われても食事に行かない方がいい！と言った。
しかし元カレは
「立場上、毎回断るわけにもいかないんだよな。
多分あいつら、接待で俺が金出してるのを見てて勘違いしてるんだと思う。
接待は会社から金が出るけどそれ以外は俺の自腹なのにその区別が分からないんだろう」
要は、同僚や部下は元カレが接待で数万円の支払いをしてるのを元カレのポケットマネーで払っていると思っていて、あいつ金あるから奢ってもらお！とタカっているだけ。
断りたいけどなかなかそうもいなくて悩む元カレに同情したり、一緒に対策を考えたりしていたある日の事。
元カレの部下に近所で会って、突然謝られた。
「毎回元カレさんを遅くまで連れ回してしまって申し訳ありません。
それに支払いも毎回元カレさんがしてくださって…
自分達にはいくら言っても一円も払わせてくれないんです」
って言われてビックリ。
元カレから聞いていた話とずいぶん違う。
その場では、気にしないでくださいとやり過ごし帰宅。
後日、元カレに、私もあなたや同僚さん達の飲み会に参加してみたいな…と言ったら快くOKしてもらえた。
で、初めて参加した元カレと同僚や部下との飲み会でとんでもない光景を目にする事に…

一回切ります。

382続き。

食事会開始早々、元カレが食べ物や飲み物を頼みまくる。
その時は五人しかいなかったのに、テーブルに乗り切らない料理は床に置かれ、飲み物も飲み切る前から次から次へと注文。
周りが「こんなに食べれないですよ」と断るも
「いいからいいから！足りないよりマシでしょ！」
と強引な元カレ。
挙句、車で来てるから酒は飲めないと言う部下に
「代行代払ってやるから飲めよ！」
と強引にビールを飲ませてた。
帰りになって大量に余った料理を店に頼んでお土産に包んでもらい、それ以外にも新たにお土産用に料理を注文し参加者に配った。
車で来た部下には代行のお金だと言って一万を渡して
「釣りはいらないよ。残りで嫁に何か買ってやんな」だって。
帰りに皆が「お金払いますから」と言ってくれるも
「そういうのホントにやめて！これで明日からまた皆が頑張ってくれれば俺にはそれが十分恩返しになるからさ」
と、気前よく五万円程支払って店を出た元カレ。
周りが恐縮しちゃって見てて可哀想になるくらいだった。
そして帰りに私と二人になった途端
「見たか？！あのコジキっぷりを」
「よく人の金であそこまで飲み食い出来るよな」
「人として見てて恥ずかしい。
だけどあんなやつらでも一応仲間だから俺が面倒見てやらないと」
と他にも罵詈雑言の嵐。
私は思わず
「いやいや、あなた自分一人で料理頼んでお会計も皆に払わせないで無理やり自分で払ってたよね？誰も勝手に料理頼んだりお会計時に逃げ出したりした人いなかったよね？」
と言ったら元カレダンマリ。
「もう二度とあんな食事会はやめて。周りも困ってたよ。」
と注意したら元カレ突然キレ始めた。
「うるっせぇ！これが俺のストレス解消法なんだよ！気付けよ！ばーか！！」
元カレ曰く、皆に無理やり食事をおごり、それを
「皆俺にたかってる！」
「俺は悲劇のヒロインなんだ！」
「あんな最低なゴミ共に食事を与えてやる俺って何ていい人間なんだ！」
って脳内変換して相手をボロクソにこき下ろすのが最高のストレス解消になるんだって。

冷めたなんてもんじゃない。
人として有りえない。
軽蔑以下の存在になって速攻で別れた。