アメリカ人の恋人を迎えにいった結果

※インターホン

？？？「はい」

僕「こんにちは。シュウです。会う約束はしてないんですが」

？？？「シュウ！ホントに！？まってて！！」

レベッカ「シュウウウウウウウウウ！！！！」ガシ

僕「レベッカ！？」

レ「シュウ！久しぶりね！」

僕「久しぶり……ずいぶん大きくなったね！」

レ「そうかしら？」

僕「前は首からぶら下がってたのに」

レ「私も大人になったのよ」

僕「すっかり立派なレディだね」

レ「私学校でもモテるんだよ」

僕「すごいな！もうボーイフレンドはいるの？」

レ「……え？シリアス？」

僕「へ？」

レ「とにかく中に入って！」

僕「うん、ありがとう。ねえ、アレックスはどこ？」

レ「……アレックスなら買物行ってるよ」

僕「そうか、他のみんなは？」

レ「お父さんは仕事。お母さんは……今寝てる」

僕「……キャシーに何かあったの？」

レ「マム……起きてる？」

キ「ええ。誰か来てたの？」

レ「誰が来たと思う？当ててみて！」

キ「そうねぇ、シュウが来たのかしら？」

レ「えー！？何でわかったの！！？？」

キ「あなたの嬉しそうな声を聞いてればわかるわ。シュウ、そこにいるの？」

僕「お久しぶりです」

キ「久しぶりね。こんなかっこうでごめんなさい」

僕「いえ……その、体調が優れないんですか？」

キ「やあねぇ、ただの風邪よwwwみんなが心配してるだけwww」

僕「なんだ、そうだったんですか。安心しました」

キ「ところで今日は突然どうしたの？」

僕「アレックスに……携帯の充電器を届けに来ました」

レ「え？それだけのために！？」

キ「フフフ。アレックスが来るまで時間があるからお茶でもいかが？」

僕「あ、そのままで！僕にできることならしますから、何でも言ってください！」

キ「そう？……それじゃあ」

レ「……」

キ「レベッカと遊んであげてくれる？」

レ「ヽ(＊>∇<)ﾉOh！マム！」

レ「シュウがいなくてとても寂しかった」

僕「Oh,レベッカ……ごめんね」

レ「あ、そうだ！ちょっと待ってて！！」ﾃﾃﾃー

僕「？」

レ「メーリークリスマス」

僕「え、クリスマスプレゼント？」

レ「シュウのために用意しておいたんだ」

僕「ありがとう、レベッカ。開けてもいい？」

レ「うん！」

※黒地のかっこいいエプロンが出てきました

レ「シュウ、お菓子作りが好きでしょ？だからエプロン」

僕「ありがとう、かっこいいエプロンだね！大切にするよ」

レ「またチョココーンつくって欲しいな」

僕「オッケー」

ア「ただいまー」

レ「……」

ア「レベッカ、ただいまー。って、なんでシュウがここにいるの！？

僕「久しぶり」

ア「久しぶり、って、なんで！？」

レ「……アレックスも知らなかったの？」

ア「え、住所とか知らないよねどうやって来たの？」

僕「電車とバスを乗り継いでこの町まで来て、楽団のおばさんの車で送ってもらったよ」

ア「そうなんだ。……じゃなくてなんで来ちゃったの！？」

僕「そんなのお前を愛してるからに決まってるだろうが！」

レ「……」ﾃﾃﾃﾃ

キ「Oh, ジー……」

ア「ちょ／／／　まだ誰にも言ってなかったのに……」